カテゴリー : 野生動物
このカテゴリーの登録数:50件 表示 : 1 - 10 / 50
Jul 26, 2012
蝶々な1日
朝起きると主人が「オオムラサキが来ているよ」と教えてくれました。ダイニングの窓に張り付いて、なんだか排泄物で硝子を汚しています。羽はしっかりと閉じて、綺麗な紫色は見られません。
お客様がチェックアウトした後に、車山、霧ヶ峰に行きました。ニッコウキスゲも咲いているようだし、今日がいける最後のチャンスです。
富士見台や車山の肩の電柵の中には沢山のニッコウキスゲが咲いて
いました。でもやはり電柵が自然の風景を異質なものにしています。でもこれで囲わなくてはニッコウキスゲは全部鹿に食べられてしまいます。どうすることが自然なのか、どっちが自然を守ることなのか、いつもここのニッコウキスゲを見ると考えさせられます。
ここへ来たら必ずコロポックルのボルシチ。今日も温かなパンも美味しく、アイスミルクココアも「いいね!」です。
午後からは静けさを求めて場所を移動。人っ子一人といない湿原は、車山肩の賑やかさがウソのように静まりかえり、沢山の蝶が迎えてくれました。それにアザミやホタルブクロ、ウツボ草等いつも見る花たちですが、今年はなんて色鮮やかなのでしょう!!その中を蝶が飛び交っています。主人が鳥撮りの間、私は蝶撮りでもすることにしました。
最初に出迎てくれたのはモンキチョウ。
モンキチョウ
モンキチョウは気温に対する適応性があって、北から南まで、低い所から高山まで生息しているそう
数多く乱舞しているのはアサマシジミかヒメシジミか?似たシジミ蝶が多く、わたしには良く違いが分かりません。後日専門家に見て貰い、このブログを写真を書き直しています。
アサマシジミ(絶滅危惧種2に指定されている)
上の羽の一番内側の黒班を見ると5番目が長楕円
ヒメシジミ(準絶滅危惧種に指定されている)
上の羽の一番内側の黒班を見ると5番目がほぼ円
蝶の同定は素人の私にはとてもも難しく、間違っているかもしれません。もし詳しい方で、間違いや蝶の名前が分かる方に教えていただけると嬉しいです。専門用語は分からないので、とても素人的書きをお許しください。
Jun 07, 2012
久々のアルル
毎日クルミは無くなっていましたが、いつ来ているのか見かけなかったリスのアルル(何代目でもあるびおんに来るリスはアルルという愛称です)。今日はゆっくりとベランダの手すりでクルミを食べていました。電話をしながら見ていたら、食べ終わるともう一度窓辺までやってきて、クルミを一つテイクアウトして帰って行きました。
フジバカマ、ヒヨドリバナ、アザミなどが咲くこの季節アサギマダラがひらひら綺麗です。
このアサギマダラはまだ謎が多い蝶です。他の蝶は羽化後1週間くらいで羽がボロボロになるに、1000キロも2000キロも飛んでもそのまま。こちらで生まれたアサギマダラは秋に南下し、南で生まれたアサギマダラが来春北上する。別の個体が移動するのにだれがそれを教えるのでしょう。そしてあんなに綺麗なアサギマダラには食草であるガガイモ科の植物やフジバカマなどの毒・アルカロイドを保ち、鳥などを寄せ付けずに身を守っているのです。
長い旅を得意とするアサギマダラは、ふわりふわりと軽く飛び、空に向かうと上手に上昇気流をとらえるのか、あっという間に高い所へと行き見えなくなります。