小淵沢にはいくつかの湧水があります。その中の井詰め湧水(モミの木湧水)に行ってみました。ここはすずらん池の近くです。流れの中の草も色鮮やかで、木々にも新芽が吹き出し、早春を感じる景色でした。清らかな水の流れる音も春の足音のよう。小淵沢にいらしたら、静かな湧水を訪ねてみるのも良いものです。この下には、この湧水で魚を育てている釣り堀「やま里」さんもあります。お昼はここで魚を釣って、塩焼きにして食べたり、バーベキューも楽しいのでは。
TEL.0551-36-4166
E-Mail.p-albion@p-albion.jp
〒408-0041 山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3332-1157
八ヶ岳公園道路から観音平に向かう途中に、戦いに疲れた武田の兵士たちが元気を回復させたと伝えられる「延命水」が岩の間から湧き出ています。ただし最近は止めてあるようです。
大滝湧水は水質に優れ、昭和60年には日本名水百選に認定されるほどの美しさを誇る。この湧水は真夏でも水温は12~13度を保ち、ごーごーと流れ落ちる滝と古木は風情がある。
山梨県の天然記念物・樅の木の根本から湧き出る湧水です。このいにしえからの湧水は旧小淵沢村を潤していました。ひっそりとした林の中にあります。
天然記念物・樅の木
棒道沿いのひっそりとした山中に、女取湧水が湧いています。ここも昭和60年、環境庁により「日本名水百選」に指定された「八ケ岳南麓湧水群」のひとつです。水はやがて女取川となって、流域にいにしえから現代まで自然の恵みをもたらしています。小淵沢町でも篠原地区は今でもこの水を少し分けてもらっています。
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2000.10.15小淵沢町篠原区の住民が棒道やこの女取湧水の歴史を辿りながら歩きました。
女取湧水口より下の棒道を横切り
下流へと流れて女取り川となります。
長坂町の水道施設です。
そのむかし農業用水としてこの水を巡って長年争いが続いたので、この湧水を三つの村に均等に分けたことからこの名が付いたと言われている。
水温は1年を通じてほぼ11度。一日湧出量8500トンの豊富な水流が水路を通り、分岐点の水中に作られた三角柱に当たって三方の水路に分かれていく様は美しく、神秘的です。昭和60年、環境庁により「日本名水百選」に指定された「八ケ岳南麓湧水群」のひとつ。周囲は木立に囲まれ公園として整備されています。
近くには信玄ゆかりの地も多くあるのでついでに立ち寄ってみてはいかがですか?
小泉と大泉を結ぶ泉ラインの途中の古木の杜の中にひっそりと湧いてます。昔、八衛門という男が石の下敷きになった白蛇を助け、そこに水が出たという伝説や、蛇を山火事の中から助けた八衛門が、蛇にもらった楊子で裏山をつっついたら水がこんこんと湧き出た、という伝説などがあります。
この日も遠くからお水取りにきている人がいました。湧水量は八ヶ岳南麓で最大。別名『泉さん』ともいう。
まわりの古木も見事です。
小淵ICから道の駅信号を左折、八ヶ岳アウトレットの前を通って富士見高原に行く途中にあります。近くはお蕎麦の花の咲く時期、八ヶ岳をバックに素晴らしい景色となるところです。今もこの地域の飲料水となっているため汚さないよう気を付けてください。
遺跡の東側にあるいにしえからの湧水では、様々な古代蓮や湿性、水生植物が栽培され、春から秋まで色とりどり咲いています。南アルプスや八ヶ岳を望む雄大な田園風景の中で、水の流れる音と水車のまわる音を聞いていると、ずっと昔からこの音が続いているようにさえ感じてしまいそうです。
国道20号線の白州東中学校入口交差点から南アルプス方向に曲がり、白州東中学校を左に曲がるとすぐに又右に行く真っ直ぐな道があり、南アルプスの懐に飛び込むようにこの道を進みますと左奥にある公園です。名水百選の尾白川のほとりにある公園です。ここに湧くのが「尾白の名水」です。
尾白の名水
こんなきれいな流れも園内にあります
国道2号線沿いに出来た道の駅では、来訪者が南アルプスから天然水を持ち帰れるよう(無料)、建物前に蛇口がもうけられています。横にはスパーがありポリタンクをかうことも出来ます。農産物を買ったり、お食事したり出来ますので、白州観光のついでや、帰路に寄ってはいかがでしょう。道の駅についてはこちら
根山湧水
羽沢湧水
この二つはフィオーレ小淵沢の近くの田圃の奥にあります。いずれも昔から、そして今でも下流の田畑を潤している貴重な湧水です。訪ねてみるときは車では入らずに歩いて行き、荒らさないように願いします。場所はペンションでお教えします。
※これらの湧水の水質については時代の流れにより変わっております。全てが生での飲用に適するかは保証しません。