おはようございます。
昨日は体に良いお食事いただいて、養命酒のお庭を散歩して、午後は楽しい楽しいお花屋さん巡りして、まだ植えられないのに苗を買ってしまって、そんな一日を過ごしたせいかぐっすり寝て、快調な朝です。
そして今朝は、お泊まりのお客様が、山野草がお好きで、詳しく、まだカタクリとイチゲしか咲いてないガーデンを一回り。もっと咲いた頃も見ていただきたいです。
さて、昨日の薬膳講座も、講師の先生はカレーと同じ薬剤師さんで、とても分かりやすく、聞き取りやすい講義でした。
カレーの時はスパイスについて講義でしたが、今日は五行説につ基づいて、五臓(肝、心、脾、肺、腎)、そして食材の五味(甘・酸・辛・苦・鹹)、食材の五性(寒、涼、平、温、熱)について学びました。で、薬膳料理についてですが、先生曰く、「不味いのは薬膳ではない」・・・と言う考え大好きです。そうですよね、生薬だらけで香りが強かったり、苦みが出たお料理なんて食べたくも無いですよね。ほどほどその時必要とされる生薬を使い、旬の素材を生かし、その時身体がほっしている成分を含む食材を取り入れ美味しいお料理を作れば、それが心にも体にも響く薬膳料理ですね。今日のお弁当になった薬膳料理も、季節の素材がいっぱいで、食べやすく、ボリュームも満点で子供さんから大人まで誰でも楽しめるお料理でした。
メニューの詳細
- ひよこ豆の入ったターメリックご飯(血の巡りをよくする)
- 菜の花とナツメ白和え(春のデトックスが出来る素材)
- イカとセロリの炒め物 レモンで味付け(イカとセロリは自律神経に関係する肝の働きを良くし、セロリはイライラを落ち着かせ、レモンは気の巡りをよくする)
- 甘酒と豆乳のゼリー(エネルギーを補い、うるおいを与える)
- オレンジ(気の巡りをよくする)
- 焼きネギとシソ入り鶏団子のスープ菊の花うがべて(シソ、生姜、ネギは風邪の引き始めに有効。シソは気の巡りをよくする。菊花は花粉症の目にかゆみによく使います)
そう思うと、八ヶ岳の新鮮な素材で、その季節ごとのハーブや生薬になるようなものを普通に取り入れ、麹や発酵食品も色々取り混ぜた私たちのお料理は、いつも薬膳ね・・・とお友だちと納得し合う私たちでした。(*´∀`*)
☆八ヶ岳のお泊まりは、体に優しいお料理でもてなす宿ペンションあるびおんへ