Apr 03, 2010
今日がおひな祭り
ここ小淵沢では4月3日がおひな祭り。お隣長野県富士見町でも4月までお雛様ケーキやあられが売っていますし、山梨県韮崎でもそうですから、今日をおひな祭りとしている範囲はかなり広いと思います。
寒いこの地方では、昔は3月は雪の中で、桃の節句という感じではなかったのでしょう。
都会からのお客様は、まだ飾ってるお雛様を見て、「まー早く片付けないと、娘さんが行き遅れてしまうのに」と心配された方もいらしたかも知れませんね。
娘がいたころも、我が家は3月3日と4月3日の2回のおひな祭りを楽しみました。
今日はそんな訳で、お客様にも五目ちらしをご用意しました。そうしたらお隣からも、おひな祭りだからと太巻き寿司を頂きました。具がたっぷりの美味しい太巻き寿司でした。嬉しいお裾分けです。
昨日綱置場から山出しされた上社の御柱は、今日はいよいよ木落とし、川越しをして御柱屋敷へと向かいます。
さすが土曜日の今日は私たちは行けませんが、行ってきたお客様からお話を聞き、お土産まで頂きました。
朝、小淵沢に車を置き、電車で茅野駅に向かい、まずは木落としを見られたそうです。桟敷席でないところからは、見るのも、写真を撮るのも大変だったようです。また、初めての方には御柱が見えてから落とすまでの時間がとても長く感じられます。(私たちもそうでした)御柱祭を見るのは忍耐と体力が必要です。でもだからこそ、見たり参加することが楽しいのだとも思います。
木落としの様子
次は川越しです。
川越しの様子 水中の様子も監視しています。
ここまでの画像は白石さま撮影のものです。
お友だちからもメールが来て、木落としは遙か彼方から見ているようです。今年は桟敷席が増え、一般の人はなかなか良いポジションに近づけないようです。身体の弱い人や、年配の方のためにある程度の桟敷席は必要と思いますが、お祭りとは本来誰でもが自由に見て、参加して楽しめるものではないでしょうか。古来からの神事のために、一般の人が立ち入れない部分があっても、それは仕方のないことですが、高い有料観覧席を沢山作って、お金を払わない人を閉め出すような事は、山の神様、氏子さん達が望んでいる姿でしょうか?氏子さん達は、有料のショーを見せるために、何年もの歳月を使って準備し、命をかけて木落とし、川越しをするわけではないと思います。もっと純粋な気持ちだから、人力だけで『山から大木を下ろして神にする・・・』という偉業を達成できるのだと思うのです。1200年続いた諏訪の御柱祭が商業ペースに走らず、いつまでも広い心で、多くの人を感動させるお祭りであって欲しいと切に願います。
今日は御柱の素敵なお土産も頂きました。御柱に見立てたロールケーキですが、そこには「本宮一」の御柱のもみの木から作ったお守りがついています。それも綺麗に文字が彫られています。
さて明日は私たちも行きますよーーー!!
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