八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 過去ログ : 2012-07

July 2012

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Jul 31, 2012

山梨桃事情

 昼間の暑さがウソのようです。お夕食後扇風機を止めて、今は寒いので窓を閉めてパソコンに向かっています。
 山梨桃事情なんて大げさなこと言ってしまいましが、皆さんが聞いたらなーーんだと思うかもしれません。 主人も私も横浜意外に親戚がなく、親の転勤もなく、井の中の蛙状態で育ってきました。そんな訳で、山梨に越して来たことで、多くの驚きがありましたが、その第一が桃です。
丁度桃の時期に越してきましたので、ご近状から桃を幾度となく頂きました。みんな美味しそうに色づいているのですが、しっかりした桃のなで、大事に大事に熟れるのを待つのですが、その内に腐ってしまうのです。そして夏も終わろうとして...いる頃、やっと山梨の桃は堅いことを知ったのです。そして堅いけれどピンク色した美味しそうな桃を頂いたので早速剥いてみました。すると中まで真っ赤。嬉しくて思わず口に入れたのですが、どうしてもそれが桃とは思えませんでした。桃の香りのした甘いリンゴでした。
その後、桃には堅いまま食べる種類と柔らかくなってから食べる桃の種類があることを知ったのです。今では必ず「柔らかい桃ですか」と聞いて買っています。お客様にも、お土産に桃を買うときは必ず堅い桃か柔らかい桃か聞いてから買い求めるようにアドバイスしています。

 山梨以外でも堅い桃を食べる所はありますか?

 私たちは未だ堅い桃はNGですが、娘は堅い桃OKです。そして桃農園に聞いても、最近の若い人には堅い桃が人気だとか。テレビで山梨の堅い桃のこと知った友人が、堅くても美味しい桃を食べてみたいと言うので送ってあげたら、堅い桃ファンになってしまいました。未だ堅い桃はNGな私は頭が固いのでしょうか?(笑)

桃の買い出し

  今日は穴山まで桃を買いに行き、ついでに韮崎で買い物。なんと気温は35度。でも車の温度計は42度にも。帰りは小淵沢に近づくにつれ気温がぐんぐん下がり、それでも小淵沢で30度。でも室内は閉め切って行ったにもかかわらず南側で28度。窓を開けたら林からの風でもっとひんやり。皆さんの所のクーラーの設定温度以下だと思います。林って大切ですね。
 さて暑い穴山で、太陽いっぱい浴びてしっかりと熟れた桃をいっぱい仕入れて来ました。今年の桃スープの始まりです。今夜一所懸命皮を剥かなくちゃ。

八ヶ岳一周ドライブコース

  最近の傾向として2泊連泊の方が多いです。やはり中日の一日がまるまる遊べるからでしょう。
そんな一日を使って「八ヶ岳一周ドライブ」はいかがですか?メインは原生林の中の白駒池ですが、標高差1200mもあるドライブコースの途中には横谷渓谷あり、温泉あり、素晴らしい景色と楽しいお店もあり、充実した1日となるでしょう。2000m以上の所に行きますので、お出かけの時は羽織るものをお忘れなく。天然のクーラーがかなり効いているはずです。

八ヶ岳一周ドライブコース

Jul 30, 2012

ナイトフォレストツアーやブルーベリー狩り

 夏休みに入り、ナイトフォレストツアーのお申し込みが増えてきました。今夜もリピーターさんが親子で参加。お夕飯を一所懸命、沢山召し上がってお出かけになりました。
人気なので、ご希望があっても取れない日もあります。ご希望の方はお早めにご連絡だください。
ナイトフォレストツアー

 ブルーベリーも採り頃です。お帰りの前にちょっと寄って、楽しんではいかがですか?美味しい土産も出来ますよ。
ブルーベリー狩り

Jul 29, 2012

渓流トレッキングと水遊び

 水の音を聞くだけで、すーっと汗が引くように感じるこの季節。八ヶ岳や南アルプスを水源とする清流のトレッキングはいかがですか?健脚度似合わせて楽しんでください。
そして小さなお子様がいらっしゃうるファミリーさんには、安全に楽しく遊べる水辺の公園をご紹介します。
きっと夏の良い思い出になることでしょう。名前をクリックすると詳しいHPにリンクしています。
吐竜の滝  吐竜の滝を見て、その周辺で遊ぶだけなら下流の駐車場から徒歩10分です。小さなお子様連れでも歩けける道です。苔むしたいわばkら幾筋も流れる滝は、清涼感いっぱいです。赤い橋から吐竜の滝までの川俣渓谷トレッキングコースは、今一部通行止めで迂回路になります。
迂回路地図

尾白川渓谷  吊り橋付近と千が淵までぐらいまではどなたでもいけますが、それから先はハイキングではなく登山道です。必ず滑りにくい靴とそれなりの装備でお出かけください。滑落死亡事故もおきていいるとこです。しかし神社の滝までのトレッキングコースは滝が次々現れて、とても素晴らしいコースです。下山は渓谷道を戻らず、尾根道での下山が安全です。途中でリタイヤした場合は、渓谷道を下ることになるので、ゆっくりと慎重に下ってください。

名水公園べるが  尾白川沿いに出来た公園で、渓流と森と温泉を楽しめます。堰堤は格好の水遊び場。あるびおんのリピーターさんで、毎年そこはご家族で行く方がいるほど、お子様には人気です。釣り堀もレストランもあります。体が冷えたら南アルプスを眺めながら温泉でゆっくり温まってはいかがですか?

Jul 28, 2012

ワイン作り体験

  あるびおんの体験メニューにの中で人気なのです。こちらは一宮のワイナリーで体験して頂くのですが、皆さん八ヶ岳の行きや帰りに寄って楽しんでいらっしゃい 「ワイン作り体験」 ます。ブドウ食べ放題に始まって、ワイン作り、ラベル作りまでします。
今年は7月21日から始まっています。どんな風に作るのかな?と興味ある方は
こちら をクリック。
出来たワインはクリスマスの頃までには送られてきますので、ご自分で、又はカップルで作ったワインでクリスマスを迎えるなんていかがでしょう?

Jul 28, 2012

夏休みにおすすめなファミリー登山

 この夏に軽い登山をしてみたい方、山ガール、山ボーイのデビューに、そしてファミリー登山にお薦めコースを紹介します。登り30分〜2時間30分の位のコースですが、お天気などには十分注意して出発してください。また夏のことなので、熱中症、脱水症にも十分ご注意ください。
入笠山 ほぼフラットな湿原歩きから、登山道入り口から片道30分程度の入笠山登山まで、程度に応じて楽しめます。山頂からは360度のパンラマ。空気が澄んでいれば富士山や北アルプスまでよく見えます。

飯盛山 獅子岩から上るコースは登山道からの見晴らしも良く、行く手の飯盛山も見えているので、歩く目安がつけやすい。山頂から見る八ヶ岳は雄大です。

日向山 唐松林の歩きやすい登山道を2時間程登れば、そこには奇岩、奇峰が乱立する花崗岩の山頂。見下ろせば深い谷と小淵沢の町が。左手には間近に迫るj甲斐駒ヶ岳、右手には雄大な八ヶ岳が見渡せます。花崗岩は滑りやすいので、広々した山頂でははしゃぎすぎに気をつけてくださいね。錦滝への下山道は崩落のために閉鎖。もし開いていても急な道なので、来た道を戻ってください。

 では楽しい夏休みは八ヶ岳のペンションあるびおんでどうぞ。

Jul 27, 2012

新鮮な野菜が届きました。

 夏本番を迎え、八ヶ岳の高原野菜も元気に育ちはじめたようです。
ブルーベリー農園のとりたてトウモロコシやEMボカシでお友達が育てている茄子やモロッコインゲンです。元気でつややかなお野菜を見ていると、お料理する気がモクモクとわいてきます。

トウモロコシはほぐしてスープに。茄子やモロッコはフリッターにしても美味しいです。

Jul 26, 2012

ブルーバリー狩りとブルーベリージャム

 昨日の朝、やっと時間を作って主人とジャム用ブルーベリー狩りに行ってきました。初めは薄曇りでしたが、陽が差すようになると流石暑くなって来ました。でも休憩用の東屋もトイレもあるので安心です。この日はまず東屋で朝食のサンドイッチを食べてからはじめました。

  あるびおんお勧め農園は、ブルーベリーの木が大きく、畑も大きいので、他とは違い時間制限がなく食べ放題500円とお持ち帰り1kg 1000円と破格です。(他は食べ放題40分のところが多い)
でも初めての方は、1時間も摘むと満足のようで、個人差はありますが大体1kg前後採れます。私たちは1年分のジャム用にと必要に迫られていますのと、もう何年も摘んで慣れていますから、実の大きくて甘いものだけとか、ジャム用に酸味あるものなど、目的別でも初めての人の1.5倍は摘めます。今日も沢山摘んで、たくさん食べてきました。

 今日は農園にも国蝶・オオムラサキが飛んでいました。オオムラサキは完熟したブルーベリーの実が大好きのようです。

 さて皆さんはつみ取ったブルーベリーをどうされるのでしょう?
勿論フレッシュなまま頂くのが一番ですが、どうしても食べきれない時はジャムや冷凍するしかありません。ジャムは手間もかかりますし、出来るだけ自然なままで味わいたい時は、美味しいお砂糖をまぶして冷凍しましょう。さっと洗ってざるで水を切り、キッチンペーパーで更に水を取り、お砂糖をまぶして冷凍。食べたいときには、ぽろぽろと取り出しやすいですから、冷凍状態のままお口に。美味しいシャーベットです。またこのままヨーグルトにのせても良いです。私はいつも実の10%のお砂糖をまぶしておきます。こうしておくと解凍してジャムにするときも、糖分の計算がしやすいからです。
私のレシピは 実1kg 砂糖(キビ糖や甜菜塘のみ)250g〜300g レモン半個分の汁 です。実の甘さに応じて、お砂糖を加減しています。
熱いうちに消毒した瓶に詰め、軽くふたをしてお湯の中でグラグラ15分で脱気殺菌。その後しっかりとふたを閉めて逆さまにして置きます。30分間、ビンを逆さにしておくことで、ビンの中に残っている耐熱性の微生物も生育することができなくなります。これで1年間安心して食べられるジャムの出来上がり。これぞフレッシュ仕込みのジャムです。


      脱気殺菌中                  倒立放冷で更に殺菌

 ペンションのあるびおんの手作りジャム

Jul 26, 2012

蝶々な1日

  朝起きると主人が「オオムラサキが来ているよ」と教えてくれました。ダイニングの窓に張り付いて、なんだか排泄物で硝子を汚しています。羽はしっかりと閉じて、綺麗な紫色は見られません。
お客様がチェックアウトした後に、車山、霧ヶ峰に行きました。ニッコウキスゲも咲いているようだし、今日がいける最後のチャンスです。
 富士見台や車山の肩の電柵の中には沢山のニッコウキスゲが咲いて いました。でもやはり電柵が自然の風景を異質なものにしています。でもこれで囲わなくてはニッコウキスゲは全部鹿に食べられてしまいます。どうすることが自然なのか、どっちが自然を守ることなのか、いつもここのニッコウキスゲを見ると考えさせられます。

 ここへ来たら必ずコロポックルのボルシチ。今日も温かなパンも美味しく、アイスミルクココアも「いいね!」です。

 午後からは静けさを求めて場所を移動。人っ子一人といない湿原は、車山肩の賑やかさがウソのように静まりかえり、沢山の蝶が迎えてくれました。それにアザミやホタルブクロ、ウツボ草等いつも見る花たちですが、今年はなんて色鮮やかなのでしょう!!その中を蝶が飛び交っています。主人が鳥撮りの間、私は蝶撮りでもすることにしました。
最初に出迎てくれたのはモンキチョウ。


                    モンキチョウ
モンキチョウは気温に対する適応性があって、北から南まで、低い所から高山まで生息しているそう

 数多く乱舞しているのはアサマシジミかヒメシジミか?似たシジミ蝶が多く、わたしには良く違いが分かりません。後日専門家に見て貰い、このブログを写真を書き直しています。


  アサマシジミ(絶滅危惧種2に指定されている) 
 上の羽の一番内側の黒班を見ると5番目が長楕円


  アサマシジミ(絶滅危惧種2に指定されている)


  ヒメシジミ(準絶滅危惧種に指定されている)
 上の羽の一番内側の黒班を見ると5番目がほぼ円


  ヒメシジミ(準絶滅危惧種に指定されている)


      どちらか分からないけれど雄の背中


      どちらか分からないけれど雌雄


              アザミの上にいるのはギンボシヒョウモンチョ


               ギンボシモンヒチョウ??

                      


                  イチモンジチョウ


                   アサギマダラ


                   ウラジャノメ


                   セセリの仲間?

 蝶の同定は素人の私にはとてもも難しく、間違っているかもしれません。もし詳しい方で、間違いや蝶の名前が分かる方に教えていただけると嬉しいです。専門用語は分からないので、とても素人的書きをお許しください。