ペンション あるびおん

八ヶ岳 小淵沢の小さな宿に宿泊して、静かな時間と体に優しいお料理をお楽しみください。

TEL.0551-36-4166

 E-Mail.p-albion@p-albion.jp

〒408-0041 山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3332-1157

お花見情報 花の歳時記 ガーデニング

秋の入笠湿原

内装工事一休み中に、入笠湿原に行って来ました。9月初めなら、夏の花と秋の花の饗宴が見られる湿原も、もうすっかりと秋。それでも名残の花達が疲れを癒してくれました。


見送るワレモコウ


毎年秋になると入笠山に行きたくなる訳の一つはワレモコウを撮りたいから。でも何年経っても何回行っても、私の撮りたいワレモコウの風情を一枚の写真にできた試しがありません。そして今年も・・・
頭に描く構図も絵もあるのに、それが表現できない。
それは永遠に幻の写真なのかも。
今年も何枚か撮ったけれど全く違う写真で終わりました。がくっ!!

小さい秋は枯れた草原の中にもしっかりと残って居てくれました。一つ一つ拾い集めて玉手箱に詰めて持ち帰りました。
入笠湿原の秋を見送らなくて良かった。

  • 入笠湿原

  • 入笠湿原

  • ベニバナツリフネソウ

  • トリカブト

  • ウメバチソウ

  • 蜂さんも忙しそう

  • 女郎花

  • 他のお花が終わっても、自分の居場所を確保して清々しいく咲いていたマツムシソウ。

お誘い

どんなに忙しくても1日1回は裏庭を一回りする。
最近は色々忙しくて、慌ただしく廻る日々。
そんな時フシグロセンノウが「時にはここに座ってゆっくりとして」と誘いかけてくる。
そう、今の私にはそんな時間が必要。

フシグロセンオウ

庭の曼珠沙華

あちらこちらからニョキニョキ出て来た曼珠沙華。
わが家の林は日当たりが悪いから余り曼珠沙華に適していないみたい。球根を沢山頂いたのに、毎年あちらこちらにちらほら咲くだけ。
でも私は暗い中にぱっと華やかに咲く曼珠沙華が好き。暗さが華やかさを引き立てているようで、名前のように妖艶な感じがでるようで。彼岸花と言う名前には余り良くない恐い意味が多くあるようですが、『曼殊沙華』とは、サンスクリット語で、「天界に咲く花」「見る者の心を柔軟にする」という意味を持ち、おめでたいことが起こる前に、天から花がひらひらとふってくる、「良いことの前兆」だと語り継がれています。・・・と興味津々と言うHPに書いてありました。だから私はこの花を呼ぶときは必ず曼珠沙華といいます。
ことしもおめでたいことが良いことが天からひらひら降って来ますように。

シュンラン(春蘭)

シュンランは春蘭と書き、字の如く春に咲く野生蘭です。山梨でも以前は良く木の根元など咲いている姿を見掛けました。花友達さんから沢山のシュンランを頂き、先日あるびおんの山野草ガーデンに仲間入り。この庭にも自然に出て来たシュンランが咲いていたのですが、庭に作り直したときに消えてしまって、寂しかったので、今回頂けたのはとても嬉しかったです。
野山に咲くように・・・と白樺の根元や、九輪草池の周りに植えてみました。又一つ春の楽しみができました。

ペンションあるびおんの山野草を紹介している掲示板です。コメントも出来ます。こちらもご覧ください。

  • シュンラン(春蘭)

    以前あるびおんの庭に咲いていた春蘭

  • シュンラン(春蘭)

    新しく仲間に加わったシュンラン(春蘭)

雨に咲く白百合

皆様の所の雨はいかがですか?ここは今日も1日降っていました。
そんな中でもペンションあるびおんの庭では、固い蕾を開き、白百合が綺麗に咲き始めました。
今夜も雨が降り続くようですが、色々な所で大きな被害出ませんように心から願っております。

こぶしの木、お疲れ様でした。

昨日、病気になって回復しないコブシの木を切ってもらった。
あるびおんを30年以上も見守ってくれたシンボルツリー。切り株一つは記念に残すことに。裏の林で、一休みするときの使おう。
コブシの木、毎年白い花をありがとう。心地よい日よけをありがとう。御神酒とお塩を供えて二人でお礼を言った。

雪割草の群生を夢見て

夜中に一時激しく雨が降りました。木々や花達が大喜びしたことでしょう。
数日間掛けて、雪割草を200株くらい植え込んでまだ1~2週間目。林の中は涼しいとは言え、乾燥は禁物なので雨が降ると嬉しいです。植込みの時、いただいた方にはこのまま山土に植えれば大丈夫ですよと言われたのに、過保護なくせのある私は、一穴一穴の奥に根が伸びてきたときにと元肥を少し入れ、根にそれがまだまだ触れないように自家製落ち葉堆肥をいれ、更に新しい鹿沼土を入れて根を広げて一株一株植え込んだので未だ右手が腱鞘炎再発です。段々葉が立ち上がって元気に育っています。来春を楽しみに、毎日葉を眺めています。大きな花壇はレンゲショウマの小苗と雪割草を。やがてレンゲショウマが葉を広げ、雪割草を守ってくれるように。中花壇はヤマシャクヤクの子苗と雪割草を。こちらも雪割草が咲くときは雪割草だけだけど、夏になると葉を広げたヤマシャクヤクが雪割草を守ってくれるように。新しく作った築山風のところや、木陰の隙間からも咲くようにあちら事らに植えてあります。どこが一番お好みか・・・来年の成長をみて、また植え替えるかも知れません。それにしても、こんなに沢山の雪割草が新潟からはるばる我が庭に来てくれるなんて・・・幸せです。これは雪割草保存会の方が大事に種から育てた3年苗で、広く多くの方に育てて欲しいと、わが家のブログを見ている方から届いたものです。どうかこの子達がわが家を気に入って欲しいです。

  • 蛎殻花壇は湿り気の好きな九輪草用に少し掘り下げた花壇。その向こうに築山風にして雪割草を

  • 植えた時より葉が立てきまいた。順調のようです。

  • ここは九輪草を植えたけど、斜面で乾燥気味で、九輪草がお気に召さなかった花壇、九輪素には少し堀下げて水が溜まる様にした花壇にお引っ越ししてもらって、左の大きな花壇は蓮華ショウマの子供苗(わが家で増えた)と雪割草。やがて春には雪割草、夏にはレンゲショウマの花が揺れることでしょう。レンゲショウマの葉は雪割草を夏に木漏れ日から守ってくれます。右の少し見える中花壇はヤマシャクヤクの子供苗(これもわが家で増えたもの)と雪割草。

  • 山アジサイコーナとその向こうにこれまた九輪草用に少し少し堀下げた花壇。こしたら九輪草はむくむく元気になりました。

  • レンゲショウマゾーンでは沢山の花茎からレンゲショウマの蕾が立ち上がっています。そのバックには黄蓮華ショウマが花盛り。ここにはサラシナショウマもあって、三升麻がソロています。


  • ☆八ヶ岳の宿泊は山野草ガーデンのあるペンションあるびおん

ビカクシダ・コウモリラン

皆様、リニューアルの告知に対して、応援のコメント、沢山のいいねをありがとうございました。こんな時に・・・の気持ちはなくはなく、でも皆さんの応援で心強くなりました。感謝。

写真は玄関に飾ってあるビカクシダ(コウモリラン)です。これはお友だち所有のものですが、今はお世話が出来ないの預かっています。この子はお友だちがお友だちから頂いて育てていたのですが、ちっとも大きくならず、手のひらにのるくらいの、今にも消えそうな状態で私の元へ持ち込まれ、相談されました。それでその場で新しい水苔で仕立て直し、発酵活力剤えひめAI2をもって帰り、その後えひめAI2を使いながら一所懸命お友だちが育てて、こんなに立派になりました。そんな経緯があるので、預かっていてもとても愛おしいです。

ビカクシダ・コウモリラン

ビカクシダ・コウモリラン

メンテナンスと花のこと

朝は雨だったのに、思いがけずに晴れた1日。ちょっと予定外だってけど、晴れたお陰で充実した1日。午前中は全室の網戸洗いと窓ふき。午後は二人でカットに行き、その後主人は循環風呂の濾過器のメンテ。その間に私はお風呂掃除と大物の洗濯。夏休み中は手が回らないことを今しておきます。こちらはすっきり片付いきました。
さて気がかりなこと。昨年に続き今年もコブシの葉にシミが出来て、毎日毎日大量に散って、玄関前の階段や花壇に降り積もります。昨年は街路樹でも被害があったとか。オープンの時からあり、毎年白い花を咲かせてくれたコブシです。でも去年病気になってから、今年は数輪しか咲きませんでした。こんな大きな木の病気を治すにはどうしたら良いのでしょうか?
明日写真をアップしますね。
写真は昨年15センチくらいの枝を数本頂いて挿し木したヤマアジサイ「くれない」です。一年でこんな花が咲きました。白く咲いて、やがてまっ赤になります。花が終わったら地面におろすつもりです。

山アジサイ くれいない

山アジサイ くれいない