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いよいよ御柱ムードの高まった諏訪地方を回ってみました。 原村の八ヶ岳農業大学校当たりが上諏訪の「御柱出発の地:綱置場」です。先日3月11日に伐採された上社の御柱8本は、枝をはらったりして皮は剥かずここに運ばれて来るはず。そして上社の御柱は皮がついたまま曳行されます。上社は伐採が寒い時期であり、樹皮も凍っていて剥けない、日数も少ないから剥けない・・・と聞いたことがあります。でも今立ってる前回の御柱の皮は剥かれています。いつの時点で、何処で 剥くのか今度聞いてきます。(hiroさん、分かったら教えてください) まだ御柱が来ていない「綱置場」を後にして、御柱街道を茅野市街地に向かって下っていきます。途中には難所の大曲もあります。あれ?もう法被を着た人達があちらこちらに集まっています。途中には大型バスも。どうやらこのバスがあっちこっちに出てきてる法被姿の人達を乗せてどこかに行くようです。きっと打ち合わせや、下準備でしょう。 ここから諏訪の下社の方へ行って、帰りに上社の本宮により前回の御柱を見てきました。 諏訪大社・上社 本宮一の御柱・・・皮は剥けています。 諏訪大社・上社 前宮二之御柱 朝見かけた人達は、総合打ち合わせと曳行の下見でした。 黄色いタオルを巻いた人は、私に色々聞かれて記念写真に遅れそうです。走っています。ごめんなさい。以上が上社の今日の様子です。 では下社の方はどうでしょう。下社の御柱は上社と違って昨年の5月に東俣国有林で伐採されています。この時1本が折れてしまい、新たに見立て後日伐採されたそうです。下社はこの時点で枝をはらい、皮を剥き伐採終了となるそうです。これは皮を付けたまま1年おくと節が出てしまうからとか。御柱を伐採した切り株には、小さな苗 木が植えられます。以前主人が写真を撮ってきたんですが、古くてみつかりません。 今日はその御柱が置かれている「出発の地:棚木場(たなこば)」に行ってみます。昨年11月からここに置かれているはずです。 木落し坂の下を通り、細い山道を登ります。クネクネした細いこの道を曳行して木落坂の上まで運ぶのも大変なことです。登るにつれて、両側の雪も多くなって来ました。棚木場には御柱を見ようと次々人が訪れています。 綺麗に皮をむいてある下社の御柱 目通り周囲が3・3メートルと一番太い「秋宮一之御柱」。 秋宮一の次に大きな春宮一之御柱は目通り3.02で年輪より樹齢166年と判明したそうです。 ではまた今来たクネクネ坂を下り、今の木落し坂をお見せしましょう。 木落坂には中継用の屋台や合図を出す屋台がすでに組まれ、斜面は先日の雪に半分覆われています。 ここで後追い綱を斧で切るタイミングを見て、白旗が上がったら斧で綱を切り、御柱が木落坂を落ちてゆきます。 直下の坂が斜度35度で15m、25度の斜度で60m、国道142号線まで水平に10mと85cmを一気に御柱は落ちていきます。そして下方の河川敷は人、人、人で埋め尽くされます。2004年の木落しの様子 以上が下社の今日の様子です。 もっと詳しい曳行・木落とし・建て御柱の日程と2010年御柱紀行が続きます 御柱祭公式HP
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いよいよ御柱ムードの高まった諏訪地方を回ってみました。
原村の八ヶ岳農業大学校当たりが上諏訪の「御柱出発の地:綱置場」です。先日3月11日に伐採された上社の御柱8本は、枝をはらったりして皮は剥かずここに運ばれて来るはず。そして上社の御柱は皮がついたまま曳行されます。上社は伐採が寒い時期であり、樹皮も凍っていて剥けない、日数も少ないから剥けない・・・と聞いたことがあります。でも今立ってる前回の御柱の皮は剥かれています。いつの時点で、何処で 剥くのか今度聞いてきます。(hiroさん、分かったら教えてください)
まだ御柱が来ていない「綱置場」を後にして、御柱街道を茅野市街地に向かって下っていきます。途中には難所の大曲もあります。あれ?もう法被を着た人達があちらこちらに集まっています。途中には大型バスも。どうやらこのバスがあっちこっちに出てきてる法被姿の人達を乗せてどこかに行くようです。きっと打ち合わせや、下準備でしょう。
ここから諏訪の下社の方へ行って、帰りに上社の本宮により前回の御柱を見てきました。
諏訪大社・上社 本宮一の御柱・・・皮は剥けています。
諏訪大社・上社 前宮二之御柱 朝見かけた人達は、総合打ち合わせと曳行の下見でした。
黄色いタオルを巻いた人は、私に色々聞かれて記念写真に遅れそうです。走っています。ごめんなさい。以上が上社の今日の様子です。
では下社の方はどうでしょう。下社の御柱は上社と違って昨年の5月に東俣国有林で伐採されています。この時1本が折れてしまい、新たに見立て後日伐採されたそうです。下社はこの時点で枝をはらい、皮を剥き伐採終了となるそうです。これは皮を付けたまま1年おくと節が出てしまうからとか。御柱を伐採した切り株には、小さな苗 木が植えられます。以前主人が写真を撮ってきたんですが、古くてみつかりません。
今日はその御柱が置かれている「出発の地:棚木場(たなこば)」に行ってみます。昨年11月からここに置かれているはずです。
木落し坂の下を通り、細い山道を登ります。クネクネした細いこの道を曳行して木落坂の上まで運ぶのも大変なことです。登るにつれて、両側の雪も多くなって来ました。棚木場には御柱を見ようと次々人が訪れています。
綺麗に皮をむいてある下社の御柱 目通り周囲が3・3メートルと一番太い「秋宮一之御柱」。
秋宮一の次に大きな春宮一之御柱は目通り3.02で年輪より樹齢166年と判明したそうです。
ではまた今来たクネクネ坂を下り、今の木落し坂をお見せしましょう。
木落坂には中継用の屋台や合図を出す屋台がすでに組まれ、斜面は先日の雪に半分覆われています。
ここで後追い綱を斧で切るタイミングを見て、白旗が上がったら斧で綱を切り、御柱が木落坂を落ちてゆきます。
直下の坂が斜度35度で15m、25度の斜度で60m、国道142号線まで水平に10mと85cmを一気に御柱は落ちていきます。そして下方の河川敷は人、人、人で埋め尽くされます。2004年の木落しの様子
以上が下社の今日の様子です。
もっと詳しい曳行・木落とし・建て御柱の日程と2010年御柱紀行が続きます
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