ペンション あるびおん

八ヶ岳 小淵沢の小さな宿に宿泊して、静かな時間と体に優しいお料理をお楽しみください。

TEL.0551-36-4166

 E-Mail.p-albion@p-albion.jp

〒408-0041 山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3332-1157

whitehorse

ホワイトホースの町

3月4日(金) カナダ旅行記14

ダイニングの窓の外

オーロラのみられるロッジ・カレイドロッジでは、明け方から寝て、9時頃起きてシャワー浴び、10時に朝食です。自分でパンを焼き、冷蔵庫に入っているハムやチーズをのせたり、ジャムやメープルシロップ塗ったりするので、起きてこない人も、ゆっくり出てくる人も自由に頂けます。また一寸ベッドでまどろんでいるとお昼。今日のランチはミートソースパスタとサラダ。3人だけなので、お手伝いさんがいる別荘にでもいるような贅沢な気分。
午後はロッジの方が町まで車で連れて行ってくれたのでで市内観光と町歩きをしました。


  • 簡単な朝食

    ハムとチーズ、パンとシリアルだけの簡単な朝食

  • ランチ

    ミートソースのパスタ&サラダがランチ

ホワイトホースはユーコン準州の州都。、カナダを経由してアメリカ合衆国本土とアラスカ州を繋いでいる道路・アラスカ・ハイウェイが走っています。今走っているこの道をずっと行けばアラスカなんだと思うと、何故か心がワクワクしました。この街の名の由来は、ユーコン川の急流が白波を立てていて、それが白い馬のたてがみに見えたからだそうですが、いまはその急流はダムが出来てありません。氷も割れ、蕩々とした流れと白い氷の部分とが入りまじったユーコン川を眺めていると、いつかこの河をカヌーで下りたいなんて漠然とした夢を描いていたこと思い出し、まさかオーロラをここで見るとは思ってもいませんでした。でも、今、そのあこがれていたユーコン川の畔にいるなんて・・・夢みたいな事です。私の夢はいつも忘れかけた頃、突然に叶います。カヌーは出来ないけれど。

  • ユーコン川

    ユーコン川

  • ユーコン川

    ユーコン川

  • ユーコン川

    ユーコン川

  • 外輪船・SSクロンダイク号

ここはゴールドラッシュに沸いたドーソンシティに行く中継点として賑わった町です。でもドーソンシティまでの道のりは険しくて、そこを目指してもたどり着く人は数%だったとか。河畔にはゴールドラッシュ時代に活躍した外輪船・SSクロンダイク号がおかれています。

  • whitehorseの街角

  • 街灯の灯る頃

夏はカヌーなどで賑わうようですが、今は閑散としています。今年は異常に暖かく、道路の雪も溶けて、車や町は雪解けの泥で泥だらけ。車の色も分かりません。
小さな町ですから歩いてもスポーツ用品店、お土産屋さん、キッチンウエア店など少しある程度。一番楽しかったのが本屋さん。私たちはそこで小一時間もいたでしょうか。パチワークや編み物、ガーデニングの本、絵本など眺めているだけでも楽しいし、綺麗なポストカードもいっぱい。勿論hummingbirdの描かれたカードいっぱい土産に買いました。クッキングの本を見ると、日本のお蕎麦やうどん、中華の麺など使ったお料理もかなりのっているのには驚きました。それも日本風ではなくアレンジしてあって。軽めの本を数冊を買って、スーパーによって少しおやつを仕入れて、街灯も灯る頃ロッジに戻ります。
今夜遅くに9名ほどの人が到着するようですが、お夕飯も3人だけ。チャウダースープと身の厚いサーモンのホイル焼き、焼きたてのバナナケーキがデザートでした。品数は多くありませんが、量が多くてお腹はいっぱい。さーて、今夜は見えるでしょうか?

  • 静かなdinner

    三人だけの静かなdinner

  • 肉厚サーモンのホイル焼き

    肉厚サーモンのホイル焼き

ホワイトホース到着 1泊目の夜

3月3日(木) カナダ旅行記13

撮り鳥のあと、20時のノースエアーでホワイトホースへ向かいました。少し遅れて、空港から車で20分ほど離れたロッジに到着したのは12時過ぎ。
今回ホワイトホースでお世話になったロッジは、昨年11月に出来たばかりの日本人直営のロッジでした。オーロラの見える北の方向に向かってダイニングの窓が広がっています。
夜になるとすべての窓のブラインドとカーテンを引き、このダイニングの灯りを消して窓からオーロラを待つことも出来ます。飲み物やクッキーも用意されていて、コーヒーやお茶をいただきながらの贅沢な観察です。
私たちはインスタントラーメも持っていきました。ここでいただくインスタントラーメンの美味しいこと!!

  • カレイドロッジ

  • カレイドロッジ

一夜目は厚い雲で覆われています。一昨日から泊まっている6人の方と私たち3人だけです。昨日はもの凄いオーロラが見えたと聞くと、どうしても寝るわけには行きません。でもあの雲がどかない限りオーロラは見えません。明け方になるにつけて南の方から星空が広がってきました。いよいよ外に出てカメラを据え待機します。何となくふわっとした光が見えた気もするのですが、オーロラとは確認出来ずに夜が明けそうになり諦めて休みました。
夜明けと共に、一昨日からの6人の方々は空港へ向かいます。良いオーロラお土産いっぱい詰めてお帰りですね。良いなー。
1日目の朝から夕食までは私たち3人だけのロッジ。別荘のように寛ぎ、主人は周辺で鳥撮り。こんな-30度になる所にも鳥たちは元気に飛んでいるようです。この日は暖かで朝の気温は-5度でした。気温よさがれーー。オーロラには低いほど良いようです。

オーロラのご報告 オーロラ観察 二夜目

3月5日 カナダ旅行記18

この旅行記を初めからご覧になりたい方はこちらから

ホワイトホースでは、ホテルではなく郊外のオーロラを見渡せるロッジに滞在したので、暗くなったら朝まで、自分の起きていられる限り観察が可能です。でも毎日雲が多く、暖かく、決して条件が良い状態にはなりません。だからオーロラがでる北の方向が、今に晴れるか、今に晴れると、朝まで祈るような気持ちで眺め、ほとんど眠れません。

そしてオーロラは観察2日目の明け方から。星がちらつき、夜空がふわっ、ふわっと光る感じになり、北の方向にぼんやりと見え始めました。でもそれがオーロラとなかなか自信が持てないのです。何しろ初見なんですから。それもイエローナイフなどとの大勢の人が集まって観察する場所と違って、ロッジの広い庭にまばらな人が離れ場慣れに陣取ってみているので、皆さん初めはそうだったようです。カーテンのように、大空ヒラヒラ舞うようなオーロラには出会えませんでしたが、鳥撮りで運を使い果たしていた私たちにも、一応オーロラは出てくれました。日本から応援、祈って下さった方々のお陰です。感謝いたします。
満天の星とオーロラをご覧ください。

オーロラ

オーロラ