八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 過去ログ : 2011-05-08

May 08, 2011

「絵本、児童書を被災地へ、走れトラック大作戦!山梨ルート」 第3便

 昨日に続き、「絵本、児童書を被災地へ、走れトラック大作戦!山梨ルート」 の第3便が今夜出発します。昨日仙台に向かって、戻ってきたトラックです。思いの外順調に戻れたということで今日は4時に集合です。飯盛山から帰って、30分ほど休憩をして主人、美和さん、私の3人で出かけました。
昨日は300箱積んで、200箱奥から手前の部屋に移動したので500箱運んだのですが、今日は200箱なので30分で終わりました。
  

昨日トラックに乗って行った杉山亮さんは、今日は向こうでボランティアの方々に、簡単な遊び方の指導をしているそうです。左写真の方は運転手の社さんですが、社さんは昨夜から行って戻って運転のし通しです。積み込み後仮眠をとって、また夜被災地に向かって出発です。社さんも被災地で落語を披露するそうで、トラックには着物が積まれているとか。どうか運転に気を付けてください。

杉山亮さんのHP
今までの作業の様子はこちらで

飯盛山ハイキング

 わが家の仕事も一段落。スタッフだった美和さんと今日は日向山に行く約束をしていました。でも起きてみた凄い風。これでは風当たりが強い日向山の山頂では花崗岩の砂が舞あがっているかも知れません。それで今日は急遽野辺山の飯盛山(めしもりやま)に行くことにしました。近くていつでも行ける山なので、気がつけば私はもう10年ほど山頂に行っていませんでした。ですから登山口の獅子岩にいってビックリ、何と立派な駐車場になったことか。
 チェックアウトが終わり、遅い朝食を済ませ、お花に水まきをしてやっと出発。平沢峠の駐車場に着いたのは12時でした。GWで疲れ切った体にはここの登りさえきつく、途中で帰りたくなほどでした。(笑) 本当に今日はそれも考えていたのですが、途中でおむすび食べて、飯盛山が見えてきたらやっぱり山頂まで行かなくちゃと言う思いになりました。(いつも登山の時はソウなんです)
 まだ緑はなく、お花も少ない飯盛山登山道ですが、羽化したばかりの綺麗な蝶々が何度も現れてくれました。今日は写真が撮れませんでしたが、先日あるびおんで撮った写真はこちらです。
こちらもやはり風は強く、時折とばされそうになりよろけます。南アルプス方面は少しもやっていますが(黄砂か砂嵐?)八ヶ岳は近いのですっきりと見えています。山頂までは約1時間で着きました。
 緑の季節にはお花も咲き、若草色の飯盛山の姿も綺麗です。7月にはニッコウキスゲやウスユキソウなども咲きます。古いレポートですがニッコウキズゲの時です。
私達は来たことがありませんが、冬はスノーシューで登る方もあるようです。フォーシーズン楽しめる飯盛山です。

GW最終章

 長いGWだった方もこの週末で終わりです。この週末はカナディアンキャンプ八ヶ岳で外乗を楽しまれたリピータさん以外はすべて野鳥の方でした。野鳥ガイドに参加された方も、ご自身で回られた方も、それぞれに来たばかりの夏鳥を楽しむことも、名残の冬鳥や留鳥を楽しむこともできたのではないでしょうか。あるびおんのでの滞在時も、アカゲラやコゲラ、イカルやシメ、マヒワなどと共にリスのアルルも見られた方が多く、野鳥もリスもあるびおんスタッフとして頑張ってくれました。

 このGWを振り返りまして、4月の始めには震災の影響でどうなるかと思ったGWも、お陰様で多くの皆さまにあるびおんをご利用いただきまして、心より感謝申し上げます。
いらしていただいた方々は、皆さん本当に休日を有意義に楽しんでいらっしゃるようで、私たちもとても嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
マイカーでけでなく、八ヶ岳リゾートバス清流と甲斐駒ヶ岳周遊バスなどを上手に利用されたり、レンタカーを利用されたり、あるびおんの野鳥ガイドツアーを利用されたりと、ニーズに合わせて移動 手段を選び、八ヶ岳や南アルプスの麓で多くの体験や自然とのふれあいを楽しんでいただきました。
 GW初めには満開だった小淵沢の桜も散って、花桃が満開になり、気がつけばGWの間に木々の緑が大夫増して来ました。いよいよ新緑に染まる季節到来です。
これからも皆さに役立つ情報をHPにアップしていきたいと思っていますので、また次の季節もどうぞよろしくお願いいたします。

スイセンプロジェクト

 八ヶ岳倶楽部の柳生真吾さんが「2012年の春、被災地にスイセンの花を咲かせたい!」 スイセンプロジェクト を立ち上げました。

 スイセンはここ八ヶ岳の寒冷地でも冬を越え、春早くに落ち葉を突き抜けながら芽を出し、綺麗な花を咲かせてくれます。黄色は元気になる色と言われていますが、スイセンの花はそれだけでなく、花自体が笑顔のようで見ていると楽しくなります。そんなスイセンを我が庭でも増やそうと、ここ数年色々頂いたり、買ったりで大夫種類が増えました。種類は増えてもまだまだ一種類の球根数は少ないのですが、私もこの中から綺麗なスイセンのできるだけ立派な球根をこのプロジェクトに出そうと思います。たとえ少なくてもわが家のスイセンの子どもが被災地で咲いて、東北の人達を励ましてくれたら嬉しいと思います。被災地へ赴いて何かをすることがなかなかできない私ですが、これならできそうです。お花が終わったら、しっかりとお礼肥料をあげて大きな球根作りに励みます。
お花好きな仲間にも声を掛けて、できるだけ沢山集められたら良いナーとも思っています。
これから先球根を堀りあげたものをこのプロジェクトに出しても良いナーと思う方は是非参加してください。できたらどんなスイセンなのか分かるように分別して袋や箱やネットに詰めてあげたら、それをもらう人も選べて良いのではないでしょうか。なんだか今咲いているスイセンを見てワクワクしてきました。
スイセンプロジェクト