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今日は午後から風路さんに誘われて「いのちの食べかた」という映画を見てきました。 八ヶ岳で食を伝えたり、興味がある若者達が企画して自主上映しているようです。会場は高根町農村改善センターで、中にはいるともう半分くらいの人は来ていて、座敷に座布団を敷いて座っています。映画用のホールでは有りませんので暗幕もなく、色々な布で窓を覆い、それも足りないところはよその部屋のふすまを外して窓に立てかけています。スクリーンはしわくちゃな白い布です。なんの予備知識もなかったので、凄いところにきちゃったな・・・というのが率直な感想でした。映画についても同じくで、何か食べ物に関する映画らしい・・・だけでした。きっと農薬漬けだったり、化学物質だらけの恐ろしい映像でも出てくる映画かなーと予想していたのです。 上映開始の時に「何の説明もない映画ですので、皆さんそれぞれが考えてください」といわれまたビックリ。そしていよいよ開始。 ほとんど無音の画面から流れてくるのは生きたひよこが選別され、まるでもののようにベルトコンベアーで送られて行く様子や、大きな養鶏場の採卵の様子、大きな大きな温室でのパプリカの栽培と消毒の様子、そして食肉に関しては衝撃的映像も多く、機械的に鶏や豚が殺され、解体されていく様子。音声がないだけにより一層無機質に感じるのです。そして種牛の切ないシーンや牛の帝王切開の様子など。 初めてにこのようなシーンを見る人にとってはかなり衝撃的です。 この映画は普段私たちが口にしているものが、どうやって「食べもの」になるのかを見せているのです。お魚やお肉は初めから切り身ではなく、いのちをもらって生きて、そして私たち人間のために命を捧げ、解体され切り身になって食べ物となるのです。映像を見ていると、そこまでの過程に携わる人達も流れ作業で、機械的に家畜や魚をさばいていくのですが、それはそれは大変な仕事です。このような仕事をしてくれる人がいるから、私たちは簡単お肉や魚を口に出来るのです。昔昔は家々でこれをしていたのでしょうが、今のように何でもパック入りになっていると、「いのち」をいただいていることを忘れがちです。可愛そうだから食べない、気持ち悪いから食べないではなく、いのちを捧げてくれたことに感謝して、無駄なく食べることが大切なのでは。 我が家は子供が4才、5才の時に北海道で1ヶ月ずつキャンプ旅行をしました。その時は主人がフライフィッシングをして魚を釣り、その日食べる分だけを捕り、あとは放流。娘の前で頭を叩いて、お料理をして見せて、全部食べてあげようねって教えました。娘は今でもお魚は大好きで、無駄なくそれはそれは綺麗に食べてくれます。 この映画は野菜や果物だけでなく、家畜や魚でさえも大規模な機械化によって生産・管理せざるをえない現代社会の実情を、オーストリアのニコラウス・ゲイハルター監督がおよそ2年間をかけて取材・撮影したそうです。そしてここに農薬や抗生物質などを使わなくてはならない事情が出てくるのですね。 最近テレビで、もし農薬を使わなかったら、世界の食糧をまかなえず飢餓人口がもっと増える。だから農薬を消す物質を開発研究している日本人がアメリカにいるとテレビで見ました。期待しましょう。
このランの鉢植えはいつの頃から我が家にあるのか?ほかのランもそうなのですが、冬に出かけてしまうと気温が下がるので、我が家のランは冬はやっとのことで生き延びている感じで、春にベランダに出すと夏に花を咲かせていたりするのです。所が今年は暖かいのと、冬に家を長く空けなかったせいか、一昨年買ったシクラメンも11月から12月にお花が咲き、そして今はこのピンクのランが満開です。小さな蕾を持ってはいたのですが、これほど咲くとは思いませんでした。まだまだ蕾もいっぱい。甘い香りもして、ここだけ春が来たようです。
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今日は午後から風路さんに誘われて「いのちの食べかた」という映画を見てきました。
八ヶ岳で食を伝えたり、興味がある若者達が企画して自主上映しているようです。会場は高根町農村改善センターで、中にはいるともう半分くらいの人は来ていて、座敷に座布団を敷いて座っています。映画用のホールでは有りませんので暗幕もなく、色々な布で窓を覆い、それも足りないところはよその部屋のふすまを外して窓に立てかけています。スクリーンはしわくちゃな白い布です。なんの予備知識もなかったので、凄いところにきちゃったな・・・というのが率直な感想でした。映画についても同じくで、何か食べ物に関する映画らしい・・・だけでした。きっと農薬漬けだったり、化学物質だらけの恐ろしい映像でも出てくる映画かなーと予想していたのです。
上映開始の時に「何の説明もない映画ですので、皆さんそれぞれが考えてください」といわれまたビックリ。そしていよいよ開始。
ほとんど無音の画面から流れてくるのは生きたひよこが選別され、まるでもののようにベルトコンベアーで送られて行く様子や、大きな養鶏場の採卵の様子、大きな大きな温室でのパプリカの栽培と消毒の様子、そして食肉に関しては衝撃的映像も多く、機械的に鶏や豚が殺され、解体されていく様子。音声がないだけにより一層無機質に感じるのです。そして種牛の切ないシーンや牛の帝王切開の様子など。
初めてにこのようなシーンを見る人にとってはかなり衝撃的です。
この映画は普段私たちが口にしているものが、どうやって「食べもの」になるのかを見せているのです。お魚やお肉は初めから切り身ではなく、いのちをもらって生きて、そして私たち人間のために命を捧げ、解体され切り身になって食べ物となるのです。映像を見ていると、そこまでの過程に携わる人達も流れ作業で、機械的に家畜や魚をさばいていくのですが、それはそれは大変な仕事です。このような仕事をしてくれる人がいるから、私たちは簡単お肉や魚を口に出来るのです。昔昔は家々でこれをしていたのでしょうが、今のように何でもパック入りになっていると、「いのち」をいただいていることを忘れがちです。可愛そうだから食べない、気持ち悪いから食べないではなく、いのちを捧げてくれたことに感謝して、無駄なく食べることが大切なのでは。
我が家は子供が4才、5才の時に北海道で1ヶ月ずつキャンプ旅行をしました。その時は主人がフライフィッシングをして魚を釣り、その日食べる分だけを捕り、あとは放流。娘の前で頭を叩いて、お料理をして見せて、全部食べてあげようねって教えました。娘は今でもお魚は大好きで、無駄なくそれはそれは綺麗に食べてくれます。
この映画は野菜や果物だけでなく、家畜や魚でさえも大規模な機械化によって生産・管理せざるをえない現代社会の実情を、オーストリアのニコラウス・ゲイハルター監督がおよそ2年間をかけて取材・撮影したそうです。そしてここに農薬や抗生物質などを使わなくてはならない事情が出てくるのですね。
最近テレビで、もし農薬を使わなかったら、世界の食糧をまかなえず飢餓人口がもっと増える。だから農薬を消す物質を開発研究している日本人がアメリカにいるとテレビで見ました。期待しましょう。