以下は八ヶ岳周辺のお花見スポットの紹介です。
地球規模の温暖化の影響で年々お花の咲く時期が早まっています。なかなか予想もむずかしいです。出来るだけこのブログやFBで現在の状態をお知らせしたいとは思っています。
ここ小渕沢は八ヶ岳の麓、標高1,000mに位置するため桜は裾野からやってきます。まずは4月上旬、韮崎・王仁塚(鰐塚)の桜の桜からでしょうか。
追うように武川の実相寺の水仙、神代桜の便りが届き、続いてここから少し山側に車で5分程入った真原(さねはら)の桜並木も見頃となります。こちらは桜の種類がソメイヨシノのため少し遅れます。(約1週間)雪を残した甲斐駒ケ岳を背に約200本のソメイヨシノの並木道は壮観です。
武川町の実相寺より遅れること一週間位で清春芸術村の桜が見頃となります。この前身である清春小学校の落成を記念して大正14年に校庭を取り巻くように植えられた桜も 樹齢70年となり、南アルプスをバックに堂々と咲き誇ります。
この頃穴山では桃の花が咲き始めます。良い桃をとるため、咲くそばから農家の人たちは摘花をはじめますので、桃畑は足下もピンクの絨毯を敷きつめたようになります。ここは南アルプスに対面する七里岩の台地の上にあるため眺めも良く、あまり知られていない静かな桃の里です。
さーやっと地元小淵沢にも桜の便りがやってきます。4月も中旬にを過ぎようとするころ、いよいよ小渕沢の天然記念物、神田(しんでん)の大糸桜(おおいとざくら)の開花です。樹齢360年の巨木で、田園の真ん中のしだれ桜は遠くからも見渡せ、この時期は特急あずさの車窓からもよく見えますので車内アナウンスもされます。葉桜のころには水仙やチューリップがこのまわりを飾ります。
神田の大糸桜はここ数年樹勢回復のため防風ネットで覆われています。今年も防風ネットは開花時期も張られたままですが、2方向だけは取り除かれました。一日も早い樹勢回復を祈ります。そしてまたあの美し姿を見せて欲しいですね。