能登では地震の傷も癒えないうちにまた大雨の大災害。
心からお見舞い申し上げます。
ここは日差しが戻って来ました。
わが家の石積みの間から、ジョウロホトトギスが滝のように垂れ下がり、小さな蕾が出来たなと思ったら、瞬く間に大きな花をさかせました。この時間の短さに驚きました。
連続テレビ小説『らんまん』で一躍名前を知られるようになりましたが、1885年、牧野博士が23歳のときに日本で初めて横倉山で発見し、“宮中の貴婦人・上臈(ジョウロウ)”に例えて博士がジョウロホトトギスと名づけた花だそうです。四国の湿った岩場に咲くそうで、茶話室の前の石積みが気に入ったのか、年ごと長くなり、株も増えています。わが家には石積みが広くあるので、これもどんどん増やして、あちらこちらの岩の間から咲いてくれたら良いなーと思っています。一番長い株は根元から110cmもあります。
わが家は四国のものが合っているようで、黄蓮華升麻も大きく、育ち、その一株から株分けして何株も裏の斜面に咲いています。これは『断崖の花』宮尾登美子作に出てくるお花ですね。
そして春に咲く桜草の一種で、四国カッコウソウというお花です。白とピンクがあります。カッコウの鳴く頃咲くことからこの名が付いているとか。これも次々増えて一面に咲き、毎年お友だちに差し上げてます。
写真はジョウロホトトギスです。
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