Oct 04, 2011
坪庭
お天気も良く、今日はピラタスロープウエイで坪庭に行ってきました。その近くに住む片田さんも誘って。標高2300mの坪庭の気温は1度。でも風が弱かったのと、太陽が照っていたのでそれ程の寒さを感じず、眺めも素晴らしい坪庭でした。ここは八ヶ岳最後の噴火で出来た溶岩台地で、ゴツゴツした溶岩岩石の間を歩きます。その岩と岩の間には長い年月をかけて高山植物が命
を宿し、風雪から身を守るようにひっそりと身を寄せあっています。木々も針葉樹が多く、秋と言っても紅葉する木が少ないのですが、イワカガミやコケモモの葉が紅葉しています。そして快晴の今日はロープウエイからの見晴らしも良く、遠く立山までも見えました。ポッカりと浮いたような小さな盆地状の坪庭で、横岳や縞枯れ山の上は真っ青な空が広がり、ここを歩いていると空中散歩さながら。
ロープウエイからも八ヶ岳や蓼科山、遠くは立山までよく見えました。
坪庭に行く前に行った美味しいお店紹介です。以前にも行ったことのある片田さんお薦めのお蕎麦屋さん・黙坊さんです。お蕎麦は勿論ですが、そばがきが美味しくって印象に残っているお蕎麦屋さんです。今日はここで冬季限定・投汁(とうじ)蕎麦というものを初めていただきました。
鴨やお揚げやネギが入った汁がたっぷりと鉄鍋でやって来ます。それがコンロの上でぐらぐらとする頃にざるそばが運ばれてきます。薬味と温まった汁や具を大きめの器によそそり、次はお蕎麦を一口分柄の長い投汁(とうじ)籠に入れて、それをお鍋の中でサッと温めて先の器に空けて熱々をいただきます。美味しいお蕎麦であればあるほど、冷たいお蕎麦でいただきたいものですが、これなら温かな汁に入れても茹でたてのコシもそのままに美味しくいただけますし、なにより体がポカポカと温まります。
お蕎麦は手早くしゃぶしゃぶしましょう。 熱々をいただきます。