Feb 18, 2012
Lemon Cinnamon
今日は蓼科ハ−バルノートにて「レモンという果実 シナモンという木の皮」のお勉強です。
レモンの精油はお肌にも体にも良いことが多く、私の精油ボックスに欠かせないものです。香りもだれにも受け入れられる香りで、私は香りで迷ったら柑橘系にするのです。浄化作用、抗ウィルス作用もあるので、この時期良いですね。
食べ物としてのレモンもいつも身近にあるものですが、それだけに使い残しを無駄にしてしまうことも多いものです。防かび剤など使っていないものを選ぶので、すぐにかびてしまうのです。この残りは冷凍して保存し、おろし金で氷ったままおろして使うと良いとか。なるほど!!それなら皮のリモネンが良い香りを放し、白いワタや袋も一緒におろされ、動脈硬化予防に効くビタミンpも無駄にならず良いことずくめ。早速このアイデアはいただきましょう。
シナモン、これもこの時期欠かせません。殺菌力はどの精油より強く、血流を良くし体を温めてくれる効果も抜群です。
スパイスとしてもこの時期の果物・リンゴとの相性も良く、ホットミルクやチャイにも欠かせません。
今日の最後のおやつもまたレモンtシナモンを使った素敵なお料理でした。ホットワインだとみんな車を運転して帰るので、ブドウジュースのホットにシナモンなどスパイスが入っていました。プレートにはレモンを絞ったドレッシングのグリーンサラダと塩麹鶏肉とポテトなどを和えたものがのった「ブルスケッタ」とレモンケーキ。どれも美味しく頂きました。
最後に以前オレンジとレモンでポマンダーを作ったのですが、そのレシピを載せておきます。
ポマンダーとは(ポマンダーという名前は、pomme・りんごとambre・琥珀色のから) 中世のヨーロッパでは疫病が流行し、そのころは、香りは空気を浄化する、邪気を払うと考えられ、恐ろしいペストの疫病予防や魔よけのためにこういったポマンダーを身に付けたりしました。今ではクリスマスの頃、林檎の他柑橘系の果物で作り、ツリーに飾ったり家の中に魔よけとして飾ります。上手に出来たポマンダーは何年も腐ったり、かびたりしません。丁字などのスパイスの防腐効果が効いているからです。オレンジポマンダーの作り方
- 出来たときリボンをかけるようあらかじめオレンジに十文字にセロテープを貼る。
- セロテープを貼っていない部分にクローブ・丁字(先端につぼみの付いているもだけを使う)をさしていく。(先に竹串で穴を開けても良い)
- ポマンダーパウダーを作る。 今日はシナモン、カルダモン、ナツメグ、クローブのパウダーをビニール袋の中でよく混ぜる。
- この袋の中にクローブをさしたオレンジを入れてまんべんなくまぶす。
- これを通気性の良い紙袋に入れて、風通しが良く涼しい所で堅くなるまで乾燥する。(1,2ヶ月)
- 今回は気温も高いので、毎日一回はポマンダーパウダーをまぶそうと思います。
- できあがったらリボンをかけてかざります。
- レモン、リンゴでもでも作ります。
下の写真は作ってから数年たったポマンダーです。もう香りはありませんが、腐らずに残っています。
これが途中で腐らず、カラカラに乾燥してポマンダーになり、こうして何年も持つのはシナモンなどのスパイスの抗菌力によるものです。凄いですねー。
おまけ
丁字が少し残りました。これにマンダリン(ミカン科の常緑樹)とレモンの精油を数滴垂らし、ポマンダーパウダーを少しまぶし、瓶で1週間ほど熟成させてポプリポットに入れてみます。上のオレンジポマンダーが出来るまで即席ポマンダーで香りを楽しみます。
スノーシューガイドツアー
今日のお客様はウィンドスター八ヶ岳さんのガイドで、入笠山スノーシューを楽しんでいらっしゃいました。マイナス13度!(正午)ですが、雪はパウダースノーで最高のコンディションの中で楽しんでいらしたようです。ランチはロングベンチで楽しく・・・良いですねー。最後は八ヶ岳も顔を出したようですね。 写真はウィンドスター八ヶ岳さんの提供です。
鶏肉と温野菜の塩麹和え
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今日は沢山の野菜とキノコを仕入れてきました。
出かける前に塩麹漬けの鶏もも肉を、水からお鍋に入れてゆっくりと加熱。じっくりと50℃〜60℃付近を通ると、塩麹が働き美味しい成分が増すそうですから。沸騰させずに手前で火を止めて、鍋カバーで保温しておきました。炊飯器による低温調理でも良い。帰ってきたときには柔らかな茹で鳥と甘みのある良い鳥スープがでていました。
では、この茹で鳥を使って一品。
鶏肉と温野菜の塩麹和え
材料
塩麹漬けの鳥もも肉 セロリ 人参 長ネギ アスパラ 塩麹 好みのハーブや香辛料作り方
- もも肉の塩麹を洗わず、水からゆっくりと温度を上げて茹でる。炊飯器の保温で調理すると良い。低温調理
- 野菜は千切りにして、鳥が柔らかくなったらそこに入れ、さっと火を通して鳥と共に取り出す。
- 鳥は食べやすい大きさに切り、鶏肉と野菜の水分を飛ばし適量の塩麹と和える。
- ゆで汁はまろやかなスープなので有効利用してもう一品。わかめ&卵 トマト&ピーマン&タマネギなど上記素材とは別の具で、簡単に火の通る素材でスープを作ると栄養バランスが良いですね。
キノコの塩麹漬け
材料
エノキダケ マイタケ エリンギ シメジ 椎茸等 塩麹
- キノコは食べやすい、利用しやすい大きさに切ったり、裂いたりする。
- 沸騰したタップリの湯で茹でる。茶色いアクが出ればOK。
- 水分を良く切り、塩麹と合わせ、さめたら保存袋に入れて冷蔵庫へ。
利用法
- そのままで1品に
- 焼いた肉やソティした魚の上にトッピングしてソースに
- ニンニク、鷹の爪、オリーブオイルと合わせてペペロンチーノに
- 茹でたポテトと合わせて。
- 冷凍保存も出来、使い方色々
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ハーバルノートの講習会が終わる頃には雪がちらついていました。
やがて小淵沢も雪になりました。