マトウダイの最後の楽しみは冷燻したマトウダイのマリネです。
脱水シートで包んで、塩漬け+脱水を終えたマトウダイの半身は、しっかりと旨みが凝縮されて、このままかぶりつきたくなりますが・・・ちょっと待って!
さっぱりした白身魚は、ほんのり、あっさりと薫製する事が肝心です。あまり燻煙を強くすると、魚の味を消してしまいますから。
1、今日は短時間なので、中華鍋と大きなボールの蓋(大きな空間を作った方が優しい冷薫となる)の薫製セットで充分です。
2、中華鍋の底に、ウイスキー樽のオークチップを入れてくすぶらせます。
3、餅網を掛け、直接煙が当たらないように中心を外して切り身を魚を並べます。
4、熱源(ガスやヒーター)はつけず大きなボールの蓋をして、燻すこと20分。あまり色づかなくても、ほのかな香りがつけばOKです。
5、しばらく寝かせて、香りを落ち着かせてからいただく。
6、今日はタマネギ、ニンジン、キュウリをレモン酢とエゴマ油でマリネしたものとあえていただきました。香草ディルとの相性ぴったりですから、あれば降りましょう。
これでマトウダイ1尾丸ごと余すことなくいただきました。