Jun 19, 2011
あれこれや忙しい1日
お客様と主人は野鳥ガイドツアーへ。雨も上がり良かったですね。この所は毎日雨が夜降って昼間上がるので助かります。降り続くことのない梅雨ですね。
朝食の後片付けの後、私は花の小道さんへ。今日はハンギングの植え替えようのお花を買いに行きました。その時お友だちから「梅の実取ったので・・・」というメールに気づき、いただきに寄りました。ご主人のヨッシーさんが摘んでくださったそうです。未消毒の梅がずっしりと3kg近くもありました。またまた梅ジュースを仕込めます。感謝。
花の小道さんは、いつも色々相談しながらお花を選んでもらえます。今日はちょっと変わった苗を。でもお話が弾んで、苗の名前を書いてもらうのを忘れました。すっかりお昼を過ぎていました。
戻ってからお昼用の炊き込みごはん(さきいか+新生姜)を炊ている間に『風のたより』に載せる写真を探し、加工していたらあっという間に午後2時半に。お昼もそこそこに急いでペンション風路さんへ行き貼り付け作業。半分は先日終わっているのに、今日は意外に時間がかかりました。今夜
焼くお肉を室温に戻したいので、電話で冷蔵庫から出しておくように頼みました。そこで「今夜は凄く美味しそうなレタスがあるから、それに播いて食べるためにローストビーフなの」と話すと「え、お肉があるからレタスに巻くのじゃなくて、レタスがあるからローストビーフ焼くの?」と笑われました。6時過ぎに終わって急いでごはんを炊き始め、肉の表面を焼いてオーブンへ。オーブンで焼いている間に庭に出て、娘にも手伝ってもらい山椒の実を摘みました。これにはちょっと私の魂胆があったのです。途中でお肉を返し、山椒を摘み終わる頃にローストビーフが焼けました。これをホイルに包んで休ませている間に野菜や漬け物を準備して、ローストビーフのグレービーソースが出来上がると同時にお夕食。
そう、今日はたっぷり敷いたレタスとさっき風路さんで頂いた新タマネギが主なのです。この時期は安心して食べられる野菜が身近にあって助かります。でもやっぱりお肉も美味しい!
さーサッカーも終わり、今日は『マルモの掟』の日です。テレビの前にさっきの山椒とボールとハサミを3人分用意して山椒の実を小枝から外します。魂胆とはこれを娘と主人にもやってもらおうと考えたから、夕食準備中に摘んだのです。「これを手伝わないと大好きな『ちりめん山椒』は食べられないのよ」の脅し文句に主人も渋々お手伝い。3人で頑張ったので丁度『マルモの掟』が終わると同時に山椒の枝取りも終わりました。はい、ご苦労様!!私の魂胆は見事成功。山椒は茹でて水にさらしてあります。梅の実は水につけてあく抜き中。これからヘタを取って冷凍します。手間のかかる事は面倒と思えば面倒になり、それを楽しむ気持ちになれば楽しいものです。家族三人で山椒の実と格闘している姿もなかなか良いものです。
今日も忙しかったけれど、充実した一日でした。
昨日カタクリの鞘が割れ種がはじけて落ち葉堆肥の上に20粒くらい落ちていました。うす茶色の長細い種で大きな部分と小さな部分が繋がった形でした。近くにもはじけた空の鞘があったので、種を探しましたがどこにも種がありません。その他、もう一つはじけていない鞘があります。
種の写真もとらず、中粒の鹿沼土と腐葉土をまぜた土を下に半分に入れ、上半分は小粒の鹿沼土だけ入れて種を播きました。花が咲くまで5年から9年かかるそうですが。
今日カタクリの種からの育て方を調べていたら、おもしろ事が分かり、もう一つの空の鞘の下に種が見あたらなかった原因が分かりました。茶色の細長い種は大きな部分は種そのもので、小さな部分はエライオソームとよばれ、これが蟻を強く惹きつけるそうです。そういえば落ちていた種の周りにも沢山の蟻がいました。蟻はその匂いに惹きつけられ一生懸命巣に運ぶそうです。やがてエライオソームの匂いがなくなると巣からゴミとして出し、カタクリはそこで発芽するそうです。種のエライオソームは蟻を利用して、カタクリをより遠くで子孫を繁殖させるためのもののようです。
と言うことはもう一つ残った鞘の種を播くためには、蟻に取られない内に種を取らなくてはなりません。それでこれを知ってから今日は何度も何度も鞘が割れていないか見てしまいました。 でも蟻が運んで持っていってもきっとわが家の庭。むしろその方が発芽率が良かったりして。だからムキになって蟻さんと取りっこすることないかな?(笑) でも種を播いた鉢の半分を次の種のために残してあるのです。
はじけてどこにも種がない鞘 これからはじける鞘
さてこの勝負はどちらに?こちらから