カテゴリー : 地震
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Jun 02, 2011
えっ、震度5強!!
旅行の後片付けをしていたときで、11時33分頃テレビから地震速報が。十日町震度5強と出ています。これでは昨日までいた所も激しい揺れのはず。急いで津南に電話をしました。やはり激しい揺れで、お婆ちゃんはとても恐かったそうです。「また食器われました?」と聞くと「今回は大丈夫です」とのこと。そういえば開き戸は紐で止めてありましたものね。
今回津南のお宅で食事を頂く度に、これも山梨から来た食器、これもおそろいでとても便利なの・・・と送った食器が有効に使われていてとても嬉しかったのです。
それにしても今日の地震は3月12日の余震だとか。もういい加減にして・・・と地元の皆さんは思っていることでしょう。とにかく今回津南では大きな被害が無くてホッとしましたが、ニュースで見ると十日町では折角片付けた家の中がめちゃくちゃだったり、昨日直したばかりの家がまたひび割れていたり・・・本当にお気の毒です。
May 22, 2011
映画「ミツバチの羽音と地球の回転」
映画「ミツバチの羽音と地球の回転」
を観に行ってきました。震災直後の3月14日に「祝の島」を見て、こんなにも長いあだ原発反対を訴えていた島があったことを知り、そしてまた今回の映画の中で祝島が原発に反対しながら、エネルギーの自給自足をもしたいと望んでいることもえがかれています。島の生活はありとあらゆる事が素朴でありながら理にかなっていること、合理的でもあることに驚きます。一方、北欧のスウェーデンのエネルギーの取り組み方にも学ぶべき物があり、日本でも、いえ山梨でも色々考えられる気がします。
行きは大雨だったのですが、映画が終わる頃には雨も上がり明るくなってきました。長坂町から小淵沢町への帰り道は、柔らかな緑に覆われた道を走ってきました。緑が多く、八ヶ岳も見られ、車もほとんど走っていない大好きな道ですが、この素朴だった道が今は広く舗装され、縦横にこれまた立派な道路と綱って行くようです。雨で一層瑞々しくなった若葉や池の畔に咲くポピーを眺めながら、不必要な道路でこの自然を壊したくない、放射能や化学物質で汚染したくないという思いで胸がいっぱいになりました。
May 11, 2011
Mar 25, 2011
ポイントで義援金
やたらにあるポイントカード。それにネットで予約したり、買い物したりのポイント。知らずに貯まっているのに、何かに替えるわけでもなく埋もれていませんか?
それが今、義援金として使えます。
早速カードを並べ、ネットで調べてみました。僅かなポイントもあれば、思いがけずに貯まっていたポイントもあり、ネットで寄付できるものは寄付しました。
意外とポイントって放っておくものです。放っておけば企業が得するだけです。皆さんもこの際カードやネット会員のポイントを整理してみませんか?
JALマイレージ
ANAマイレージ
yahoo ポイント
セゾンカード 永久不滅カード
ローソンポイント
楽天ポイント
義援金詐欺も横行しているようです。上記のサイトもご自分で納得するまで確認してくださいね。
掲載の絵は蓼科の水彩画家・片田好美さんの最近作「クリスマスローズ・セミダブル」です。
とても癒されますね。
Mar 16, 2011
Mar 14, 2011
省エネ調理
省エネのため、今のわが家の暖房はできるだけ旧式ストーブです。結構石油の消費が少なく、上でお湯を沸かしたり、煮炊きができますので一石二鳥です。
子供さんがいると、上に載せたやかんやお鍋で火傷する心配がありますが、今のわが家なら大丈夫。
今日はこれでジャムを煮ることにしました。地震の事で頭がいっぱいでしたが、リンゴ、文旦、みかんとジャムにする材料がいっぱいあったのです。まずは今日は文旦の皮をたっぷりのお湯で茹でることに。
お夕食の具だくさんみそ汁も、ストーブで大根、ゴボウ、人参、ジャガイモ、タマネギが柔らかに。勿論お出汁はたっぷりの昆布です。これにアゴ出汁、干し椎茸の粉。昆布も柔らかなので、若い娘に食べさせます。若い人ほど放射線の影響が大ですから、この時期なるべくヨードを摂らせます。甲状腺疾患でヨード制限されている方は、絶対に大量にヨードを摂らないでください。
元気を出しましょう!!
映画「祝の島」を見てきました。席はなるべくドアーの近くで、照明などが落下して来たらバックで頭を覆って出ようとシミュレーションしておきました。
舞台は瀬戸内海に浮かぶ山口県上関町祝島。 岩山で真水も少なく、坂道だらけで、台風の直撃を受けやすい過酷な条件の島ですが、出てきた石を根気よく積んで棚田を作ったり、風よけを作ったりし、海からの恵みに感謝して、人々は助け合い、寄り添って生きています。
1982年、島の対岸4kmに原子力発電所の建設計画が持ち上がった時以来28年間反対を続けていいます。今はもう皆さんかなりのご高齢ですが、今だ「海と山さえあれば生きていける。だからわしらの代で海は売れん」 と言う気持ちを貫き通しています。
映画は長閑な島の生活を映し、人と人とのふれあいに触れ、反対運動さえユーモラスに(だからこそ続けてこられたのでしょうが)さえ見えます。
でもかいま見えるメッセージは強烈です。「命をかけて守ったことがあるか!!」という叫び。
そして今、祝島の人々はテレビで、現実に起こってしまった事故をどんな風に見ているのでしょう?
帰ってくると計画停電の情報が入りました。
光に満ちた街、オール電化の住宅が進んでいる今、経済を沈降させない程度に企業に節電を求め、一般家庭がどの程度節電をしたら原発が無くても間に合うのでしょうか?また間に合わないのなら、原発以外にどんな手段があるのか・・・私は今それが本当に知りたいです。
映画の後、在宅緩和ケア医内藤いづみ先生と監督の纐纈(はなぶさ)あやさんとの対談がありました。この対談中、内藤先生のお話に2度大きな拍手が起こりました。一度目は甲府から長坂に来るまでも不必要なほど立派な道路がいっぱいでした。でもこれからは必要のない道路は止めて、そのすべての予算を被災地の復興に当てましょうとおっしゃったときです。本当にそうです。中部横断自動車道(長坂〜八千穂)もいりません。そして先生には、今、テレビに映る日本地図が患者さんの身体に見えるとのと。被災地が病んでいるところなら、病んでいない部分の状態を整えて、患者さんの全体の体調を整えていくのと同じで、今、私たち被害のない所に住んでいる人達が落ち込んでいないで、元気になって被災地の方々を支えましょうとおっしゃったとき、また拍手が起こりました。
本当ですね!!私も悲惨なニュースを見てばかりで、これからどうなるのだろう?原発が爆発したらどうなるのだろう?と気持ちが落ち込むばかりでした。
心は被災者の方々に寄せて、私たちはその方達の分まで気持ちを明るく持って、希望を持ってこの事態に向き合わなくてはいけませんね。
明日から第三グループになっている北杜市も計画停電に入ります。それ以外の時も節電に努め、ほんのほんの少しですが痛みを分かち合い、改めて電気の大切さを考えて見たいものです。
この未曾有の事態で、政府も与野党一丸となって国のことを考えて欲しいですし、国民も心をひとつにして(祝島の人々のように)また明るい日本が来ることを信じていきたいですね。
本当に今日は映画、対談に行けて良かったです。
Mar 13, 2011
原発 深刻
原発がもしこのまま制御できなかったら・・・と、近くの人は勿論、日本中が見つめている問題です。狭い日本、もしもの時は・・・と考えると本当に恐ろしいです。
かといってうかつに情報に惑わされてもいけませんが、自分の身体は自分で守る気持ちで、事態を見つめ、被爆に対する知識は持っているべきです。
諏訪中央病院の鎌田先生は癌の終末医療で有名ですが、チェルノブイリ原発事故以降、何度も医療支援に行かれている先生です。被爆者を多く見ていらっしゃいます。
先生は今ブログに次々載せています。きっと読んでおいて無駄はないと思います。
かまたみのる公式ブログ 八ヶ岳山麓日記
私はこれから隣町まで映画・「祝の島(ほうりのしま)」を見に行きます。瀬戸内海の小さな島が長年原発反対をしてきたドキュメンタリーです。私はこれほど電気が必要としている今、原発がなかったらどうなるか具体的な知識もなく、無くて済めば無い方が良いに決まっているけれど・・・位しか分かりません。だから色々知るためにこの映画も見てみようという気持ちでしたが、奇しくもこの事態の中この映画を見ることになってしましました。
お近くの方、興味がありましたらお出かけ下さい。
今日は1回目と2回目の間に在宅緩和ケア医内藤いづみ先生のと監督の纐纈(はなぶさ)あやさんとの対談もあります。
1回目13:00〜 2回目16:00〜
長坂コミュニティホール
当日券1200円
Mar 12, 2011
大変な事になりました。
日本が大変なことになりましたね。
朝まで停電だったので、電池が切れないよう時々携帯カーナビでテレビを見るだけで、後はポータブルラジオの情報だけでした。
思えば前回ブログを書いた9日にも地震があって、それが前兆だったんですね。
一晩、それも電気だけが途切れても不安と不便な思いをしたのに、今被災地では家もなく、ライフラインがすべてとまっていると思うと、寒い季節、寒い地方だけに一層胸が痛みます。
原発も刻々と深刻な事態になっています。
色々な国が支援を申し入れてくれているようです。こんな時、見栄も体裁も捨てて、多くの支援を受け入れて、一刻も早く救援、復旧をして欲しいです。
1人でも多くのかたの命が助かり、一日も早い復興がなされることを祈ります。
今日は改めて一年前の事思い出そうと思います。一晩停電の中でお客様と家族とで過ごしたあの夜のこと。そしてその中でカーナビのテレビやラジオから入ってくる地震と津波の被害状況に身震いしたあの日のことを忘れてはいけないと思います。震災の翌日に停電から解放され記した日記です。2011.03.11