八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 過去ログ : 2008-04-13

Apr 13, 2008

桃の里ウォーク

 朝目覚めるとまだ雨音が聞こえました。あーー残念と思いました。でも朝食が終わる頃には雨も上がり、一安心。
お泊まりのお客様と揃って10時6分の電車で日野春駅に向かいます。この頃には大夫空も明るくなってきました。担当でである、あるびおんから皆さまにご挨拶と、ペンション風路の周平さんによる簡単なストレッチ体操の後、元気に出発します。
 今日は掲示板HarumiCafeterraceにいらっしゃる皆さんが、おそろいでこのウォークに参加してくださいました。初めて会う方もいらっしゃるのですが、掲示板やブログでの交流で、はじめから皆さん和気藹々。ほとんどの方がご自分のブログもお持ちなので、野に咲く花、木々の花、見渡す風景など見逃すわけもなく、あちらでパチリ、こちらでパチリ。やがてトップから「あるびおんの皆さん、おそいですよーー」の声。そしてどこからか「いつもあるびおんは遅いよねー」の声。だってあるびおのお客様はみんなカメラ好きが集まっているのですもの・・・許してね!


 雑木林を抜け、JRのガードをくぐると真っ白に咲くスモモ畑に。 足元のタンポポ、オオイヌノフグリ、ツクシ、ぺんぺん草なども春を感じさせてくれます。
この時期に咲き、紫色で似ている花に ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、ムラサキケマンソウがあります。 どなたか、さっきから「ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、ケマンソウ」と念仏のように唱え覚えようとしています。スモモ畑で小休止と写真撮影の時間です。




少し歩くとまた次のスモモ畑。少し霞んでいるものの、南アルプスも迫って見えます。足元にはネコノメソウやツクシがニョキニョキ。あ、またまたあるびおんは前との差が出てしまいました。「もうすぐ満霊寺ですよー。おやつの時間ですよー」と人参をぶら下げてあおります。
満霊寺でのおやつはミニパンやミニトマト、胡椒せんべいや、クッキーとみんなのザックからザックザックと出てきます。

 さーまた元気に歩きましょう。神社の大木にアカゲラの掘った穴を見たり、またまたスモモ畑を通り抜け、用水路の脇、線路跡など変化のある里山歩きを楽しみます。私の大好きなハナダイコンの薄紫色の花が目を引きます。

 旧穴山小学校の跡も綺麗に桜が咲いています。ここでトイレを借りて、もうしばらくすると桃源郷に到達です。
いよいよのところで、私の周りにいる方達に手を繋いでもらいました。そしてみんなに目をつぶってもらい、私のリードで歩いてもらいます。そして桃畑が見えたら
「ほーら、目を開けて良いですよー」
「わーピンクだー」「綺麗」の声。
やっと、やっと桃源郷の入り口にたどり着きました。

もうここからは右を見ても、左を見てっも桃、桃、桃です。

             
 もうお弁当も届いています。そのお弁当を受け取って、解散です。
参加された皆さま、各ペンションのスタッフの方々のご協力により、今日のウォークも無事終わることが出来ました。最後に解散の挨拶をして、今日のお役目を一応終えてほっと!
 この後はペンションごと三々五々と桃の木の下へ向かい、お弁当を広げます。沢山歩いて、ちょっとお昼を過ぎていますので、お花見弁当の美味しいこと、この上なしです。


お弁当を食べているときの顔はみんな最高に幸せそう!!
記念写真をとって新府駅へと向かいます。新府駅までも茅が岳をバックに、桃色の景色が広がっています。名残惜しく、シャッターももっと切りたいのですが・・・時間が。何とか2時30分に間に合ってHさん若ご夫妻は東京方面の電車に。「さようなら、お疲れさまでしたーー」と手を振ってお別れ。

ここまでは良かったのですが、「あれ??来ない。下り電車があるはずなのに・・・」 最後にまたまた私のドジでした。とうとう、あわてさせた皆さんを30分駅でお待たせしてしまいました。ごめんなさい。
 このころから雨がポツポツ。この後真原の桜並木など車で行く予定でしたが、雨も降ってきたし、皆さんお疲れだし、ということでお土産用に椎茸狩りをして、ペンションに戻りました。
本当にお疲れ様でした。私たちも楽しい一日を過ごさせていただきました。