八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : Jack-o'-Lantern ジャック・オ・ランターン

Oct 28, 2009

Jack-o'-Lantern ジャック・オ・ランターン

 とても良く晴れて、お客様と主人はおにぎりのお弁当を持って、早朝から野鳥撮影に出かけました。
私は諏訪中央病院のJack-o'-Lantern ジャック・オ・ランターン作り。ランチ用に雑穀スープを持って、カッコーのみっちゃがボラティアの方にどうぞと持たせてくれた「みっちゃんパン」を持って(こんなボラティア協力も大歓迎)、一路諏訪中へ。鉢巻き道路は赤や黄色がどこまでも続き、めくるめく景色に今日もまたまた感動。20年みていても、自然は全く同じ事は一度と無く、いつも新鮮な感動を与えてくれます。
病院の庭にはすでに大きなカボチャ、小さなカボチャ、夕顔やヘチマまで並んでします。今年はリハビリ室の前で、患者さんや外来の方を交えてジャック・オ・ランターン作りです。
良い陽気で、日向は暑いくらい。患者さんに顔だけ描いていただいたり、実際に彫っていただいたりもします。
院長の濱口先生も大きな堅いカボチャに取り組んでいらっしゃいます。さて、私も大きなカボチャに取りかかります。まずは頭を花形にくり抜いて、お玉で種やわたを掻き出します。これが結構大変。バケツいっぱい出てきます。それが終わったら目や鼻、口をくり抜いたり、耳を付けたり開けたりします。私は耳も花形にくり抜き、口には歯を5本付けました。周りでみんな大きなカボチャと格闘しています。
       
一つが終わり、まだ彫っていないのあり、2つめに挑戦。こちらはいびつで、横向きでヘタが真横に来ています。そこでヘタを顔の中心とすることにして、後頭部をくり抜いて中身を掻き出します。でもなんとこの中には沢山の虫がピョンピョン跳んでいます。カボチャによくはいるウジのような虫です。ぐっと堪えて、ゴム手袋をしている私が掻き出します。(泣く) そしてヘタをくり抜いてKさんの案でおもちゃカボチャを埋めて鼻にしました。ついでにと私が頭をくり抜いてここにも中をくり抜いたおもちゃカボチャを立てました。これを観て誰かが仏像の「螺髪(らほつ)」みたいですって。
      
 回りも次々素敵なジャック・オ・ランターンが出来上がってきました。結構一生懸命で彫ったのでお腹も空いて来ました。そろそろお昼です。2個彫って私はお昼の準備に。その間に他の方々の手で出来たジャック・オ・ランターンは庭のあちらこちらに飾られました。 さー皆さんお昼ですよ。今日は真っ赤な紅葉の下のランチです。
              
 お昼の後は大きな夕顔を彫ったり、色々なところにおかれたジャック・オ・ランターンに飾り付けをしたりしました。それはアルバムでご覧下さい。