八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 過去ログ : 2012-01-22

Jan 22, 2012

『八ヶ岳の食卓』※から 〜かぐわしく美味なる一品を〜

 先日の蓼科ハーバルノートのシンプルズレッスンは、参加者それぞれがなぜこの講座に参加したのか、又は食にまつわる体験などを話すことから始まりました。
色々な方の体験談や思いを聞くことができるのもこの講座の楽しみでもあり、その思いや体験談からまた話題が広がり、食べることの大切さ、重み、楽しさ、力を改めて感じる事ができました。食の持つ力は大きくて、私は人と人との絆を深めるもっとも身近な手段は、一緒に食卓を囲むことだと思っています。
 最後のティータイムはボリューム満点なチキンパイと素敵なクマザサのティーバッグに入ったセージの御茶でした。そしてメインはチキンパイ。みかん汁に漬けた鶏肉は臭みもなく、粗く刻んだ鶏肉の食感も良く、さらにクルミの食感とハーブの香りを楽しみながらの1品でした。さわやかなコールスローが添えられていました。
お口直しの葛湯は、メープルシロップで味付けされ緩いくらいのとろみがのどごし良く体の中に吸い込まれていきました。お好みでかけた和三盆の甘みもさわやかで、葛は好きでも葛湯が苦手だった私ですが美味しくいただくヒントをいただきました。

植物の力

  柚子種子の日本酒チンキの使い心地の良さに、もっと楽しんでみたくなりました。
引き出しを開けるとローズヒップティー、先日買ったレッドローズティーが。もっと探せばセージやローズマリー、タイム、ポットマリーゴールド、マロウ、ラベンダー、ジャーマンカモミールもなどお肌に良いものが次々出てきます。
チンキとはアルコールで生薬などの有効成分を抽出したもので、香りを大事にするハーブチンキではウォッカ(40度)やホワイトリカー(35度)などがよく使われますが、私は醸造酒の日本酒の方がそれ自体にも酵母や麹の美肌成分がある気がしています。昔おばあちゃんが日本酒を嗜んだ後に杯に残ったお酒を「肌に良いんだよ」と手にすり込んでいましたし。アルコール濃度が低いので抽出は弱いかもしれませんが、漬け込むときにハーブを多めに入れるか、希釈の時に原液を多めに使えば良いかな・・・
 今日はドライハーブなので日本酒の20%位を入れてみました。生なら瓶いっぱいにハーブを詰め込んで、それが浸るくらいの日本酒を注いで一ヶ月くらい暖かで日の当たらないところに置いてから、できたチンキを濾せばできあがり。できた原液は冷蔵庫で保存。使うときは精製水などで希釈して。日本酒なので柚子チンキなどは希釈せずに、私は手や足に塗っています。かかとがひどく角質化しているところにも良かったです。クリームを塗る前に柚子チンキ原液を塗ってからシアバターで保護しています。やっぱりオイルの前には保湿が肝心 !

ローズヒップとレッドローズは単体で、セージ、ローズマリー、タイム、ポットマリーゴールド、マロウ、ラベンダー、ジャーマンカモミールは混合で作ってみました。老化肌に対する最強軍団になるでしょうか?お友達に見せたら、「どんなに綺麗になっちゃうの」と笑っていました。

ポレポレクラブ スノーシューイベント

 2月5日のポレポレクラブの「お楽しみスノーシュー」はペンションから現地まで送迎とスノーシューガイドが無料でとてもお得です。帰りは駅まで送迎も可です。
この機会にペンションに泊まって、初スノーシュー体験の方も銀世界を歩いて見ませんか。


ポレポレクラブの「お楽しみスノーシュー」詳細

アカゲラ ♂

雪の中でかくれんぼしているアカゲラ君です。
雪は素晴らしい演出をしてくれます。

オオモズの飛翔

少し遠いのですが、奇麗なオオモズの羽が分かると思います。 野鳥ガイド開催中です。 あるびおんの暖かな室内から楽々バードウォッチングも。アカゲラ、アオゲラ、コゲラ、アトリ、エナガ、カワラヒワ、シジュウカラ、ヤマガラ・・・など見られます。シメ、イカルも通常ならいるのですが・・・