Jul 26, 2012
蝶々な1日
朝起きると主人が「オオムラサキが来ているよ」と教えてくれました。ダイニングの窓に張り付いて、なんだか排泄物で硝子を汚しています。羽はしっかりと閉じて、綺麗な紫色は見られません。
お客様がチェックアウトした後に、車山、霧ヶ峰に行きました。ニッコウキスゲも咲いているようだし、今日がいける最後のチャンスです。
富士見台や車山の肩の電柵の中には沢山のニッコウキスゲが咲いて
いました。でもやはり電柵が自然の風景を異質なものにしています。でもこれで囲わなくてはニッコウキスゲは全部鹿に食べられてしまいます。どうすることが自然なのか、どっちが自然を守ることなのか、いつもここのニッコウキスゲを見ると考えさせられます。
ここへ来たら必ずコロポックルのボルシチ。今日も温かなパンも美味しく、アイスミルクココアも「いいね!」です。
午後からは静けさを求めて場所を移動。人っ子一人といない湿原は、車山肩の賑やかさがウソのように静まりかえり、沢山の蝶が迎えてくれました。それにアザミやホタルブクロ、ウツボ草等いつも見る花たちですが、今年はなんて色鮮やかなのでしょう!!その中を蝶が飛び交っています。主人が鳥撮りの間、私は蝶撮りでもすることにしました。
最初に出迎てくれたのはモンキチョウ。
モンキチョウ
モンキチョウは気温に対する適応性があって、北から南まで、低い所から高山まで生息しているそう
数多く乱舞しているのはアサマシジミかヒメシジミか?似たシジミ蝶が多く、わたしには良く違いが分かりません。後日専門家に見て貰い、このブログを写真を書き直しています。
アサマシジミ(絶滅危惧種2に指定されている)
上の羽の一番内側の黒班を見ると5番目が長楕円
ヒメシジミ(準絶滅危惧種に指定されている)
上の羽の一番内側の黒班を見ると5番目がほぼ円
蝶の同定は素人の私にはとてもも難しく、間違っているかもしれません。もし詳しい方で、間違いや蝶の名前が分かる方に教えていただけると嬉しいです。専門用語は分からないので、とても素人的書きをお許しください。
昨日の朝、やっと時間を作って主人とジャム用ブルーベリー狩りに行ってきました。初めは薄曇りでしたが、陽が差すようになると流石暑くなって来ました。でも休憩用の東屋もトイレもあるので安心です。この日はまず東屋で朝食のサンドイッチを食べてからはじめました。
あるびおんお勧め農園は、ブルーベリーの木が大きく、畑も大きいので、他とは違い時間制限がなく食べ放題500円とお持ち帰り1kg 1000円と破格です。(他は食べ放題40分のところが多い)
でも初めての方は、1時間も摘むと満足のようで、個人差はありますが大体1kg前後採れます。私たちは1年分のジャム用にと必要に迫られていますのと、もう何年も摘んで慣れていますから、実の大きくて甘いものだけとか、ジャム用に酸味あるものなど、目的別でも初めての人の1.5倍は摘めます。今日も沢山摘んで、たくさん食べてきました。
今日は農園にも国蝶・オオムラサキが飛んでいました。オオムラサキは完熟したブルーベリーの実が大好きのようです。
さて皆さんはつみ取ったブルーベリーをどうされるのでしょう?
勿論フレッシュなまま頂くのが一番ですが、どうしても食べきれない時はジャムや冷凍するしかありません。ジャムは手間もかかりますし、出来るだけ自然なままで味わいたい時は、美味しいお砂糖をまぶして冷凍しましょう。さっと洗ってざるで水を切り、キッチンペーパーで更に水を取り、お砂糖をまぶして冷凍。食べたいときには、ぽろぽろと取り出しやすいですから、冷凍状態のままお口に。美味しいシャーベットです。またこのままヨーグルトにのせても良いです。私はいつも実の10%のお砂糖をまぶしておきます。こうしておくと解凍してジャムにするときも、糖分の計算がしやすいからです。
私のレシピは 実1kg 砂糖(キビ糖や甜菜塘のみ)250g〜300g レモン半個分の汁 です。実の甘さに応じて、お砂糖を加減しています。
熱いうちに消毒した瓶に詰め、軽くふたをしてお湯の中でグラグラ15分で脱気殺菌。その後しっかりとふたを閉めて逆さまにして置きます。30分間、ビンを逆さにしておくことで、ビンの中に残っている耐熱性の微生物も生育することができなくなります。これで1年間安心して食べられるジャムの出来上がり。これぞフレッシュ仕込みのジャムです。
脱気殺菌中 倒立放冷で更に殺菌
ペンションのあるびおんの手作りジャム