ペンション あるびおん

八ヶ岳 小淵沢の小さな宿に宿泊して、静かな時間と体に優しいお料理をお楽しみください。

TEL.0551-36-4166

 E-Mail.p-albion@p-albion.jp

〒408-0041 山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3332-1157

旅行

函館

藤の花と復元建築された函館奉行所

娘と合流した千歳空港を、朝の温泉にも入って、ゆっくり出ました。
それにしても函館は遠いですね。千歳からでも「はーるばる来たぜ、函館へ」って言う感じです。途中から見えだした大沼の駒ヶ岳が遙か遠くにあり、まだ行く先が長いこと実感しました。一人で運転の主人も大変です。

でも救いはここでもお天気。途中まで降っていた雨も上がり、函館では青空が広がってくれました。真っ白な五稜郭タワーも青空に聳えていますし、五稜郭の緑や藤の花も清々しく見えます。

私にとってもうん十年ぶりの函館は、すっかりと変わっていて、目新しいものばかり。五稜郭には復元建築された函館奉行所があったり、そびえ立つタワーも。

函館山の夜景を見に行ってその人の多さにびっくり。少し遅めに行って良かったです。初めはクリアーだった夜景も霧が少しずつかかってきて、それもまた綺麗でした。


  • 藤の花と復元建築された函館奉行所

  • 復元建築された函館奉行所

  • タワーから見た五稜郭

  • 函館山からの夜景

そして今日の夕食は娘の大好きなウニ。折角なのでミョウバンを使っていないウニのお店へ。うには溶けやすい身を保護するためにミョウバンを使うそうですが、これを使わずに出せるウニはそれだけ鮮度が良いと言うことです。どっかとウニをいただくより本当に美味しいものを今日はいただきました。美味しゅうございました。


☆八ヶ岳の宿泊とバードウォッチングはペンションあるびおん

残雪の山々と高山植物

残雪の旭岳や当麻岳、十勝岳をバックに高山植物を撮りました。

  • キバナシャクナゲとミネズオウのお花畑の向こうは十勝岳

  • 当麻岳とキバナシャクナゲ

  • 旭岳とキバナシャクナゲ

  • チングルマと旭岳

  • チングルマと雪に覆われた鏡池


☆八ヶ岳の宿泊とバードウォッチングはペンションあるびおん

カムイミンタラ~神々が遊ぶ庭~

今年もやってきました、ここへ。
ここはカムイミンタラ~神々が遊ぶ庭~と呼ばれる旭岳の懐です。

気温は高く、一見したところでは例年ぐらいの雪に見えましたが、登ってみると擂り鉢池もほんの少し水がたまっているだけで、鏡池は雪が溶けていず雪の原です。いつもなら足下を照らす小さなランタンのように並んで咲いているエゾノツガザクラも見あたりません。季節は確実に遅れています。

主人は展望台で赤い鳥さんを待つので、私は姿見の池を目指して花撮りに出かけます。
ハイマツ帯や岩場はすっかり雪が溶けて、キバナシャクナゲ、メアカンキンバイ、ミネズオウ、チングルマが咲き始めています。
でも噴気口付近から上はまだキバナシャクナゲも蕾です。ジムカデもコメバツガザクラ見あたりません。やっとやっとエゾノツガザクラを見つけたくらいです。
姿見の池も姿は映りません。

ホシガラスではありませ~~ん!

昨年は至る所で出てきてくれたシマリスもほとんど見かけません。主人は見たようです。まだ多くは冬眠から覚めていないのでしょうか。
そして主人の待つ赤い鳥もまだ上に上がっていないようです。でもノゴマは沢山楽しませてくれたようです。
お弁当を広げると大きな鳥がやってきました。餌を与える人がいるでしょうか、人慣れしたカラスです。ちゃっかりとホシガラスの看板の上でこちらを見ています。勿論何もあげません。

でもこの青い空と雄大な景色に十分に目も心も満たされました。やっぱりカムイミンタラです。

  • 噴煙あげる旭岳

  • 旭岳とキバナシャクナゲ
  • 擂り鉢池とキバナシャクナゲ

  • メアカンキンバイ

  • チングルマ

  • やっと見つけたエゾノツガザクラ


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きらめきの朝 旭岳温泉にて

8時のロープウエイ始発までの間、早朝の湿原を歩きます。朝日に露をまとった植物がキラキラ煌めいて、素敵な一日の始まりです。


☆八ヶ岳の宿泊とバードウォッチングはペンションあるびおん

旭岳温泉 雪解けの湿原の花

雪が残る木道

旭岳温泉です。ここも今年で3年連続で来ていますが、噂には聞いていましたが、温泉回りに雪がいっぱい残っていてびっくりです。札幌も富良野も真夏のように暑いのに・・・・。

いつもなら散策路にお花もいっぱい咲いているのに、その散策路は雪の道です。ロープウエイ駅の裏の湿原も木道の一部が出ているものの、雪がまだ沢山残っていて、いつもは終わっている水芭蕉が綺麗に咲いています。
気温は高いのですが、雪の量が多くて溶けないのですね。明日登る旭岳は道なのか気に掛かります。

湿原では雪の溶けたところにエゾリュウキンカと水芭蕉が溢れるように咲いていました。


  • やっと雪が溶け始めた湿原

  • エゾリュウキンカ

  • エゾリュウキンカ

  • 水芭蕉

  • 日本で一番最後に咲く桜・千島桜

  • 雪解け水が溢れる木道


☆八ヶ岳の宿泊とバードウォッチングはペンションあるびおん

札幌~富良野~旭川

札幌を早朝に出発。富良野経由で旭川に向かいます。
とても暑いです。びっくりするくらい暑いです。でも旭山動物園の裏山に入ったらとっても
涼しく、ホット一息。北海道はやはり木陰に入れば涼しいですね。

そろそろお昼。旭川に来たらやっぱりラーメンでしょう。
橙ヤに向かいます。

橙ヤラーメン

ミシュラン三つ星レストラン

札幌へ来たら必ず行くレストラン「モリエール」。昨年、北海道版ミシュラン3つ星! に輝いたものの、昨年も今年も以前と変わらぬお店の雰囲気、スタッフの対応にホッ!流石です。
今日も早朝から鳥撮りに出かけた主人の留守に、姉と二人で行ってきました。

今日のメインは「カスベ」。最近は本州でも見かけますが、やはりカスベは北海道らしい食材ですね。エイのヒレで、コラーゲンたっぷりの食材ですが、新鮮でないと匂いがきつくなり、それが一般に出回らない要因かも知れません。

このお店が人気であること、ミシュランに選ばれた要因は、北海道の食材を、それも決して高級食材でなくても一流の料理に仕立て上げることにあるように思います。初期の頃シェフとお話ししたときも、真狩等で味は良くても形が悪くて出荷出来ない野菜をポタージュに使うとおっしゃっていました。そこが私がこのお店が好きな理由でもあります。

  • ゴボウのポタージュ ツブ貝の前菜 馬鈴薯のニョッキバジルソース カスベのソティなど

  • デザートは3種供されます。これがまた嬉しい

東京スカイツリー おのぼりさん。

浅草ビューホテル

キッチンハートランドさんと一緒です

今日は北杜市の仲間とスカイツリー日帰りバスツアーに行ってきました。朝日がオレンジ色に輝く中、寒い寒い八ヶ岳を出発して、中央道から河口湖経由で大月に出て一路都心へ。河口湖経由の道も渋滞もなくスムーズで、時間的には30分くらい余分にかかる程度でしょうか。首都高で渋滞にかかり、昼食予定の浅草ビューホテルについたのは15分遅れ。26階のスカイツリーの見えるレストラン「武蔵」でのバイキング。和洋中折衷のコンチネンタルバイキングに舌鼓。26階から見渡す景色は素晴らしく、浅草の花屋敷、浅草寺の向こうにこれから上るスカイツリーが青空に向かって立っています。そういえばこの電波塔のイメージは「空に向かって伸びる大きな木」でしたね。今日はまさにそのように見えますよ。


  • 東京スカイツリー

    浅草ビューホテルからの東京スカイツリー

  • 東京スカイツリー

さてランチの後はバスで移動して、いよいよスカイツリーおのぼりさんです。4つのエレベーターは四季をイメージしており、私たちが乗ったのは冬でした。

エレベーター 冬

都鳥が舞う冬のエレベーター

約50秒で地上350mの第1展望台へ。あーー窓が汚れていて綺麗に見えない。でもなかなか拭けないですよね。ワイパーみたいな装置ないのかな?コンデジだとこの汚れにピントがあっちゃう。窓辺によっても高度に怖さを感じない。小さいとき東京タワーに初めて登ったときとは違う。それに横浜のマリンタワーなんていつも揺れているのに、全く揺れを感じません。もう私たちは高層ビルや飛行機などで高度に慣れきっているのですね。上海ヒルズの世界一高い展望台(地上474m)にのぼったときは霧に包まれて何も見えませんでした。その方がずっと怖かったです。(笑)遠くから眺めていたときは真っ青な空にスカイツリーが聳えていましたが、いざツリーにのぼると富士山や遠く八ヶ岳の方はかすんでいます。それでも今日は東京としてはとても空気が澄んでいて、最高の眺めかも知れません。はるばる向こうのお山からお上りさんできて、スカイツリーに上ってしまいました。横浜のランドマークタワーも見えていますね。

  • 東京スカイツリー

    東京スカイツリーの影

  • 東京スカイツリーからの隅田川

    ここから隅田川の花火を見たいね

  • クリスマスバージョン

    クリスマスバージョン

  • 透ける床にて

    透ける床にて私たちもクリスマスバージョン

下りは春・桜のエレベーターでした。外に出て真下からスカイツリーを見ましょう。青い空にスカイツリーホワイト(「スカイツリーホワイト」は、日本の伝統色である「藍白」(あいじろ)をベースにしたオリジナルカラー)がまぶしく輝いていました。

  • スカイツリーホワイト

    これがスカイツリーホワイトだー!

  • 石のオブジェ『TO THE SKY』

    石のオブジェ『TO THE SKY』

ソラマチにあるこの石のオブジェ『TO THE SKY』 は3本立っていて、天・地・人を表し、未来の安寧を祈る彫刻として、心をこめて制作したそうです。集合時間までソラマチを歩きますが、駅ビルにあるようなショッピングセンターで、地元らしさがなくちょっとがっかり。地元店舗は高くて入れなかったそう。

夕暮れに都内を後に帰路につきましたが、途中の首都高から茜色に染まる懐かしい東京タワーが。やっぱりいいな東京タワー。私は3丁目の夕日世代だもの。

後記:東京も冷え込むとの予報に着込んで行きましたが、なんと暖かい。コートはずっと羽織らずでした。でも周りを見れば結構ダウンを着たままの人が。私たちは矢張り寒さに強くなっているのでしょうか。八ヶ岳に戻ると満天の星がお出迎え。キーンと冷えた空気が火照った体をクールダウンしてくれました。

東京駅

 横浜を出て、とりあえず今話題の東京駅で下車。お店は沢山あるけど、今はお腹いっぱいだし外へ出て見ます。うーーん確かにドームは出来たけれど、あまり変わったという気がしない。元々煉瓦造りだったし、2階建てが3階建てになって、南北にドームが乗ったのかな?背景がビルでなく、空をバックのシルエットだったら素敵でしょうね。だから夜がいいのですね。

次回はステーションホテルでお食事をして、ゆっくりとお店を見て回りましょう。今日はこれから柴又に行きます。

横浜のドルフィン

 今日はお墓参りの後、間門から細い坂を登って、小田和正さんの出身校・聖光学園とその近くの主人の出身校・緑が丘高校を見に行きました。この道は私の通学路でもあり懐かしい。それにしてもこの丘は、マンションと住宅で埋め尽くされ、外人ハウスのあった当時ののどかさはどこにもない。それでもここは高級住宅地なのでしょう。

 そのまま滝の上に抜け、森林公園が見えてきたところで左折。Fire station前のドルフィンへ。11時の開店早々なので誰もいません。静かなのでここで早めのランチをとって、東京へ向かうことにしました。
窓の景色の半分はマンション群で埋め尽くされ、コンビナートと海は遙か彼方。左手に緑の丘が続き、そこでは私の母校が建て替えられているはず。

そんなことを思いながら窓の外を見ていると、急に曲が変わってユーミンの歌がが流れてきました。私からは背中になるので、主人に「今お店の人がわざわざ替えたの?」と聞くと「そうだよ」と。お店のテーマソングなんだ。サービスのつもりかな。

横浜のドルフィンといえば多く人はユーミンを思い出すのでしょうか。

あなたを思い出す この店に来るたび

坂を上がって きょうもひとり来てしまった

山手のドルフィンは 静かなレストラン

晴れた午後には 遠く三浦岬も見える

ソーダ水の中を 貨物船がとおる

小さなアワも恋のように消えていった

 でも横浜の人はだれもここを山手とは呼ばないよね。ソーダ水の中を貨物船が通るほど近くには見えないよね、昔から。

ユーミンは好きだけど、この曲のお陰で200人も300人もお店に来るようになって、初代の落ち着いた大人の雰囲気のドルフィンは消えてしまった。こぢんまりとして、奥は一段下がっているフロアーで、ピアノの生演奏が流れていた。大人が集まる雰囲気のお店だったけれど、父がよく使っていたので、私も高校生の時からここでアイスコーヒーをよく飲んでいました。それがあまりにも違う雰囲気になってしまって、これはユーミンも計算外だったのでは?

私の好きな小田さんは、横浜出身じゃないユーミンに横浜の歌でヒットを出され、3年後に『秋の気配』を書いたそうです。「あれがあなたの好きな場所  港が見下ろせるこだかい公園」という歌詞ですね。小田さんの学校はここから直ぐですものね。結構ショックだったのでは・・・

 私の家からは歩いていける場所で、懐かしい場所なので思い入れが強く、つい寄ってしまうのですが、つい愚痴も出てしまいます。

でも、久しぶりにお食事をいただきましたが、今日のランチは美味しかったですよ。