八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : アカショウビン

Apr 28, 1999

アカショウビン

 体長は約27センチメートル。翼開長は約40センチメートル。ヒヨドリと同じくらいの大きさ。和名の通り体の上面の羽毛が赤褐色で、体の下面は橙褐色。腰は水色で、飛んだ時はこの水色がよく目立つ。くちばしと足は赤く、目は黒い。雌雄ほぼ同色である。また、大きな赤いくちばしは柔らかい。
 森林に生息するのが特徴で単独または、つがいで生活する。ホバリングはせず、もっぱら石や枝の上からえものを狙う。
食性は動物食。渓流に飛び込んで魚やカエル、サワガニ、水生昆虫などをとらえるが、地面のカタツムリやトカゲをとらえたり、木の幹のキリギリス、セミ、バッタを横から襲うこともある。カワセミと同じように捕獲後は再び石や枝に戻ってえものをくわえ直し、頭から呑みこむ。大きなえものは足場に数回叩きつけ、殺してから呑みこむ。
繁殖形態は卵生。巣穴はがけにつくることもあるが、朽ち木や八重山諸島ではタカサゴシロアリのアリ塚に巣穴を掘ったり、キツツキの古巣を使って営巣する。日本での産卵期は6-7月、産卵数は5個ほどである。
オスは朝夕や曇りの日に「キョロロロロー…」と尻下がりの声でさえずる。(wikipediaより)
夏鳥として全国に渡来する。八ヶ岳も毎年『キョロロロー』とさえずる声は聞くが姿を見ることはなくなった。


         綺麗なアカショウビンを間近で見る機会を得ました。

        やがてこの夫婦は目の前の木を彫り始めました。

     アカショウビンの雄雌の識別は難しいです。

  2時間ほど掘ったあと、何が気に入らなかったのか、二度とここへ戻りませんでした。

50日後に別の巣穴からこのアカショウビンの雛がでてきました。雨の降る中の巣立ちでした。