ペンション あるびおん

八ヶ岳 小淵沢の小さな宿に宿泊して、静かな時間と体に優しいお料理をお楽しみください。

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〒408-0041 山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3332-1157

サンマ

嬉しい秋刀魚、サンマ、さんま!

この山の中では、やっと最近になってちらほら解凍ではない生秋刀魚を見かけるようになりましたが、昨日見かけたのは痩せこけた秋刀魚で1匹348円。えっこの痩せた秋刀魚が?と言うお値段で、とても買う気にはなれませんでした。他国では1匹30円とかだそうですが。でも油がのっているかは疑問ですね。
でも、今の日本ではきっとこのお値段が付くほど獲れないのしょう。
そんなこと思っていたら、お友だちがことしも特大秋刀魚を箱で送ってくれました。頼んでおいて、大きいのが入った時に送ってくれるそうです。ありがたく、ありがたく頂きました。

お刺身の小骨を抜くのが面倒な方、3枚におろしてさっと酢をくぐらせておくと(〆秋刀魚にならないように)、切って食卓で頂くまでに、もう小骨が気にならなくなっていますよ。
塩焼きは三升味噌(麹、醤油、青唐辛子を発酵させたもの)で頂きました。
明日は軽くしめて秋刀魚鮨をつくりましょう。

  • 秋刀魚のお刺身

    三枚におろした時点で、さっと生酢にくぐらせておく。皮も剥きやすく、中心の小骨を抜かなくても気にならなくなる。

  • サンマの塩焼き

    脂がのっていて、やっぱり塩焼き秋刀魚が一番!と思わせる秋刀魚でした。三升味噌が合います。

秋刀魚のオリーブ煮 秋刀魚のアヒージョ仕立て

秋刀魚のアヒージョ仕立て

秋刀魚のオリーブ煮

高かった秋刀魚も安くなり、安くなってきたら作ろうと思っていたのがオイルサーディンの秋刀魚バージョン。
保存も利き、色々なお料理に幅広く使えるオリーブ煮は是非作り置きしたい保存食の一つです。
今日は圧力鍋を使って、骨まで柔らかくなった秋刀魚のオリーブ煮(秋刀魚のアヒージョ仕立て)です。

あーCAの補給にもなるし、秋刀魚の脂質には、年齢を重ねた私たちが必要なDHA(ドコサへキサエン酸)
EPA(エイコサペンタエン酸・イコサペンタエン酸)
がたっぷり。脂がのっているのに、更にオリーブオイルで煮るのと心配しないでください。オリーブオイルはLDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪などの上昇を改善し、血管病を予防してくれます。

魚は煙が出るから、マンションなどでは調理しにくいという方も、これなら大丈夫。圧力鍋がなかったらちょっと長く煮るとか、保温鍋などで調理しましょう。秋刀魚の骨は柔らかいので、かなり柔らかくなるでしょう。

動画の見られない方は下のレシピでどうぞ。

秋刀魚のオリーブ煮レシピ( 秋刀魚のアヒージョ仕立て)
  1. 頭と内臓を取った秋刀魚に塩 胡椒 セージ ローズマリーをすり込む。
  2. ピチットシートに包み一晩置く。なければキッチンペーパーで包み、ラップで更に覆っても良い。味付けと脱水を同時に行う。
  3. 蒸し器に入るバットに入れ、好みの量の薄切り大蒜、種を取った鷹の爪、ローリエを加え、オリーブオイルを秋刀魚がひたひたまで注ぐ
  4. 中火にかけ、小さな泡が出てきたら火を止める
  5. クッキングシートかホイルで覆って蓋をする。
  6. 圧力鍋に蒸し板を入れ、カップ1以上の水を入れ、バットごとここに入れる。
  7. 高圧で20分蒸し煮する。
  8. オイルに浸しまま冷蔵庫保存すれば1週間ぐらいは保存がききます。
  9. 長期保存するときは、熱いうちに消毒した瓶に入れ、熱いオイルも秋刀魚がかぶるまで注ぎます。詰めた瓶ごと軽く蓋をして15分湯煎で加熱脱気処理します。
  • ピチッとシートで一晩包み、脱水、味付けされた秋刀魚

  • バットごと圧力鍋で加熱。堅くズレなく骨まで柔らかくなる。

昨日のメニュー『秋刀魚の薫製』で切り落とした尻尾部分をオイル煮しておいたので、朝食の時にお客様にもお味見していただきました。是非レシピをと言われたので、早速アップしました。是非作って見てくださいね。


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