梅雨とコロナで暇を利用して、三階の物置を片付けて、すべての荷物を1階の部屋に納めることに決めて早3週間。30年間使い続けたお納戸には、何がどれだけあるかも分からないほど。
これを決めたとき、1階の2部屋に収まるだけにするには、どれだの日数がかかり、どれだけの荷物を泣く泣くすてなければならないだろうと想像しただけで重苦しくなりました。
そして、すてた荷物、他で利用していただいたもの合わせると1トン弱。
でも、今は何がどこにどれだけあると、家中のものが把握出来て、とても気持ちがすっきり。そして一番うれしかったのは、軽トラを持っているお友だちが、さっと来てはまずは大きな荷物を産廃所へ運んでくれたことで、重苦しい気持ちが一気にやる気に変わり、事が始まったこと。そして、今はお友だちもみんな断捨離に入った年頃。無理にもらってもらうのも返って悪いし、思いきってすてよと覚悟を決めたのですが、思いがけないほど皆さんが利用してくれたこと。食器などは近くのお友だちのお店のベランダに『ご自由にお持ちください』と書いておいてみたら、ほぼすべてさばけたり、衣類も外国に送って下さる方がいたり、思い出深いものは大切に使ってくれる方の所に収まったり。
そして、さすがすてるには忍びないお茶道具などを売ろうと初めて買い取り屋さんに来てもらったのですが、お茶道具を査定した後、他にアクセサリーなどありませんか?本物で無くて良いのですと。
捨てるコーナに義母の古いブローチやネックレスなどひとかたまりにしてありました。こんなので良いのですか?と見せると、いいです、撮影などに使うのでとひとかたまりで数千円ですがお金になるのです。そしてもう価値などないだろうとテレカもまとめて別の部屋に置いておきましたが、テレカはありませんか?と聞かれて出すと旅行先で集めたテレカが4万円に。回収率からいえば骨董品や高いお茶道具などよりよほど良いです。たまたま来た方が、私たちの横浜の家の直ぐ近くで育った方で、お話しが盛り上がり、これは売っては損ですともアドバイスしてくれ、納得のいく説明も有り、本当の所の損得はわかりませんが、捨てずに楽しく売ることが出来ただけで十分です。
後は整理してみたらありすぎるものを買わずに使い切って、徐々に更に減らしていくだけです。こんな大がかりな断捨離が出来るのも体力のある内。協力してくれたお友だちみんなに感謝です。
そんなこんなで赤フサスグリを余り摘まないうちに、ジョウビタキ親子が見つけて毎日啄んでいます。さー今年は沢山召し上がれ!
赤フサスグリを啄むジョウビタキ