八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 名残の花たち

Oct 22, 2008

名残の花たち

 今日の病院の庭はだいぶ落ち葉が散っていました。それがまた綺麗です。
すっかりと秋の風情になった庭ですが、花壇のそこかしこには名残の花たちが陽を浴びています。ベンチに座って、一緒に陽を浴びながら本でも読みたくなる陽気です。
 東屋からスロープが延びて、車いすの方でも出入りができるようなっています。今日はそのスロープで車いすの患者さんがなにやら困っている様子。近寄って見る と、スロープの板が一枚腐って落ちてしまったため、車輪がそこで止まってしまったようです。大変、大変。ゆっくり降りていらしたので、車いすから落ちることもなく、怪我もなくすみましたが、早速男性の方にここの修理をお願いします。ここのボランティアにはベンチの修理や、木の手入れなど、男性が活躍する場が多くあります。もうすぐクリスマスのイルミネーションの飾り付けもありますし。
 今日のランチはまるでパーティでも開けそうにご馳走がいっぱい。私も紅葉した桜の葉やオークの葉を籠に敷き詰め、その上に秋刀魚寿司を並べてみました。Hさんはお重の底に大きなヤマブドウの葉を敷いて、そこにお稲荷さんを沢山詰めてきました。それが真っ赤でとても綺麗。黄色に美味しそうな焦げ目のついたパイナップルケーキはまるでひまわりの花のよう。食べきれないでお土産に頂いてきました。箒草の箒もお土産に頂きました。