ペンション あるびおん

八ヶ岳 小淵沢の小さな宿に宿泊して、静かな時間と体に優しいお料理をお楽しみください。

TEL.0551-36-4166

 E-Mail.p-albion@p-albion.jp

〒408-0041 山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3332-1157

ブログ

ドラマ 琥珀

夕べは寝ようと思った途端、紅玉を煮る事思いだした。このような仕事は昼間の時間を割くのはもったいない。この夜を逃すと一寸忙しく煮る暇が無い。
そうだ、西田敏行さん追悼『浅田次郎ドラマSP「琥珀」』を録画してあったのでそれを見ながら、リンゴの皮を剥き、煮てしまえばいい!
浅田次郎シリーズは大好きですが、本当に久しぶりに見た浅田次郎、西田敏行コンビはとても素晴らしかった。
停年直前の米田(西田敏行さん)がある紀行分を読んで、25年前の未解決事件を思い出し、残った有給休暇を取って、紀行文にのっている富山県魚津にある『琥珀』という喫茶店を訪ねるところから始まる。全編を通してほとんど西田敏行さん、鈴木京香さん、寺尾聰さんの3人だけで、そのほとんどがレトロな喫茶店の中。それぞれの人生を背負って生きている3人の会話の中に流れる切ないピアノ・・・
悲しい話しで、最後も悲しいけれど、でも涙は出ない。心がホットする浅田ドラマです。
秋の夜長にリンゴを煮ながらみるのにふさわしいドラマでした。
珈琲、喫茶店・・・それは私の中では=父である。戦前、父は関内、野毛などでレストランやジャズ喫茶を開いていたようで、疎開で店を畳み、空襲で全てを失った店の楽しかった話や良く来てくれた有名人のエピソードを話してしてくれました。
私は全く知らない時代の話しですが、人生をとおして珈琲と音楽をこよなく愛していた父の話は大好きでした。
味にうるさく、子供の頃から大人の行く横浜のレストランに家族を連れて行き、女の子は美味しいものを食べて味を覚えなきゃいけないと・・・
琥珀を見ていると、私の知らない父の若き日のマスター姿、お店を想像させる。52歳で、これから父の趣味を楽しめる・・と言う時にあっという間に逝ってしまいました。
でもこのドラマのお陰で、素敵な秋の夜を過ごせました。

浅田次郎ドラマ 琥珀

戸隠3日目

3日目の今日もよく晴れ、気温は大夫上がりました。
でもやはりダウンを羽織るくらいです。
目的の鳥が出ているところ数十人の人だかり。それにあまり良い写真がとれるところではありません。
主人がいつも撮るところは、昨日はほとんど私達だけだったのですが、主人が撮っているのを見て、いつの間にか一人、二人と寄ってきて、夕方には7,8人集まってしまったので、今朝はお弁当にしてもらって6時30分には宿坊をでました。やはり先に一人いらして、それでも良いポジションは確保。ゆっくりと美味しいお弁当いただきました。
戸隠での鳥撮りはお昼には引き上げました。お昼に2回、夕食に1回お蕎麦だったので、帰りはいつも洋食っぽいものをいただいてから帰りますが、いつものお店は定休日。仕方なく信濃町に下りながら探すことに。すると坂の途中に『カフェ』という看板が目に入り、取り合えずサンドウィッチとコーヒーでもあればと入って見たら燻製品を使った美味しそうなメニューが。
ご飯が大好きで和食も大好きなのに、やっぱりパンも食べたくなる、コーヒーが飲みたくなる・・・わがままですね、二人とも。
この素敵なお店は『カフェランプ屋』という名前です。
お食事メニューは
1,スモークサーモンサンド ¥900
2,ベーコンポテトバーガー 通常¥900 メガ¥1,300
3,かぶりつきドッグ ¥980
この中の1,2を選んで3のかぶりつきの「燻りこぶたのソーセージ」はお土産でソーセージだけ買ってきました。
2泊3日最後まで美味しいもの食べ続けてきました。
家では作り置きのハンバーグ温めてキノコソース作って、サラダたっぷり載せて、後はお味噌汁だけのお家ご飯です。
今夜もぐっすり寝て、明日からお仕事頑張ります。

  • スモークサーモンサンドとカフェラテ

  • スモークサーモンサンド

  • ベーコンポテトバーガー

  • かぶりつきドッグ

  • お家での夕飯 キノコソースのハンバーグ

お泊まりはお料理の美味しいペンションと宿坊

戸隠は2日目も晴天。戸隠山も綺麗に見えます。 
昨夜泊まったペンションタンネさんはお料理の美味しい宿で、4回目の宿泊です。なんと山の宿から60年も続いている老舗です。
二日目は宿坊極意さん。ここももう何回だろう?設備もお料理も美味しく、昔の宿坊のイメージとは全く違います。重要文化財にしてされてるお部屋にも泊まれます。今回はお風呂が改装されてて、とても気持ち良いお風呂で疲れが取れました。
写真は今朝の朝日と朝日に輝く黄金の戸隠山です。そして宿坊極意さんのお夕飯と朝のお弁当です。

  • 朝日

  • 戸隠 黄金に輝く吾妻山

戸隠の野鳥
戸隠の美味しいお宿

手造りタバスコ レシピ

珍しくハラペーニョが手に入り、お友だちからの神楽南蛮、青唐辛子もいただいたので、これをまとめて、本当に久しぶりに緑のタバスコ(発酵調味料)を作ります。
タバスコは辛い唐辛子を塩で2年ぐらい発酵させて、それにお酢を加えて完成させますが、2年も待ったらこのお年ですから、もう作ったことさえ忘れてしまうかもしれません。
私の作るタバスコはフードプロセッサーにかけた唐辛子に塩と酢を加え、2が月ほど発酵させたものです。発酵時間が短ければそれだけ野菜感も感じて、主人はそれを好んでいました。ただし短くても、唐辛子の青臭さが消えるまでは待ちましょう。作りたてただ辛いだけで美味しくありません。
今回は余り辛くない青唐辛子と神楽南蛮も加えるので、まろやかに出来るかも知れません。それならそれでたっぷりとお料理にかけられて良いかもしれません。珍しくハラペーニョが手に入り、お友だちからの神楽南蛮、青唐辛子もいただいたので、これをまとめて、本当に久しぶりに緑のタバスコ(発酵調味料)を作ります。
タバスコは辛い唐辛子を塩で2年ぐらい発酵させて、それにお酢を加えて完成させますが、2年も待ったらこのお年ですから、もう作ったことさえ忘れてしまうかもしれません。
私の作るタバスコはフードプロセッサーにかけた唐辛子に塩と酢を加え、2が月ほど発酵させたものです。発酵時間が短ければそれだけ野菜感も感じて、主人はそれを好んでいました。ただし短くても、唐辛子の青臭さが消えるまでは待ちましょう。作りたてただ辛いだけで美味しくありません。
今回は余り辛くない青唐辛子と神楽南蛮も加えるので、まろやかに出来るかも知れません。それならそれでたっぷりとお料理にかけられて良いかもしれません。

注意

唐辛子の作業をするとき必ず手袋してください。またその手で顔や目をこすらないでください。また、フードプロセッサーやミキサーの蓋を開けたり、包丁で刻むとき、目が弱い方は必ずメガネをかけてください。

材料

今回は発酵をより促すためにスターターとして麹を少し入れてみることに。麹さん、良いお仕事をしてください。

1、ハラペーニョ等、より辛いのがお好きなかったはハバネロ
2,酢 唐辛子の半量
3,塩 唐辛子の3%
4,麹 少し
唐辛子をフードプロセッサーやミキサーで出来るだけ細かくする。
種を入れればより辛く、マイルドにしたい時は種を取ってから。
これにその他の材料を入れて、よく混ぜる。
これを緒毒した瓶に詰めて冷蔵庫で2,3か月熟成させる。
今回は麹が働き始めるまで、室温に置いてから瓶詰めをする予定

  • 少しだけ隙間を作ってラップで覆い、紙蓋で埃などの侵入を防いで3日ほど置いてから瓶詰めする予定

三重県からいしてくださったFBのお友達、松本様より

ちょいとしたご縁でFacebook友達になり15年。
ついに、初めてお会いしました!
経営されてる”ペンションあるびおん”はアットホームな雰囲気で、全ての料理に創意工夫がされて感動〜!
特に”ゴロゴロ野菜と宮崎牛のポトフ”が、七賢(純米生酒)とのペアリング最高でした♫
季節の松茸ご飯も贅沢で美味かった〜幸せ( ̄∀ ̄)

白駒池の紅葉真っ盛り 10月17日

10月22日白駒池にいってきました。平日だったので駐車場もスムーズには入れて、青空の下白駒池の紅葉を楽しんで来ました。
白駒池の紅葉は最高の時でした。

  • 白駒池入り口 ここから徒歩10分~15分で行けに着きます。原生林をの中のゆるい上り坂

まずは白駒荘に行き、少し腹ごしらえ。
白駒荘も若い人に変わったのか、メニューが刷新されて、ランチも食べてみたいのですが、今はお腹がいっぱい。
おでんもお汁粉も美味しゅうございました。

その後白駒池を一周して秋を満喫。白駒荘を出て右方向へ向かって歩きます。ここからは人も少なくなり、湖畔の木々のシルエットの間から見る白駒池の紅葉が好きです。春には駒鳥の鳴き声が良く聞こえるところです。(でも姿はなかなか現しませんが・・・)

  • 光が射すと木々が輝きます。

  • 静かな木道より

白駒荘の対岸の青苔荘にでると桟橋があり、ここからの景色も白駒池の定番ですね。清んだ湖水に水草が揺れてます。
そこをでると、更に湖畔を歩く道と苔むす原生林を眺めながら歩く道と分かれます。

  • 向こう見見るのが出発地点・白駒荘です。

  • 湖水がとても澄んでいます。

苔たちは光の刺し具合によって色が変わり、表情が変わります。白駒池に来る楽しみはこの苔を見て、静かに苔のささやきに耳をかたむけることです。
太古から続く森の中で、深ーく深ーく深呼吸をして、白駒池をあとにしました。

  • 光の差し込みに緑が銀色に輝きます。

  • 「日本の貴重なコケの森」に選定されました。

  • 苔の絨毯

  • 苔がみんなで光を仰いでいるみたい。

井戸尻遺跡 赤いそばの花

富士見町にある井戸尻遺跡公園内に赤いそばの花が咲きました。白い花より遅れて咲く赤そばの花
濃いピンクの花は魅力的です。でも食べると余り美味しくないと・・・

井戸尻遺跡は八ケ岳山麓を舞台に生活した縄文時代(約8000~2300年前)の生活文化を復元して、現代生活の向上に資することを目的とした施設です。(HPより抜粋)井戸尻考古館の見学や隣接する史跡公園には竪穴式住居の復元や湧水を利用した蓮田もあり、睡蓮や古代ハスなどが時期になると咲き、南アルプスの眺めも良く、縄文遺跡に興味ある人以外でも楽しめます。

井戸尻遺跡公式HP

  • 井戸尻遺跡公園の赤そばの花

福耳唐辛子で三升漬けを作りました。 

無農薬で育てた「福耳(ふくみみ)唐辛子」を沢山いただきました。
これは万願寺唐辛子(辛くない唐辛子)によく似ており、表面は曲がっているのが特徴です。そして大きなものは12㎝の長さがあり、幅も太くてジャンボサイズの辛い唐辛子です。
でも青唐辛子ほど辛くなく、まろやかなので辛い物好きの方はピーマンのように食べられます。
私はこれを使って三升漬けを作ります。元々あるびおん特製の三升漬けは辛みを抑えて、青唐辛子+ピーマンで作っていますので、これを使えばまろやかな三升漬けができるので嬉しいです。まろやかと言っても唐辛子ですから福耳唐辛子を扱うときは手袋をして、決してこれを触った手で目などこすりませんように。

三升漬けは麹一升、醤油一升 青唐辛子一升 を発酵させた東北の発酵調味料です。でもとてもとても辛くて万人向きではありません。そこであるびおんの三升漬けは麹1升、醤油一升に青唐辛子+ピーマンで一升、更に美味しくするために乾燥昆布、乾燥椎茸も入れてオリジナルで作っています。今回はまろやかな福耳なので、辛みを見ながら福耳だけを適量入れて作りました。もちろん昆布と椎茸も入れて美味しく作りました。お土産の瓶詰めもありますので、どうぞご自宅でもお楽しみください。これとマヨネーズを混ぜてお野菜に付けてもおいしいです。味もまろやかになります。

  • 福耳唐辛子

  • 三升漬け