八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 過去ログ : 2011-08-05

Aug 05, 2011

津南産のカサブランカ

 わが家のブログに度々登場する名前は新潟の津南。わが家のお米の産地です。今日は津南産のカサブランカをご紹介します。
今わが家の玄関に飾ってあるゆりの花は津南産カサブランカです。津南カサブランカの特徴としては
・最初の1輪から最後の7輪まで咲ききる。
・茎が確りしているため、花の重みでしならない。
・根元の茎の太さと一番花の付け根の茎の太さがほぼ
とかで、平成11年には品質のすばらしさ、組合員の普段からの努力と研鑚、団結力が評価され、日本農業賞の大賞に輝いています。
3月12日の長野県北部地震での大被害に加えて、先の豪雨による水害と受難続きの津南ですが、みんなで頑張っています。津南からカサブランカを取り寄せることができます。とても安い気がします。 興味ある方はこちら(津南町ウェブサイト)でお問い合わせしてはいいかがでしょう。

エキナセアと桔梗

 宿根草が多いので、勢いのある元気なものは我が物顔に育ち、遠慮がちなお花は消えてしまったりします。それも自然淘汰で仕方のないこと。でもこのエキナセアはベルガモットの勢いに負けずにスクーッとベルガモットの間から咲き始めました。負けずに自分を主張しているところが好きです。エキナセアはその根に、免疫機能を高める成分を含み、最新の研究で、抗ウイルス性,抗菌性,免疫強化性などが実証されています。
 そうそう、ここに咲いているベルガモットですが、これはアールグレイの香り付けに使われている香料のベルガモットとは違うのです。香料のベルガモットは蜜柑科の柑橘の実で、生食や果汁飲料には使用されず、専ら精油を採取し香料として使用されるものです。

         エキナセア                 ベルガモット (モナルダ属シソ科) 
 さて一輪咲いた桔梗は虫に食べられずに生き残った桔梗です。他のものは蕾の時にみんな虫に食べられてしまいました。
           

鬱蒼とした林のレンゲショウマ

 わが家の裏庭は林で、夏にはほとんど陽が差さなくなります。そんなに庭でも夏に花を咲かせてくれるのがレンゲショウマとキレンゲショウマ、そしてフシグロセンノウです。
近くで山野草を見事に育てていらっしゃる方も、ここにはレンゲショウマが良さそうと、大きな苗を春に十数株頂きました。それがみんな沢山蕾を持ち、いよいよ咲き始めました。これは真っ先に咲いた1輪です。これから次々に咲くのが楽しみです。
 花を咲かせるのは難しいけれど、温暖化に伴い気温が上がってきた八ヶ岳でも、いつもヒンヤリした風を客室に送り込んでくれるのがこの林です。今年もフィットチッドたっぷりの自然のクーラーでぐっすりとお休み下さい。