主人の鳥見仲間の写真展『倶楽部鳥見人信州 写真展』を見に行きました。
「輝く自然の中で」をテーマに、信州の自然を身体で感じながら1年間撮りためた写真です。会場はタケヤ味噌(味噌会館2階)で2013年9月12日~9月18日 最終日は15:00までです。
丸高蔵
この後は、神州一味噌発祥の『丸高蔵』の『千の水』でランチ。大正時代に木曽の藪原から移築した100年の時を超える建物で、事務所として使われていた蔵が5年前に店舗・レストランになって以来、良く訪れます。
味噌を使ったランチも美味しいですし、蔵はとても落ち着きます。豚汁も美味しいのですが、今日はヒレカツ定食とトンかカツ定食。味噌ソースと赤とん辛子醤をつけていただきます。たっぷりのお味噌汁もサラダの梅味噌ドレッシングも美味しいです。
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ヒレカツ定食
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トンかカツ定食
衣之渡川の蓮の花
丸高蔵の横の衣之渡川にはまだ蓮の花が咲いています。今日はここから上諏訪の酒蔵『真澄』まで川沿いを歩いてみることに。元々丸高は、大正5年創業で、清酒真澄を醸造していた十九代伊兵衞の健康に良いお味噌を醸造するようにとの命により、この地にて、お味噌の醸造を始めたそうですから、親戚同士を結ぶお散歩です。
こんな風にゆっくり歩いてみるのは初めて。観光ガイドにもない道ですが、古い家並みや川で遊ぶ子供や水鳥、小さな趣ある橋など楽しい路地歩きです。上諏訪と言えば有名な温泉地。各家には温泉が引かれているし、ジモ専(地元民専用の温泉)らしきものもありました。羨ましいなー。
散歩スナップ
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蔵の裏には信州一味噌製造工場
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ずいぶん古い建物ですが、とても複雑な形です。
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門柱が残っており、こちらから見ると昔の医院のような感じです。
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かなり歴史を感じる建物ですが、現役の精密工場です。中かは機械の音が・・・庭のザクロも見事です。
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特急あずさが通過する単線の踏切。茅野-岡谷間が単線区間です。
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カイツブリが遊ぶ流れ
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萩の花が溢れる川岸
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曲がりくねった路地
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路地に咲くヒャクニチソウ
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板塀に心和みます。
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真澄の蔵。目的地『真澄』ももうすぐ。
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酒の蔵本 真澄
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ここの温泉で洗いもするのかな?横にはジモ専らしき建物も
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裏通りにはこんな流れが至る所に
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丸高蔵に戻ってきました。
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鰍沢蔵(登録有形文化財)
大正4年に、山梨県の鰍沢にあった酒蔵を移築した土蔵作りの建物です。
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鰍沢蔵
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蔵の前にある足湯。気持ち良かったーー!!
今回は思いがけないほど楽しい路地歩きができました。真澄を出るときには雨が降り始めましたが、暖簾をくぐって歩き始めた私たちに女将さんらしき方が傘をどうぞと差し出してくれました。とても助かりました。車を置いていただいた丸高蔵に戻ったときには、疲れたので蔵の前にある足湯に入りたかったのですが、タオルがなく躊躇していると、店内からタオルを持ってきて貸してくださいました。雨も上がり薄日射す中でのんびり足湯に浸かり、歩き疲れた足も身体もすっかりと回復しました。どちらのお店も長い年月続き、今も人気なのはこんな心遣いですね。心も体も嬉しい一日でした。