ペンション あるびおん

八ヶ岳 小淵沢の小さな宿に宿泊して、静かな時間と体に優しいお料理をお楽しみください。

TEL.0551-36-4166

 E-Mail.p-albion@p-albion.jp

〒408-0041 山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3332-1157

旅行

いよいよ明日の朝、家を出発します。

すでに皆様にいってらっしゃいと、お見送りされていますが、フライトチェックインしてもまだ小淵沢にいる私。
空っぽになった冷蔵庫や厨房をお掃除して、お昼はありったけのお野菜を炒めて、それでも食べきれないのはご近所サンに使って貰い、夜は汚さないように、大好きな国界にいってチャーシュー麺と炒飯頂きました。こんな美味しいチャーシュー麺も炒飯もしばらくお預けだから。
ラ-メンすすりながら主人が「もうこれで思い残すことは無い」ですって。どこへ行くつもり?

チャーシュー麺は本当はとろけるシャーシューが4枚です。写真忘れて先食べちゃったのです。

  • 炒飯

    炒飯

  • チャーシュー麺

    チャーシュー麺 本当はチャーシューが4枚のっています。

イタリア旅行 prologue2

ストップオーバー(ドバイ)の予約

エアーランイが決まったら次にしたのが、エミレーツストップオーバの予約。エミレーツといえばドバイ。ドバイといえばエミレーツですね。今回は初めてストップオバーというサービスも利用してみることに。

ストップオーバーとは目的地へ向かう途中の乗り継ぎ地に24時間以上滞在することで、各エアラインでいろいろなサービスを提供しています。
特にエミレーツは、ストップオーバーを申し込んで、エミレーツを通してホテル(アパートメントから5星まであり)を予約すれば、1泊分の料金で、アーリーチェックイン、レイトチェックアウトでホテルを24時間使えます。プラスホテル間の無料送迎、朝食サービスなども付いてきます。私たちも成田を出てドバイ着 04:50。そして次のミラノに行く便はドバイ発 03:45を選びましたので、早くにホテルに入って一休みして、朝食を頂いて観光にでます。そして戻ったら、早めにシャワー浴びて、睡眠とってからミラノに向かうことが出来て便利です。

と言うことで、行きも帰りもドバイにストップオーバーして、普段縁の無い金ぴか、バブリーな世界と砂漠を体験してきますね。

イタリア旅行 prologue1?

イタリア旅行の始まりは

トレビの泉

トレビの泉

16日から旅に出ます。
今回は札幌に住む、姉夫婦との4人旅。
姉の長女がフィレンツェに住んでいますので、姉といつか一緒にイタリアに行こうと決めていたのですが、やっと実現です。

旅の始まりは昨年の8月25日に、私がいよいよこの旅のアクションを起こした時から。旅のアレンジを始めたのです。
まずエアラインはどこにするか?直行便はアリタリアだけ。11年ほど前に娘と、今フィレンツェに住む姪と3人でイタリアを旅した時はアリタリアでした。それと最近はJALとANAばかりだったので、今回はほかのエアラインを使いたくて。

最初はフィンエアーで北欧経由でイタリアに入ることを考えました。途中で娘にも会いたくて。
もう一つはフィンエアーでスペイン経由でイタリアに入る案。でもこれは冬という季節柄、札幌、八ヶ岳の雪の心配の上に、フィンエアーの中継地点のフィンランドでも雪の影響を受けるかもと二重のリスクありでフィンエアーは没。それと北欧やスペインに寄ると行きたいところがありすぎて、なかなかイタリアに到達できません。(笑)
ならば暖かいとろを経由してと、一度は乗ってみたいエミレーツで行くことが決まりました。こうして、ドバイにストップオーバーしてイタリアに入ることに決まったのが9月半ばでした。

でもこうして再びイタリアの地に行けるのは、「この泉に銅貨を投げ込み振り返らないで立ち去ると、旅行者はまたローマにもどれる」と言われている、このトレビの泉にコインを投げてきたからでしょうか。振り向きませんでしたよ。

初の大相撲初場所観戦

昨日は浅草ビューホテルのランチバイキングと大相撲初場所観戦。正面との角に近い西の枡席での初観戦。中々良い角度で見られました。稀勢の里、松鳳山戦では逆転の突き落としでしたが、軍配は、裏返って松鳳山に。勘違いと気付いた行司が慌てて回し稀勢の里に挙げましたが、審判が物言いをつけて「差し違え」となったり、結びでは鶴竜に土 御嶽海2つ目の金星 で多くの座布団が舞い上がる様をこの目で見たり、楽しい初場所4日目でした。

  • 白鳳 土俵入り

    白鳳 土俵入り

  • 結びの一番 鶴竜対御嶽海

    結びの一番 鶴竜対御嶽海

  • 金星

    鶴竜に土 御嶽海2つ目の金星

お相撲を生で見て、目を奪われたのは行司さんの装束。廻し一つの力士と対照的に、色艶やかで、きらびやかな装束が土俵の上で目を惹きました。テレビで見ているときより、いっそう艶やかに見えるのは何でなのでしょう。
でも、そのきらびやかな装束を纏えるまでには、力士同様長い修行があるんですね。短い木綿の装束から長くなり、足袋を履けるよ様になり、草履も履けるようになり。木綿の装束のまま、足袋も履けず去る人も多いのでしょうか。
木村庄之助や式守伊之助を名乗れる確率ってどのくらいなのでしょうか。

  • 式守貫太郎

  • 式守伊之助

カナダの旅11 オソユーズ~プリンストンへ


川端 雅章さんと行く、カナダグランドツアー7日目

6月5日(日)オソユーズからKeremeosで3Green Lake Road, White Lake Road, Twin Lake Road経由プリンストンへ 移動距離114km
  1. 朝 Desert CentreとOsoyoos Oxbows, Road 22で探鳥。
  2. 朝食: 宿に戻って (宿代に含まれる)
  3. 09:00 ホテル発、州道97号線を北へ
  4. Vaseux Lakeから丘に車で登り探鳥。
  5. Okanagan Fallsの町で側道に入り、がら探鳥
  6. 3Aを南へ、Keremeosで3Green Lake Road, White Lake
    Road, Twin Lake Roadを通りな号線を西へ。
  7. 17:00 プリンストンの宿に到着。
  8. 夕食: 宿にて
  9. 宿泊: Sandman Inn Princeton

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乾燥地帯に咲いていた花

今日も抜けるような青空です。日中は暑くなることでしょう。朝はゆっくり出発。まずは昨日の夕方行ったOkanagan Hyw(97Hyw)を北に走り、右に折れRoad22に入り、木造の橋を渡り、坂を登っていくと道が突き当たります。右はラジオタワーロード、左はブラックセイジロードとなります。このT字路周辺には朽ちかけた廃墟が点在しています。これらはヘインズ牧場の名残のようで、牧場主の家や納屋、飯場などのようです。今はこれらの廃墟を白いかすみ草の花が被っています。


  • Haynes Ranch House

    Haynes Ranch House

  • Haynes Ranch House

    Haynes Ranch House

  • Old Bam

    Old Bam

  • 煙突のある家

    A house with a chimney

私のお気に入りは最後の煙突のある家。煙突からまっすぐに立ち上る煙、風に揺れるレースのカーテン、今にもリネンのシャツを腕まくりした女が現れそうです。そんな空想をしていると、「波留美さーん、行きますよー」と川端さんの声。あっという間に現実に引き戻されました。
残念ながら、この周辺では撮り鳥の成果は無かったようで、直ぐに移動のようです。

次は川岸?の湿原のようです。湖が多いせいかミサゴは比較的各地で観られました。電柱のような柱の上に大きな板を設置し、ミサゴが営巣しやすいように作られたものも各所で見られました。カナダでは本当に野鳥が大切にされています。足下には色々な花も咲いています。野鳥がいれば、私の花の撮影時間も空想を楽しむ時間も増えるのですが・・・

  • ミサゴ

    和名:ミサゴ
    英名:Osprey
    全長54–64cm。翼開張150–180cm>

  • ミサゴ 飛翔

    ミサゴ 飛翔

  • 探鳥風景

    探鳥風景

オウサマタイランチョウはオソユーズの乾燥して荒涼とした砂漠のような環境にいました。車の窓からの撮影。非常に気性の荒い鳥で、自分より大きな鳥に攻撃を仕掛けるようです。

和名:オウサマタイランチョウ
英名:Eastern Kingubird
22cm


次は植物園に行って鳥を撮らせて貰いました。このあたりは乾燥地帯なので、乾燥に強い植物がさいていますが、その間をオウゴンヒワのカップルが飛び回っていました。オウゴンヒワはとても派手な野鳥で、営巣をしていたようです。
アザミの種が大好きなようで、カナダの野鳥図鑑でもアザミを食べている絵でした。

  • オウゴンヒワの雄

    和名:オウゴンヒワの雄
    英名:American goldfinch
    約13cm

  • オウゴンヒワのカップル

    オウゴンヒワのカップル

  • チャカタルリツグミ Western Bluebird

    和名:チャカタルリツグミ
    英名:Western BluebirdNY州鳥

  • チャカタルリツグミ Western Bluebird

    チャカタルリツグミ Western Bluebird

  • チャカタルリツグミ Western Bluebird

    チャカタルリツグミ Western Bluebird

  • 和名:チャイロツキヒメハエトリ
    英名:Say’s Phoebe

  • ブラウン・アイド・スーザンBrown eyes Susan

    ブラウン・アイド・スーザンBrown eyes Susan

  • ミツマタに似た花

Vaseux Lakeから丘に車で登り、牧場で探鳥。ルイスキツツキが営巣中でした。

  • Vaseux Lake バース湖

    Vaseux Lake バース湖 10:47

  • ルイスキツツキ Lewis's Woodpecker

    和名:ルイスキツツキ
    英名:Lewis’s Woodpecker

  • ルイスキツツキ Lewis's Woodpecker

    ルイスキツツキ Lewis’s Woodpecker

  • ルイスキツツキ Lewis's Woodpecker

    ルイスキツツキ Lewis’s Woodpecker

  • ルイスキツツキ Lewis's Woodpecker

    ルイスキツツキ Lewis’s Woodpecker

  • ルイスキツツキ Lewis's Woodpecker

    ルイスキツツキ Lewis’s Woodpecker

  • ヒメコンドル Turkey vulture

    和名:ヒメコンドル
    英名:Turkey vulture
    全長66~80cm 翼開長170~183cm

  • ヒメコンドル

    ヒメコンドル Turkey vulture

  • 探鳥風景

    探鳥風景

  • アメリカカササギ  black-billed magpie

    和名:アメリカカササギ
    英名:black-billed magpie

  • アメリカカササギ  black-billed magpie

    アメリカカササギ  black-billed magpie

カナダの内陸部は6月でも非常に暑く、暑さで疲れます。今日のlaunchはアイスクリーム屋さんの庭の木陰でサラダと買ってきたクレープやバーガーです。



午後からは、White Lake Roadを走り、Twin Lake Roadとぶつかる当たりで探鳥します。

  • ミツマタのような花

フォーチュンクッキー
今度作って見よう。

午後は余りに暑いせいか、新しく見る鳥には恵まれず、今まで見た鳥と景色を眺めながらプリンストンまでのドライブとなりました。今日泊まるホテルはSandman Inn Princetonで、ホテルにはギリシャ料理のレストランがありますが、私が少し疲れ気味なので中華料理が良いでしょうと、外の中華料理屋さんへ行くこととなりました。こんな所も、ベテランガイドさんの気配りですねー。
そうそう、昨日の中華レストランでも出たのですが、最後に出るデザートのおせんべいみたいな中におみくじが入っています。フォーチュンクッキー、面白いアイディアですね。
今日はフルーツ王国(山梨県と同じ)オカナガンバレーの途中でアメリカンチェリーを買ってきました。夜の鳥合わせのあとにデザートとして頂きました。明日の朝は早いので、早めにおやすみなさい。

今日見た鳥

カナダガン,マガモ,ヒメコンドル,ミサゴ,ハイイロチュウヒ,アカオノスリ,アメリカチョウゲンボウ,カンムリウズラ,ムナジロアマツバメ,アカフトオハチドリ,ドバト、ナゲキバト,メジロハエトリ,チャイロツキヒメハエトリ,ニシタイランタンチョウ,オウサマタイランチョウ,ミドリツバメ,オビナシショウドウツバメ,ツバメ,カササギ,ナミガラス,ワタリガラス,イエミソサザエ,チャカタルリツグミ,ムジルリツムギ,コマツグミ,ネコマネドリ,ヒメレンジャク,ホシムクドリ,キイロアメリカムシクイ,ムネアカルリノジコ,ニシマキバドリ,キガラシムクドリモドキ,テリムクドリモドキ,メキシコマシコ,オウゴンヒワ,マツノキヒワ,オウゴンヒワ,イエスズメ

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カナダの旅13 憧れの マニング州立公園へ


川端 雅章さんと行く、カナダグランドツアー8日目 Part2

6月6日(月)プリンストンをでて、探鳥しながらマニングパークへ 移動距離67km
  1. 早朝 ホテル発、Copper Mountain Road沿いの沼地へ。この沼の周辺で繁殖をする鳥の観察。
  2. 州道3号線を西へ、 約1時間でマニングパークに到着。
  3. 亜高山帯アオライチョウ、アメリカナキウサギなどを探す。頂上近くではまだ雪が残っているが、Avalanche Lily(黄色いカタクリ)やWestern Anemoneなどが見られるはずです。
  4. 午後 Lightning Lakeなどで探鳥。
  5. 17:00 宿に到着
  6. 夕食: 宿にて
  7. 宿泊: Manning Park Resort

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プリンストンを早朝に出て、Copper Mountain Road沿いの沼地などで探鳥しながら10時頃には今日の目的地・宿泊地であるマニングパークに着きました。ここでは、今回の目的に一つアオライチョウのディスプレイと黄色いカタクリの群生を見ることです。
さっそくBlackwall Roadを登りながらアオライチョウを探します。お天気も良く高くなる程景色も良くなり、道端には高山植物がいっぱい咲いています。Cascade Lookoutからはマニングパーク周辺が一望でき、これから行くライトニング湖(Lightning Lake)も見えます。
雪をいただいた山とお花畑けをお届けします。

  • スプレッディング・フロックス。芝桜と同じハナシノブ科で白色やピンク色もある。

  • スプレッディング・フロックス。芝桜と同じハナシノブ科で白色やピンク色もある。

  • インディアンペイントブラシ

  • インディアンペイントブラシ

  • インディアンペイントブラシ

  • エバーグリーン・バイオレット
    Evergreen Violet
    (スミレ科)

  • アーリー・ブルーバイオレット
    Earty Blue Violet
    (スミレ科)

  • ワイルド・ストロベリー
    Wild Strawberry
    (バラ科)

今日は鳥だけで無く、亜高山帯のお花畑で沢山のお花の写真を撮ることが出来ました。
本当はここで自然の中に咲く黄色いカタクリの群生をお届けする予定でしたが、まだ雪が多く、この日程では山頂に近づけず、諦めました。

山から下りて静かな湖畔へ。ここはライトニング湖(Lightning Lake)と言う湖で、カナダらしい静かな湖畔です。ここで買ってきたサラダとサンドウィッチの昼食をとります。この景色を独占しての何と贅沢なレンチでしょう。

  • ライトニング湖(Lightning Lake)

    ライトニング湖(Lightning Lake)

  • ライトニング湖でサラダとサンドウィッチのランチ

  • 湖畔で蝶の群

  • ライトニング湖

午後立ち寄ったライトニング湖(Lightning Lake)湖畔では、コロンビアジリスがあっちこっちで巣穴から顔を出し。モグラたたきみたいでした。このリスは昼行性で年に3.5か月しか活動しないそうです。食物は巣穴に貯蔵し、巣穴には排水穴もあるそうです。
わが家のアルルはどうしているかなー?

  • コロンビアジリス

  • コロンビアジリス

  • コロンビアジリス

  • ジリスはボート小屋のある湖畔に沢山います。

到着して直ぐにBlackwall Roadを登ってアオライチョウを探したときはいませんでしたが、もう一度夕方登ってみるとオスのアオライチョウがいました。でも肝心のディスプレイはしておらず、明日の朝のお楽しみとして今日はホテルに戻ることにしました。
主人はアオライチョウのディスプレイがこの旅のメインでしたから、今はとてもがっくりしています。

アオライチョウの雄

アオライチョウ 雄
学名:Dendragapus obscurus
英名:Sooty Grouse
科名:ライチョウ科
サイズ:全長約♂47-57cm、♀44-48cmcm、体重約1kg、翼開長約66cm


8泊9日のガイド・川端さんと一緒のバードウォッチングの旅も明日で終わり。今夜は最後の宿・マニングパーク・リゾートです。カスケード山脈にあるマニングパークの中の一軒宿ですが、ログハウスの素敵なホテルです。周りには何も無く、お食事もホテルで。

  • マニングパーク・リゾート

  • ホテルのディナー

  • ホテルのディナー

さて、明日の朝に期待して、今夜は早めにおやすみましょう。

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カナダの旅10 ネルソン(Nelson)経由でオソユーズ(Osoyoos)へ。

川端 雅章さんと行く、カナダグランドツアー6日目 Part2

6月4日(土)ナカプスからカスロ、ネルソン経由オソユーズ 移動距離437km
  1. 07:00 ホテル発、州道6号線を南へ。
  2. 第二次世界大戦中日系人が収容されたNew Denverの町を散策。
    同じく収容所のあったカスロの町を経由してネルソンへ。

  3. ネルソンの街で昼食 
  4. ここからCrowsnest Hwy(州道3号線)を一路西へ。
    Christina Lake、Grand Forks、Greenwoodなどの収容所のあった小さな町を経由しOsoyoosへ。

  5. 18:00 オソユーズの宿に到着。
  6. Osoyoos Oxebows, Road 22で探鳥。

  7. 夕食: 町の中華料理店で夕食
  8. 宿泊: Best Western Sunrise Inn

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p>ニューデンバー(New Denver)からカスロ(Kaslo)経由でネルソン(Nelson)まで116㎞、約2時間。小洒落た街に着きました。気温はかなり高いです。ここで昼食をいただきます。街の若者に美味しいレストランを聞いたのですが、そこへたどり着く前においしそうなパスタ屋さんがあったのでそこに入りました。店外にも店内にもニンニクの飾りがいっぱい。かなりニンニク使うのかな?と心配でしたが、出てきたお料理はそれほどニンニクが強くなく、とてもおいしかったです。2品でも十分なくらいのボリュームで、3人でそれぞれ1品ずつ頼んだので食べきれませんでした。

  • Nelsonの街

    Nelsonの街

  • カルボナーラ

    モチモチの生パスタのカルボナーラ

  • エビのトマトクリーム

    エビのトマトクリーム

  • フジッリのチキングラタン

    フジッリのチキングラタン

  • ネルソンの街

    自転車をフラワースタンドに。

  • ネルソンの街

    物欲しそうにウィンドウを除く二人。何があるんだろう?

もっとゆっくり歩いて見たかったネルソンですが、まだ先が長いので次に向かいます。主人もずっと探鳥をしていないのでうずうずしていますし。(笑)

Osoyoos Lake

下に見えるのはOsoyoos Lake

ネルソンから次のオソユーズまで日系人が収容されたグリーンウッドを経由して262㎞で約3時間半です。アメリカとの国境すれすれを走ってきました。やがて眼下にオソユーズ湖が現れ、オソユーズの街に。スーパーで買い物をして、すぐにホテルにチェックイン。すでに18時を回っていますが、まだまだ明るいのでこれから探鳥です。


THE OSOYOOS OXBOWS

THE OSOYOOS OXBOWS

Okanagan Hyw(97Hyw)を北に走り、右に折れRoad22に入ります。木造の橋の手前に駐車場があり、そこがTHE OSOYOOS OXBOWSです。オカナガンバレーの乾燥地帯の中の貴重な湿原で、カナダの貴重な野生動物の保護地区となっているようです。ここにはオオアメリカムシクイ(Icteria virens)などがいるようですが、今回はみることができませんでした。周辺の草原でボボリンクを探しました。

とても遠くて数も少なくて探すのに時間を要しましまた。たまたまハイイロチュウヒの雄が飛んでいて、それを見たいと車を止めたところに居たのです。
ボボリンクは諦めて居たので、とてもラッキーでした。南米から営巣のために来ているそうです。

  • ボボリンク Bobolink

    スズメ目ムクドリモドキ科
    和名:コメクイドリ
    英名:Bobolink 18cm

  • ボボリンク コメクイドリ

    ボボリンク コメクイドリ

私は木造の橋が気に入り、その周辺でお花や橋を撮っていました。時折車が通るとガタガタと凄い音がします。橋の向こうにはビッグホーンシープが住んでいそうな岩山が見えます。もう一度会ってみたいです。でも3回も見ているから欲張りでしょうか。

  • R22の木造の橋

    R22の木造の橋

  • Bridge on Road 22

    Bridge on Road 22

まだ日は高いのですが、もう19時を廻っています。オソユースの町に戻ってお夕食を食べに行きます。
今夜は川端さん行きつけの中華料理店です。色々とりたかったのですが、量が多いので食べきれないと言われてワンタンスープや五目焼きそばなどとりましたが、美味しくても思ったほど入らず、川端さんの言うとおりでした。

綺麗なハンギングバスケット

どこの街も綺麗なハンギングバスケットが飾られています。

カナダでは何処の町でも高いところにハンギングバスケットが掛けてあり、お花が綺麗に咲いています。どうやって水やりをするのだろと思っていましたが、良ーく見ると給水パイプがそれぞれに繋がっています。これなら高いところでもお水の心配は無いですね。
又、街中ににもミサゴの営巣用の柱が立ててあり、このお店の近くでもミサゴが営巣していました。


この日の気温が38℃になった夕暮れの街中で、電柱に止まって囀っていたカンムリウズラが撮影出来ました。翌日にもカンムリウズラとの出会いは多かったです。
2日前のコロンビア大氷原では気温4℃だったので、かなりきつかったー。でも、これがカナダなのだと、それも楽しみました。
カナダの電柱は木材が多く使われているので、この街の夕暮れは「三丁目の夕日」のような風景でとても懐かしい思いがしました。

  • カンムリウズラ Callifornia Quail

    和名:カンムリウズラ
    英名:Callifornia Quail 25cm

  • ミサゴの巣

    街中に立てられた柱の上で営巣柱のミサゴ

さーて、これからバンクバーに戻るまではまた探鳥がメインの旅となります。暑くて、少し疲れた体をベッドに横たえて、これからどれだけの野鳥に出会えるか楽しみにして休みます。

今日見た鳥

アメリカコガモ,ヒメコンドル,ミサゴ,ハイイロチュウヒ,カンムリウズラ,ツバメ,ハイイロホシガラス,ナミガラス,ワタリガラス,アメリカコガラ,コマツグミ,ムナオビツグミ,ボボリンク,ハゴロモガラス,ニシマキバドリ,キガラシムクドリモドキ,テリムクドリモドキ,ホオオジロガモ

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カナダの旅12 プリンストン~E C マニング州立公園へ

川端 雅章さんと行く、カナダグランドツアー8日目 Part1

6月6日(月)プリンストンをでて、探鳥しながらマニングパークへ 移動距離67km
  1. 早朝 ホテル発、Copper Mountain Road沿いの沼地へ。この沼の周辺で繁殖をする鳥の観察。
  2. 州道3号線を西へ、 約1時間でマニングパークに到着。
  3. 亜高山帯アオライチョウ、アメリカナキウサギなどを探す。頂上近くではまだ雪が残っているが、Avalanche Lily(黄色いカタクリ)やWestern Anemoneなどが見られるはずです。
  4. 午後 Lightning Lakeなどで探鳥。
  5. 17:00 宿に到着
  6. 夕食: 宿にて
  7. 宿泊: Manning Park Resort

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Copper Mountain Road沿いの沼地

早朝5時40分にはCopper Mountain Road沿いの沼地に到着。朝日に中で放牧された牛たちが草を食んでいた。暑かった内陸部でしたが、早朝はひんやり。葦の茂げる沼でではアカシマアジやアメリカヒレアシシギがスイスイと泳ぎ、キタホオジロガモの子だくさん家族などが見られた。


  • 和名:アカシマアジ
    英名:Cinnamon Teal 41cm
    北アメリカ西部と南アメリカの沼や池で繁殖する。
    警戒心が強いのか、近くには来なかったが、派手な赤茶なので目立つ。

  • アメリカオオバン

  • アメリカヒレアシシギ

  • 和名:アカオタテガモ
    英名:Ruddy Duck 38cm
    嘴のプラスチック的な色つやが、とても印象的な野鳥でした。
    メスが近くにいたので、ディスプレー中の姿です。
    名前はこの姿からきたものと思われます。

  • キタホオジロガモ

沼の畔でカモ類の撮影をしていたときに、キビタイシメが突然と目の前に現れました。これがシメかと思うほどの色合いで、驚きました。
それにしても良いところに止まってくれました。

  • 和名:キビタイシメ
    英名:Evening Grosbeak 20cm
    バックはハマナスの花です。

  • キビタイシメ

  • キビタイシメ
    ♂の背後に写っているのが♀です。

  • キビタイシメ 雄

  • キビタイシメ 雌

さー、撮り鳥も一休みして朝食を頂きましょう。今日はホテルで作ってきたサンドウィッチです。このお二人の距離感・・・やっぱり広ーいカナダにいると、お隣同士も広くなるのかな?

  • 湿原での

この湿原ではその他にも色々な鳥が楽しめました。

  • キイロアメリムシクイ
    英名:Yellow Warbler 13cm
    マウントレベルストーク国立公園・ジャイアントシダートレイルでも見ています。

  • メジロハエトリ

    和名:メジロハエトリ
    英名:Willow Flycachaer 15cm

  • 和名:ハイイロホシガラス
    英名:Clark’s Nutcracker 31cm

  • ハイイロホシガラス
    これはモレーン湖で見たとまっている姿です。人が嫌いでは無いようで、近くに止まりしばらくこちらの様子を観ている事もあった。

  • 和名:カオグロクイナ
    英名:Sora 22cm

沼地からしばらく走ると、ルピナスの咲く丘の上に一軒の家が。見渡す限り家がなく、丘の上のこの家からはどんなにか素敵な景色が見えることでしょうか。柵には1羽のワタリガラスが。カナダでは各地で見かけた野鳥です。
日本のカラスより大きく、飛翔姿は一見猛禽類のように見えるので、確認に時間を要します。

  • ワタリガラス

    和名:ワタリガラス
    英名:Common Raven 61cm

  • ワタリガラス

    ワタリガラス

さて、探鳥もほどほどにして、州道3号線を西へ走り、 約1時間でマニングパークに到着です。
8日目 Part2へ。

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カナダの旅9 日系人収容所跡を訪ね、小さな町を経由しOsoyoosへ。

川端 雅章さんと行く、カナダグランドツアー6日目 Part1

6月4日(土)ナカプスからカスロ、ネルソン経由オソユーズ 移動距離437km
  1. 07:00 ホテル発、州道6号線を南へ。
  2. 第二次世界大戦中日系人が収容されたNew Denverの町を散策。
    同じく収容所のあったカスロの町を経由してネルソンへ。

  3. ネルソンの街で昼食 
  4. ここからCrowsnest Hwy(州道3号線)を一路西へ。
    Christina Lake、Grand Forks、Greenwoodなどの収容所のあった小さな町を経由しOsoyoosへ。

  5. 18:00 オソユーズの宿に到着。
  6. Osoyoos Oxbows, Road 22で探鳥。

  7. 夕食: 町の中華料理店で夕食
  8. 宿泊: Best Western Sunrise Inn

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昨晩の事から

昨晩の宿はナカプスの町から12kmも山の中に入った温泉のあるNakusp Hot Springs Chalet。道を間違えたのでは無いかと一度は町に戻ったほど山奥です。
でも温泉は快適で、長旅の疲れを癒してくれ、Chaletは3つのベッドルームがあり、この日は1人ずつお部屋を独占。私は奥のバストイレ付きのお部屋を。でも裏は山で、心許ない窓。夜中に熊が割って入って来ないかちょっと心配になりました。
でも心配ではすまない出来事が。お夕食を済ませて、主人が外で星が綺麗だというので川端さんも外に出て、私が最後に出てドアーをバタンと閉めてしまいました。あっ、鍵が・・・

Nakusp Hot Springs Chalet

無事朝を迎えて。

まだ体は温泉で温まっていたものの、外気温は大夫下がっています。それから3人でとことこ歩いてフロントのある所へ。するとガラス越しに、ザックを背負って今まさに帰ろうとしているフロント係さんが見えます。どんどんとたたいて開けて貰い、何とか合い鍵を貰いました。まさかフロントがいなくなるなんて・・・
3人で「良かったね、いなかったら車で寝る事になったね」と話しながらコテージに帰ったのですが、今、日本でその日のこと思うとその車の鍵さえ無かったのでは?
朝、そこを出発してまもなくBlackbareに出逢い、またその直ぐ先でまた別のBlackbareに出逢ったのですから、もし車にも入れなかったら、寒いだけでなく夜中に熊さんとご対面だったかも知れません。日中、車から見る熊さんは怖くないですが、夜、もろにご対面だったら・・・・おーー怖い!!

  • ブラックベアー

    この時ブラックベアーは目の前で、ウンチをしました。それだけ私たちの前でもリラックスしていたのでしょうか?

  • Blackbare

    ウンチをしたら草陰に、本当は草陰に入ってからウンチでしょうに。

ニュー デンバーの朝

朝の9時にNew Denverという小さな街に着きました。日系人が強制収容された町の一つです。今でも小さな小さな町で、ファーストフード店も勿論無く、静まり返った朝の町で、一軒の小さなCafeを見つけるのがやっとでした。でも、その小さなCafeがとてもおしゃれで素敵なお店だったので、ここに寄る事に。焼きたてのパンやスコーンの香りが漂っています。朝食は食べて出てきたものの、勿論もう一度頂きます。チーズのパンやスコーンなど好きなものを選んで、表通りが見えるカウンタで。
やがて近所の人たちがパンを買いに来たり、身ぎれいにした年配のご婦人が二人で朝からおしゃべりを楽しみながら朝食を食べに来たり・・・ここは町の社交場なのかも知れません。

  • Cafe bar[NURU」

    ハニーサックルが絡んだ可愛い看板
    Cafe bar[NURU」

  • 落ち着いた店内

    落ち着いた店内

  • 庭

    芝とメープルが綺麗な小さなお庭

日系人強制収容所を訪ねて
日系収容所メモリアルセンター

日系収容所メモリアルセンター

太平洋戦争で日本が真珠湾攻撃した事が発端で、日系人が太平洋岸にいては日本海軍が責めてきたときに、日本軍に協力してしまうのではと、西海岸から遠く離れた内陸部の寒村に強制収容された町を訪ねました。最初に訪れたのがここNew Denverです。
「NIKKEI」という言葉はすでに英語となっており、ここにはメモリアルセンターがあり、当時の生活の一部をかいま見る事が出来たり、多くの写真から、当時を知る事ができます。両手に持てるだけのものだけをもつ事だけを許され、家や漁船、車などはすべて置いたまま列車に乗せられ、カナダ国籍を持つ人も含め約1万2千人がこうした僻地へ収容されたのです。やがて置いてきた財産は二束三文で売却され、収容所の維持に当てられてしまい、後に開放されるも、身一つになってしまった日系カナダ人は、また更に過酷な人生を送る事になるのです。私は数年前に松坂慶子さん主演のドラマで見ていたので、とても興味があり、ガイドの川端さんが今回の旅のコースに入れて下さった事を感謝しています。
多分、この地まで訪れる人は少なく、ましてやこのセンターを目的にいく人も少ないと思うのですが、素敵な女性が受付にいて、とても歓迎を受け、当時の事など詳しい説明を受ける事が出来ました。(通訳としてガイドさんがいたからですが)強制収容した側でありながら、時に目に涙を浮かべ、NIKKEIの人たちの過酷な生活や様子を、日本人である私たちにきちっと説明する姿に胸が熱くなりました。そして負の遺産を国定歴史記念物として保存しているカナダ政府の勇気にも感動しました。
今、家族がカナダで生活を送っていますが、「ここへ来て、日本人だからと嫌な思いをした事がない」といっていた言葉がふっと蘇りました。差別、迫害、戦争・・・いろいろな事を経て、今はいい関係でいられる事に喜びを感じた1日でした。

  • 底の円いバケツ

    井戸の近くに置かれた底の円いバケツ。防火用以外に利用しないよう底が円く安定しないようになっている。

  • 日系収容所メモリアルセンター

    センターでは詳しい説明を聞く事が出来ました。

  • これから行く道をアドバイスしてくれています

  • 記念写真を

  • 日常生活品の中に日本人を感じます。

  • サナトリウムの写真

  • 床屋さんの椅子

  • 守りあるパークの中の再現した民家

  • 町中にも当時からのような家が残っている

この後、収容所のあったサンドン(ヒマラヤ杉に降る雪の撮影場所でもある)カスロ、ポポフ、グリーンウッド、など走り抜けましたが、何処も美しい湖の畔だったり、風光明媚な場所でリゾート地になっていますが、今だ小さな小さな町で、この日は6月初旬でありながら、真夏のように暑い日でした。内陸部のこれらの地は夏暑く、冬は寒く過酷の地なのでしょう。

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