八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 過去ログ : 2011-07-10

Jul 10, 2011

車山

 梅雨も明け、今日も素晴らしいお天気です。
今朝チェックアウトしたお客様は、ブルーベリー狩りの後車山に向かわれる方や、ゆりの里へ百合の写真を撮りに行かれました。ユリの開花が遅れ、まだ百合は少ないそうですが、咲き始めの百合は綺麗なので撮りに行くそうです。ちなみに14日までは富士見高原ゆりの里は無料開放です。
 主人はご近所さんを案内して花と鳥の車山に出かけました。野鳥に興味を持ったばかりの女性3人ですが、双眼鏡を持って出で立ちはバッチリです。私も行く予定でしたが、今日は少しゆっくりすることに。
なのでここに掲載の写真はp・たん歩゚歩゚さんの録った写真です。青空と白い雲。お花はレンゲツツジが終わり、名残のコバイケイソウと咲き始めのニッコウキスゲですね。でも写真で見るとニッコウキスゲの蕾がいっぱい見えます。今年は鹿の害を逃れたようで、これから咲くのが楽しみです。

      名残のコバイケイソウ                ヨツバヒヨドリ

    足元にチラホラとニッコウキスゲ

初めてのラッキョウ漬け

 野菜ができる時期になると隣町から無農薬の野菜を売りに来るおばさんがいます。形や大きさは不揃いだけど、朝採ったばかりの野菜はありがたいです。
今日はこのおばさんに、「ラッキョウあげるからつけてみない?」といわれました。私はラッキョウを漬けた事がありません。自分で漬けるほど沢山食べるわけでもないし。でも折角だからいただいて、暇を見て漬けてみようと気軽に思いました。今日はちょっと体調悪いし・・・

  さて、いただいたのは畑から抜いたばかりの泥付きのラッキョウです。早速ネットで調べてみるとラッキョウは生命力が強く、その日に漬けないと芽が出てしまうとのこと。えーーー!!

1, そこで玄関に泥付きラッキョウを広げ、ハサミで根と茎を切っていきますが、一緒に野菜を買っていたお隣のお婆ちゃんが「初めから深く切るとラッキョウの中に泥が入るから、初めは長く切って、泥をあらってからもう一度根と茎を切ると良いのよ」と言っていました。お婆ちゃんの知恵袋をいただいて、とりあえずは大まかに根と茎を切りました。
2,何度か水を替えながら、こするように泥を落としました。ラッキョウもひとつひとつ離れました。

3, さてここからは娘にも協力してもらって、ギリギリの所で根と茎を切り、薄皮を剥きます。ラッキョウの下ごしらえってこんなに大変なんですね。
4,つるんとつややかなラッキョウとなったら、いよいよ塩漬けです。
5,ラッキョウ1.8kg 水800cc 酢400cc 塩180g(10%) これを綺麗な壜に入れて、重し(水を入れた壜をビニール袋に詰めてみました。)して10日ほど置くそうです。

漬ける液体の量は、一度ラッキョウを入れた壜に水を入れてラッキョウが浸かる量をみて、その水を測ったところ1200ccでした。その量を水2:酢1にして漬けました。


 母が漬けていたり、お友だちのkikoさんからもいただきましたが、やはり自分でやってみないと大変さはわかりませんねー。でもこうして一粒一粒丁寧に皮を剥くと可愛くなり、是非とも手間暇かけて美味しいラッキョウ漬けを作りたいと思ってきます。塩漬け無しの簡単な方法もあるようですが、折角だから時間をかけて作ってみようと思います。
まな板を二つ並べ、娘とおしゃべりしながらのラッキョウの下ごしらえも楽しいものです。でも娘に「今日は休むと言ったのに、結局休んでないじゃない」と言われてしまいましたが。