ペンション あるびおん

八ヶ岳 小淵沢の小さな宿に宿泊して、静かな時間と体に優しいお料理をお楽しみください。

TEL.0551-36-4166

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〒408-0041 山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3332-1157

料理教室 発酵教室

福耳唐辛子で三升漬けを作りました。 

無農薬で育てた「福耳(ふくみみ)唐辛子」を沢山いただきました。
これは万願寺唐辛子(辛くない唐辛子)によく似ており、表面は曲がっているのが特徴です。そして大きなものは12㎝の長さがあり、幅も太くてジャンボサイズの辛い唐辛子です。
でも青唐辛子ほど辛くなく、まろやかなので辛い物好きの方はピーマンのように食べられます。
私はこれを使って三升漬けを作ります。元々あるびおん特製の三升漬けは辛みを抑えて、青唐辛子+ピーマンで作っていますので、これを使えばまろやかな三升漬けができるので嬉しいです。まろやかと言っても唐辛子ですから福耳唐辛子を扱うときは手袋をして、決してこれを触った手で目などこすりませんように。

三升漬けは麹一升、醤油一升 青唐辛子一升 を発酵させた東北の発酵調味料です。でもとてもとても辛くて万人向きではありません。そこであるびおんの三升漬けは麹1升、醤油一升に青唐辛子+ピーマンで一升、更に美味しくするために乾燥昆布、乾燥椎茸も入れてオリジナルで作っています。今回はまろやかな福耳なので、辛みを見ながら福耳だけを適量入れて作りました。もちろん昆布と椎茸も入れて美味しく作りました。お土産の瓶詰めもありますので、どうぞご自宅でもお楽しみください。これとマヨネーズを混ぜてお野菜に付けてもおいしいです。味もまろやかになります。

  • 福耳唐辛子

  • 三升漬け

きんとん

今年も残すところ3時間となりました。今日から2日までお休みにさせていただきましたので、家族3人でのんびりした大晦日を過ごしています。
お節もゆったりと楽しんで作り、お昼には鴨汁そばいただき、夜はテレビで見ながらのすき焼き。当たり前のこの時間をありがたたく楽しんでいます。

今年は栗きんとんを2種類作りました。『いも餡栗きんとん』と『
栗餡栗きんとん」です。でもいも餡はなんと『焼き芋』で作ったのです。いつも美味しい焼き芋を食べる度、これできんとんを作りたいと。普通のいも餡栗きんとんはあまり好きでないのですが、焼き芋で作ったら美味しいです。ほのかに香ばしく、じっくりとにじみ出た甘みが焼き芋ならです。しっとり甘い焼き芋を買ってきたら、それを裏ごして、火にかけながら栗の煮汁や水飴で伸ばすだけ。超楽ちんです。自家製の栗の甘露煮や栗きんとんは、いくらクチナシを使っても売っているような綺麗な色は出ませんが、栗はほっこり餡は甘み少なく素材の味がつたわる(*^o^*)こぼれる味です。手前味噌ですみません。

今年も食べることに始まり、食べることで終わる1年でした。
皆様に支えられて、無事過ごすことが出来ました。
本当に感謝の1年です。
どうぞ良いお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします。

春の恵み

ふきのとう、レンコン、舞茸、ウドの芽

春は旬の山菜を頂くのが身体にもいいようですね。デトックス効果とか。野生動物も冬眠から覚めると、春の山菜を食べるとか。
ヨモギ、ウド、フキノトウ、コシアブラ、ウコギ・・・次々楽しみですね。
これからしばらくは、あるびおんのメニューにも山菜が登場します。今年は山菜を麹で頂くメニューも考えたいと思っています。
昨日はフキノトウを沢山頂きましたので、取りあえず定番の天ぷらにしていただきました。

ビーツ

さて、今日はお友だち畑のビーツです。以前は、日本では生のビーツは手に入りにくく、ボルシチなどには缶詰や瓶詰めを使っていましたが、八ヶ岳ではこの時期になると道の駅などでも生のビーツが手に入ります。
飲む点滴が甘酒なら、ビーツは食べる輸血と言われています。
若い葉はベビーリーフとしてほうれん草のように使えます。そして肥大した根は茹でてシチューやサラダに使います。でも初めて使うと驚くのが、余りにもショッキングなピンク色の汁が出ること。思いの外強い泥臭さ。でも上手に下処理すると、甜菜の仲間なので自然な甘みがあり、お料理のアクセントになったり、綺麗な色は天然色素としてお料理の色づけに使えます。私は沢山いただいたら、丸ごとホイルに包んでオーブンで焼いたり、圧力鍋の低圧で茹でて、その後少し水にさらし土臭さを除いたりして、冷凍保存をしておきます。とても便利に使えます。
茹でた物をシンプルに甘みのある白バルサミコ酢をかけていただくのが好きです。
ビーツにはカリウムや葉酸が多く含まれていて、赤い色はベタシアニンという成分によるもので、抗酸化作用があるといわれています。

  • 生のビーツを輪切りにすると年輪のような模様が。

  • 柔らかくなるまで茹でて、少し水にさらしたビーツ。厚めに切って冷凍しておくと便利です。ケーキやスコーン、ドレッシング等の色つけに使うときはほんの少し。かなり激しい色ですから。

家ランチ

あんなに美味しい中華をいただいて来たのに、今日の家ランチは海老タンメンとデザートは早生みかん。
鹿児島の海老と伊豆の早生みかんが、私たちの帰りを首を長くして待っていました。早速いただかなくちゃと言うことで。
殻ごとの海老を多めの油でカリッとさせたので、スープも海老も香ばしくて・・・隣で旨い旨いと「啼い」ています。(*´∀`*)
今年の初物おみかんで、又命を長らえそうです。痩せることはできないけど幸せ物です。

  • 海老タンメン

    海老タンメン

  • 早生みかん

    早生みかん

『波留美キッチン 麹&発酵教室』で白味噌作り

今日は白味噌作りのお教室です。
お味噌造りは大豆を煮たり、熟成に時間がかかりますが、白味噌は短時間でできるのでお受けしました。

白味噌では大豆は蒸さずに茹でます。

大豆をふやかし、茹でて皮を取り除くまではこちらで準備します。

今日の生徒さんは、塩麹や甘酒造りをされている方です。麹の扱いには慣れていいらっしゃいますが、麹の働きや麹の持つ酵素やその性質について、テキストを使って説明いたします。
そして赤味噌と白味噌の違い、作り方の違いを説明してから実習に入ります。


できている白味噌で試食

仕込みの後は、すでにできている白味噌を、生野菜や茹でた野菜につけて試食。更にこれをアレンジして、胡麻や山椒を加えてみたりして試食していただきました。
明日の朝には美味しい白味噌ができているはずです。「美味しくなーれ」と炊飯器に声をかけておやすみなさい。


お料理教室に興味ある方は『波留美キッチン 麹&発酵教室』

をご覧ください。但し、白味噌作りは一週間以上前に予約していただく事、お味噌の作る量により別途仕込み大豆料金などがかかりますことご了承の上お申し込み下さい。

昨夜の『波留美キッチン 麹と発酵教室』

この夏は、改装したキッチンで効率良くお料理ができて、肉体的にも、精神的にもストレスが少なくお仕事ができています。
やはり、仕事場の環境を整えることが、いかに大事かと言うことを身に染みて感じています。
その余裕から、この夏から始めたお夕食後の『麹と発酵教室』も無理なく、楽しく開催しています。

麹100%の甘酒

麹100%の甘酒

昨夜はすでに甘酒や塩麹を手作りして、日々使っていらっしゃる方が、いまいちご自分の作る甘酒の味に満足でない、そして麹や発酵のことを一緒に語り合いたいと言う方がお泊まりにいらっしゃいました。
なので実習は甘酒造り。いつものお味噌屋さんの黄色麹ではなく、甘酒にあう造り酒屋さんの麹を使い、麹100%の甘酒作りをしました。
仕込みはあっという間に終わるので、その後は私の作った発酵食品を色々味見して頂いたり、それぞれの作り方や応用の仕方をお教えしたり、発酵について沢山話し合いました。「周りには麹や発酵について語り合う方がいなくて、こんなお話しがしたかったのです。」と喜ばれ、私も嬉しくなりました。

発酵食品の作り方については、ネットで見ればいくらでも出てきますが、本当に発酵食品に興味ある方は、作り方だけではなく、経験に基づいたコツや日々の使い方、応用の仕方などを求めていること・・・それは私がお教室で伝えたいことでもあり、一時の流行に乗るのではなく、しっかりと日々の生活に根付いた発酵生活をこれからもお伝えしていきたいと、改めて感じています。

さー、今朝お持ち帰りいただく麹100%の甘酒が美味しく出来上がっています。ミキサーでなめらかにして、クリーミーな甘酒をお持ち帰りいただきましょう。

波留美キッチン 麹&発酵教室

新しくなった波留美キッチンで、かねてからお約束のお料理教室始めます。
この夏は宿泊の方対象の『麹&発酵教室』です。

飲む点滴と言われる麹100パーセントの甘酒を作ったり、塩麹を作ったりしながら、麹や発酵のお勉強してみませんか?
お夕食の後で1時間の予定です。試食はすでにお夕食でしてますので、麹で作ったものをお持ち帰りのお土産付きです。
麹や発酵だけでなく、時間のある限りお漬け物や、自家製調味料、その日のメニューに関するご質問にもお答えします。
準備の都合がありますので、ご希望の方は宿泊予約時に料理教室の予約もして下さい。
料理教室の詳細 ↓ 

波留美の麹&発酵教室

  1. 期間:通年 但し連休やお盆、GWなど出来ないときもありますので、予約時にご相談下さい。
  2. 参加費:お一人だけの場合 2,700円(税別) お二人以上の場合 2,000円(税別)
  3. 参加資格:小学生以上(但し 小学生の方は保護者の方と一緒に2名でご参加下さい。)
  4. 場所:あるびおんのキッチン
  5. 時間:午後8時30分~9時30分
  6. 定員:5人まで
  7. 持ち物:筆記具 エプロン お貸しすることも出来ます。
  8. 備考:甘酒 塩麹 麹調味料等のうち、その日に作ったいずれか1品を瓶詰めでお持ち帰りいただきます。その日によってお土産は変わります。
  9. 暑い時期はお持ち帰り用の小さなクラーボックスや保冷バックと保冷剤をお持ちください。

ブームに乗るのではなく、身体にいい物は続けてこそです。飽きずに続けられるコツ等もお教えします。
昼間はおおいに遊んで、夜のひと時を使って、食生活に役立つ知恵と土産をお持ち帰りになりませんか?