八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々

今時の青い鳥というと、オオルリですね。
しかし、私はルリビタキが気になります。
八ヶ岳では夏になると標高2000m位で暮らしています。
この時期標高の少し低い沢で餌を求めて集まっているようです。
　　

　今小淵沢から上の方では八重桜や山桜がとても綺麗です。写真は小淵沢スズラン牧場の八重桜です。山桜は地味だけれど、山には、高原にはとても似合います。八重桜は桜とは思えない華麗さが有り、山桜とは対照的です。あまり好きでなかったのですが、花色の奥深さ、葉と花の色合わせ等一つ一つ比べると面白いナーと思うようなりました。

　今朝は早朝から皆さん外へ。朝食までの間にオオルリ、キビタキを見てもっどっていらっしゃいました。そして朝食の時は色々な個体のアカゲラを見たり、イカルの求愛行動を見たり、リスを見たりと、有意義な朝をお過ごしです。賑やかにお話も弾み、食欲も進みとても楽しそう。
アカゲラこんな近くに、こんなに沢山見られることに驚きのようです。そうなんです、あるびおんに居ると段々贅沢になって「もうアカゲラはいい」なんて・・・・・気分にもなってしまう方も。次回はぜひ雛を連れたアカゲラを見に来てください。
主人が撮った最近の写真です。

　　　　　　　　　　　　キビタキ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ルリビタキ
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミソサザイ
お天気にも恵まれた連休の始まりでした。

タンポポが咲いた田んぼの畦にコムクドリの群れがいました。
雄は警戒してか首だけを出してこちらを見ていました。
　　　　　　　　　　
　 　　

　先日から良く２頭でやって来ていたリスが、今日は何と３頭です。ケンカするわけでもなく、２頭は同じ餌台で仲良くひまわりの種を食べていました。
最近開発で林が切られ、今までリスが来ていたのに来なくなったという話を良く耳にします。
あるびおんの裏の庭はお隣も、そのまたお隣も、さらにそのまたお隣も・・・・ずっと上から下まで皆さん自然の林のまま残しています。垣根もないし、動物たちにとっては大きな一つの雑木林です。
空飛ぶ野鳥はともかくとしても、鹿もウロウロするし、冬にはイノシシも歩くし、リスだって木から木へと飛び放題。そして何処も裏庭となってるので、一般 の人がウロウロすることもない私有地。このご時世、野生動物にとってはユートピアかも知れません。
　アカゲラも年ごと個体数が増え、我が家でもよく鉢合わせして追ったり、追われたりしています。やがてペアーになり、雄が雛を連れてやって来ますが、またこの親子連れも鉢合わせして、親が雛を遠くで待たせていることもあります。
近くで巣作りも始まったようで、穴掘りして毛並みが乱れた雄が今やって来ます。狭い穴を出たり入ったりで羽根が立ってしまうのです。これも毎年この時期見かけるアカゲラの姿です。

　あるびおんから車で１５分くらいのところにある「八ヶ岳自然文化園」には今水芭蕉が咲いています。
ここは１３００ｍの原村にある施設で、パターゴルフ、グラウンドゴルフ場、マレットゴルフ場、グレステンサマースキー場などのスポーツ設備と自然とふれあう広大な敷地があり、ここから眺める山々も素晴らしいところです。自然観察科学館にはプラネタリウムもありますので、ご家族で楽しんではいかがですか？

　昨夜はとても強い風が吹いていました。お隣の桜の枝が折れて道路に落ちていたとか。まだ蕾の山桜。枝を沢山いただいたので、玄関の大きな瓶に活けました。その後は諏訪中央に行くために鉢巻き道路を通りました。ここは今、桜が満開に咲いて、とても綺麗でした。この道路沿いに桜が植えられたとき、いつになったら大きく成って花が咲くのかしらと思いましたが、木の生長が早いのか、年月の流れが速いのか、これらの木が大きくなって桜並木を作っています。カメラを持っていくのを忘れ、画像なしです。
主人は野鳥ガイドで蓼科方面へ。向こうは一層気温が低く、メルヘン街道、麦草ヒュッテは冬景色だったそうです。

　　　　冬景色の麦草ヒュッテ　　　　　　　　　　　麓のハナモモもこの寒さに咲くのはもう少し

　最近クロツグミの歌を耳にすることが有りました。
早く遭いたいな〜　　なんて思っていたら意外にもそんな機会がありました。
綺麗なタンポポの草原で元気に餌捕りをしていました。
　　　　

枝に止まって囀るアオジはよく見かけるのですが、渓流で餌を探す場面は初めてです。
　　　　　　　　　　 　

今日もオオルリに逢いに行ってきました。
昨日より多くのオオルリが入ってきているようです。