カテゴリー : デジカメ日記塩麹
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May 02, 2012
雨の一日
結局一日雨でしたね。野鳥ガイドでお客様と出かけた主人は、天気図を見て今朝は茅野方面に行ったそうです。午前中は雨も降らず、沢山の夏鳥に会えたそうです。良かった、良かった。
私はペンションでお客様を迎える準備と、色々な仕込みをしました。酒用麹で作った塩分濃度10%の低塩昆布塩麹ができたので、それでドレッシングを作り、肉・魚などの漬け込みように味噌用黄麹を仕込み始めました。
雪下人参もそろそろ出荷が終わるそうなので、水俣の新 タマネギと津南のコシヒカリ少々と一緒に煮込んで、雪下人参ポタージュをタップリと作りました。甘みが強いので、お客様からはカボチャは入っていないのですか?と聞かれます。今夜もカプチーノ仕立てでお出ししました。
いつも野菜を持ってきてくれるおばさんが、急に入院してしまったそうで、ほうれん草がおおきくなってしまったのでとご家族が届けてくれたそうです。大きくても柔らかなほうれん草。食べきれないので新鮮なうちに早速茹でました。大きなお鍋で2回も茹でました。冷水で色止めして、ほうれん草ピューレに。明日ポテトのポタージュと松の実も合わせてもう一度ミキシングして「ほうれん草&ポテトポタージュ」になります。ちょっと松の実を入れるだけで美味しさが倍増。
昨日タップリ降った雨は、木々や花々を活性化させ、今日は梅雨とは思えないさわやかな快晴となりました。
横浜から来た友人と、車山・霧ヶ峰・八島湿原へと行ってきました。車山の肩のレンゲツツジは盛りを過ぎた所もありますが、コロポックル小屋の裏手から続く車山湿原は、まだまだ綺麗に咲いてました。
でも今年はコバイケソウはほとんど咲いていず(この花はとても栄養が必要で何年かに一度咲く)、レンゲツツジの花付きも悪いのか、昨年のような真っ赤に咲き誇る 風景を知っていると、ちょっと寂しい気がしました。
2011年6月30日のレポート
また、ここに来るまでの道すがら、切り倒されたレンゲツツジも多数見ました。なぜ?なぜ?と思ったのですが、
●霧ヶ峰の歴史は、草刈りをして維持されてきた草山の歴史。先人が残した偉大な人と山との関わりは非常に大事なもの。それを残していくのが、霧ヶ峰の歴史
●森林化に伴って絶滅のおそれがある。貴重な植物を残すために森林化を防がなければいけない
●草原を守る場所、森林化させる場所の議論をすることが必要
●レンゲツツジの面積が大きく拡大しており、レンゲツツジは森林化を促進している要素でもある。一方で、レンゲツツジは観光資源にもなっている。
以上は霧ヶ峰の保全再生に関する資料のほんの一部ですが、そんなことからレンゲツツジが減らされたところもあるそうです。
本来の姿を守ること、観光資源として維持していくことが相反しているのが現状なのでしょうか。
八島湿原は多くの人が訪れていました。池塘に映る青空も映えて、木道沿いにはグンナイフウロ、イブキトラノオ、アマドコロ、ネコノメソウ、トリアシショマ(まだ蕾)等がヒオウギアヤメなどが咲いていました。
グンナイフウロ
車山スキー場の池には可愛いカルガモの親子が泳ぎ、イブキトラノオやキンバイソウが咲いていました。