ペンション あるびおん

八ヶ岳 小淵沢の小さな宿に宿泊して、静かな時間と体に優しいお料理をお楽しみください。

TEL.0551-36-4166

 E-Mail.p-albion@p-albion.jp

〒408-0041 山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3332-1157

ホワイトホース

感動の出会い カナダオオヤマネコ

カナダ旅行記17

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さて、今回の旅行は沢山の感動がありましたが、この動物との出会いは全く予想外で、奇跡的でした。
フィッシュレイクの帰り道、突然車の前をよぎった大きな動物。ガイドさんが「リンクス!リンクス!」と。
急いでカメラを向けたのですが、直ぐに藪の中に消え、この1枚だけ。でも地元の人も保護されたリンクスを見ているだけで、こんな野生のはほとんど見ていいないようです。
数が少なく、単独行動で、夜行性である事もその要因。
それにしても、強面、凄みのある目、立派な髭・・・そしてもの凄く愛らしいモコモコのお尻!!
この素晴らしい毛をまとっているが故に、昔、毛皮として使うために捉えられてしまって、数が減ったようです。

カナダオオヤマネコ(Lynx canadensis、英名:Canadian Lynx)

カナダオオヤマネコ(Lynx canadensis、英名:Canadian Lynx)


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Fish Lakeにて ICEfishing & snowshoe

3月5日 カナダ旅行記16

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夜中にオーロラを見ているため、午前中はお部屋でお寝坊したり、のんびり寛いでいますが、午後は色々楽しみがあります。
私たちはicefishing&snowshoeを楽しみました。
ランチは鮭のベーグルサンドですが、今日はお弁当に持っていき、フィシングの間にいただく事にしました。

12時30分にお迎えが来て、フィシングのライセンスや保険の申し込み書を書きます。私たちが北杜市と書いていると、ガイドのKenjiさんが「えっ、北杜市?」と。
こちらもビックリして「北杜市知っているの?」と聞くと、なんと岡山出身ですが、野球の選手で韮崎の航空学校を卒業したそうです。この最果ての地で、お互いまさか北杜市の人に会うとは。これも思わぬ出会いの一つですね。

大物釣れるかな?

さて車に乗り込み、ホワイトホースの町を抜け、ぐんぐん山道を登っていきます。私たちは北極圏用の防寒具をレンタルしてありましたが、とても重くゴワゴワしているので、オーロラを見るときも自前のダウンだけで見ていました。今日も持ってくるか迷いましたが、暖かかったので自前のダウンだけで来ました。アイスフィッシングと言っても、ロッジ近くの湖でそんなまねごとだけだと思っていたので。でもあまりにぐんぐん登るので、段々寒さが不安になってきました。主人などジャケットの下にダウンさえ着てなくて、ダウンのベストだけ持って来たようです。着いたのは標高1350mの大きな大きな、見渡せないほど大きなFishing Lakeでした。でも陽がでていたのと、風がなかったので寒さはしのげそうでした。
それにしても雄大で大らかな山々に囲まれた景色でしょう。車から降りるとしばしその景色にうっとりしていました。

ガイドのKenjiさんはソリに釣り道具など一式を積み込んで、出発の準備完了。これからこの大きな湖の中へと歩いていきICEFishingです。氷の上に雪が積もりどこからが湖だかわかりません。でも所々に氷のヒビがあり怖くなりましたが、80cmも凍っているので大丈夫だそうです。ポイントらしき所へ行くと、氷を掘る機会をだし氷に穴を開けていきます。これは凄い威力があり、あっという間に掘れますが、もう一つの手彫りの機械はいくら回してもなかなか掘れません。昨年まではこの手彫り機だけだったそうで、Kenjiさんも大変だったようです。4つの穴を開け、ジャンボ穴あきお玉で氷を掻きだし、海老を餌に付けて釣り糸を垂れます。直ぐにKenjiさんにあたりがありましたが逃してしまいました。私たちにも軽いあたりはあるのですが、食いつくほどのあたりはありません。Kenjiさんはどうしても釣らせたいようで、また離れたポイントに穴を掘り始めました。大夫冷えてきたし、もうこの景色を堪能しただけで充分でした。それにトイレも・・・。なんとトイレは湖畔の藪です。でも一番近い所でも1km以上ありそうです。主人と二人で寒いので走りましたが15分はかかりました。往復30分です。その間にKenjiさんは氷の上でたき火をたき、湖の水を沸かしアップルティーを作ってくれました。甘い甘いお茶が美味しく感じました。釣りはみんな坊主でしたが、とても気持ち良く楽しかったので満足です。

  • Fishlake

    見渡せないほど大きなフィッシュレイク

  • 80cmの氷に穴を開けています。

  • Icefishing

    この雄大な景色の中でアイスフィッシングです。

  • 雪煙を上げる週への山々

  • 犬ぞり

    犬ぞりを楽しむ人も

もう大夫陽も傾きかけていますが、これからスノーシューもするそうです。主人は野鳥カメラを持ってのスノーシューです。湖畔ではなく、ここから流れ出て、ユーコン川に注ぐMclntve Creek沿いを歩きます。直ぐに雷鳥の足跡が。目をこらして探しますが、近くにはいませんでした。
次に見つけたのは、カラスが雪浴びをした後です。足の跡も羽の跡も頭の跡もくっきりと残っています。これははじめて見ました。こんど日本でも探してみたいです。
川面に空の色が写って、夕暮れの景色がとても綺麗です。

  • 夕暮れのスノーシュー

    夕暮れのスノーシュー

  • こんなスノーシューでした。</

    こんなスノーシューでした。

  • 夕暮れの川面に名残青空写して

    夕暮れの川面に名残青空写して

  • スノーシュー&撮り鳥

    スノーシュー&撮り鳥

  • カラスの雪浴びした跡

    カラスの雪浴びした跡

  • 素晴らしい景色に感動

帰り道、突然5、6頭の馬が牧場から出てきて、こちらを気にしながらも、決まったコースなのか、仲間を気遣いながらお散歩をはじめ、しばらくお散歩すると、ちゃんとUターンして牧場へと戻っていきました。でもこの一頭だけはどんどん私たちに近づいて、他の馬たちも最初は待っていたのですが、あまりに離れてしまうので、とうとう牧場へと戻っていきました。
カメラを持つ私や主人に近づいてきたり、いくらお帰りといっても、ついてくるのです。困り果てていたら遙か遠くから牧場主が呼びました。すると今までのんびり私たちにまとわりついていた馬とは思えない姿で、さっそうと戻って行きました。
北極圏の標高1400mの地は、馬にとっても過酷でしょうが、こんなに自由に、のびのびと暮らしているなんて、幸せですね。
のどかで、温かなふれあいの時間でした。

  • 馬たちが自由にお散歩

    馬たちが自由にお散歩

  • コテで漆喰を塗ったような山と馬のシルエット

  • 寒いところなので毛もふさふさの馬

  • なついてくる馬

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オーロラって日本人だけが・・・

3月5日 カナダ旅行記15

今回の旅行のために、カナダの人なら詳しいだろうと事前にオーロラのこと聞いて貰いましたが、「えっオーロラ?」「オーロラって何?」という感じの返事が多かったとか。あまり良く知らなかったり、全く興味が無かったりだそうです。
そして一昨日、あるびおんへお泊まりのアメリカ人もオーロラにはほとんど興味を示さず。
でも、日本では子供から大人までみんな知っているし、オーロラと言えば、憧れ、出来れば見て見たいと言いますよね。私もはるばるこんな遠い所まで来てしまいました。
きっとこのホワイトホースでも、オーロラを観るために来ているのはほとんどが日本人ではないでしょうか。とは言っても町中でも、あまり日本人さえも見ていませんが、空港で見掛けた外国人はスキー(クロカン?)に来てるらしい人が多かったですし、オーロラのメッカ・イエローナイフは今年は日本人+中国人でいっぱいだそうです。オーロラツアーもこの時期毎日でていますよね。
何故に日本人はこれほどオーロラが好きなのかは、本当の所よく分かりませんが、日本にはオーロラの素晴らしさを伝える冒険家、写真家が多かったのかも知れませんね。

この日も夜空は雲に覆われています。でも、昨日よりは薄く、切れ間から星も見え、時々人工衛星も観られます。
そしてもうすぐ夜が明けちゃうよーという頃になって、急に空一面に星空が広がりました。その瞬間からきらりと空に光が動いたのです。それがオーロラでした。
そして、いくら待ってもこの日もカーテンのようなオーロラは出ませんでいた。でも明け方までも見ていられたのでこの写真も撮ることができました。そして翌日も雲が厚く、これ以上のオーロラを見る事が出来ませんでした。
でも、いっさいの物事を忘れ、広大な夜空に向かって無心に祈る・・・そんな自分がまだいたことに気づき、その時間を家族と共有できたことが、とても貴重な時間でした。

オーロラ

オーロラ

ホワイトホースの町

3月4日(金) カナダ旅行記14

ダイニングの窓の外

オーロラのみられるロッジ・カレイドロッジでは、明け方から寝て、9時頃起きてシャワー浴び、10時に朝食です。自分でパンを焼き、冷蔵庫に入っているハムやチーズをのせたり、ジャムやメープルシロップ塗ったりするので、起きてこない人も、ゆっくり出てくる人も自由に頂けます。また一寸ベッドでまどろんでいるとお昼。今日のランチはミートソースパスタとサラダ。3人だけなので、お手伝いさんがいる別荘にでもいるような贅沢な気分。
午後はロッジの方が町まで車で連れて行ってくれたのでで市内観光と町歩きをしました。


  • 簡単な朝食

    ハムとチーズ、パンとシリアルだけの簡単な朝食

  • ランチ

    ミートソースのパスタ&サラダがランチ

ホワイトホースはユーコン準州の州都。、カナダを経由してアメリカ合衆国本土とアラスカ州を繋いでいる道路・アラスカ・ハイウェイが走っています。今走っているこの道をずっと行けばアラスカなんだと思うと、何故か心がワクワクしました。この街の名の由来は、ユーコン川の急流が白波を立てていて、それが白い馬のたてがみに見えたからだそうですが、いまはその急流はダムが出来てありません。氷も割れ、蕩々とした流れと白い氷の部分とが入りまじったユーコン川を眺めていると、いつかこの河をカヌーで下りたいなんて漠然とした夢を描いていたこと思い出し、まさかオーロラをここで見るとは思ってもいませんでした。でも、今、そのあこがれていたユーコン川の畔にいるなんて・・・夢みたいな事です。私の夢はいつも忘れかけた頃、突然に叶います。カヌーは出来ないけれど。

  • ユーコン川

    ユーコン川

  • ユーコン川

    ユーコン川

  • ユーコン川

    ユーコン川

  • 外輪船・SSクロンダイク号

ここはゴールドラッシュに沸いたドーソンシティに行く中継点として賑わった町です。でもドーソンシティまでの道のりは険しくて、そこを目指してもたどり着く人は数%だったとか。河畔にはゴールドラッシュ時代に活躍した外輪船・SSクロンダイク号がおかれています。

  • whitehorseの街角

  • 街灯の灯る頃

夏はカヌーなどで賑わうようですが、今は閑散としています。今年は異常に暖かく、道路の雪も溶けて、車や町は雪解けの泥で泥だらけ。車の色も分かりません。
小さな町ですから歩いてもスポーツ用品店、お土産屋さん、キッチンウエア店など少しある程度。一番楽しかったのが本屋さん。私たちはそこで小一時間もいたでしょうか。パチワークや編み物、ガーデニングの本、絵本など眺めているだけでも楽しいし、綺麗なポストカードもいっぱい。勿論hummingbirdの描かれたカードいっぱい土産に買いました。クッキングの本を見ると、日本のお蕎麦やうどん、中華の麺など使ったお料理もかなりのっているのには驚きました。それも日本風ではなくアレンジしてあって。軽めの本を数冊を買って、スーパーによって少しおやつを仕入れて、街灯も灯る頃ロッジに戻ります。
今夜遅くに9名ほどの人が到着するようですが、お夕飯も3人だけ。チャウダースープと身の厚いサーモンのホイル焼き、焼きたてのバナナケーキがデザートでした。品数は多くありませんが、量が多くてお腹はいっぱい。さーて、今夜は見えるでしょうか?

  • 静かなdinner

    三人だけの静かなdinner

  • 肉厚サーモンのホイル焼き

    肉厚サーモンのホイル焼き

ホワイトホース到着 1泊目の夜

3月3日(木) カナダ旅行記13

撮り鳥のあと、20時のノースエアーでホワイトホースへ向かいました。少し遅れて、空港から車で20分ほど離れたロッジに到着したのは12時過ぎ。
今回ホワイトホースでお世話になったロッジは、昨年11月に出来たばかりの日本人直営のロッジでした。オーロラの見える北の方向に向かってダイニングの窓が広がっています。
夜になるとすべての窓のブラインドとカーテンを引き、このダイニングの灯りを消して窓からオーロラを待つことも出来ます。飲み物やクッキーも用意されていて、コーヒーやお茶をいただきながらの贅沢な観察です。
私たちはインスタントラーメも持っていきました。ここでいただくインスタントラーメンの美味しいこと!!

  • カレイドロッジ

  • カレイドロッジ

一夜目は厚い雲で覆われています。一昨日から泊まっている6人の方と私たち3人だけです。昨日はもの凄いオーロラが見えたと聞くと、どうしても寝るわけには行きません。でもあの雲がどかない限りオーロラは見えません。明け方になるにつけて南の方から星空が広がってきました。いよいよ外に出てカメラを据え待機します。何となくふわっとした光が見えた気もするのですが、オーロラとは確認出来ずに夜が明けそうになり諦めて休みました。
夜明けと共に、一昨日からの6人の方々は空港へ向かいます。良いオーロラお土産いっぱい詰めてお帰りですね。良いなー。
1日目の朝から夕食までは私たち3人だけのロッジ。別荘のように寛ぎ、主人は周辺で鳥撮り。こんな-30度になる所にも鳥たちは元気に飛んでいるようです。この日は暖かで朝の気温は-5度でした。気温よさがれーー。オーロラには低いほど良いようです。

オーロラのご報告 オーロラ観察 二夜目

3月5日 カナダ旅行記18

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ホワイトホースでは、ホテルではなく郊外のオーロラを見渡せるロッジに滞在したので、暗くなったら朝まで、自分の起きていられる限り観察が可能です。でも毎日雲が多く、暖かく、決して条件が良い状態にはなりません。だからオーロラがでる北の方向が、今に晴れるか、今に晴れると、朝まで祈るような気持ちで眺め、ほとんど眠れません。

そしてオーロラは観察2日目の明け方から。星がちらつき、夜空がふわっ、ふわっと光る感じになり、北の方向にぼんやりと見え始めました。でもそれがオーロラとなかなか自信が持てないのです。何しろ初見なんですから。それもイエローナイフなどとの大勢の人が集まって観察する場所と違って、ロッジの広い庭にまばらな人が離れ場慣れに陣取ってみているので、皆さん初めはそうだったようです。カーテンのように、大空ヒラヒラ舞うようなオーロラには出会えませんでしたが、鳥撮りで運を使い果たしていた私たちにも、一応オーロラは出てくれました。日本から応援、祈って下さった方々のお陰です。感謝いたします。
満天の星とオーロラをご覧ください。

オーロラ

オーロラ