八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 京都旅行 その二 大原〜比叡山

Dec 12, 2008

京都旅行 その二 大原〜比叡山

 さて今回は11月28日の京都旅行2日目を綴ってみます。
今回は「何十年ぶりの京都、はじめての京都・・・」という姉家族が一緒で、今日は主人と私が案内役で京都らしい京都、京都初級編とも言うところを観光します。
 まずはワンボックスのレンタカーを借りて出発。比叡山に向かうのですが、レンタカーに付いているカーナビで走っていたら、なんと三千院へ。反対回りになってしまいましたが、どうせ帰りに寄るつもりだったので、まずは三千院へ。細い参道を歩くと直ぐにぬれせんべいの良い匂いに誘われ、あっちのお土産やさん、こっちの漬物屋さんと・・・一体いつになったら三千院に着くのかと思うほど。でも初めての時は、私たちもそうでした。見るものみんな買いたくなったりするのです。
 雨上がりの三千院は苔の緑も、濡れ落ち葉も色鮮やかで、今日も苔むしたお地蔵さんが微笑んでいます。

      
                         三千院

三千院のアルバム

 次は比叡山延暦寺で、琵琶湖から奥比叡山ドライブウェイで行きます。麓の紅葉は素晴らしく、琵琶湖の景色と紅葉を楽しみながら西塔へ。静かな西塔を見て東塔へ。こちらでは鐘を撞いて、根本中堂へ。いつものように中では団体法話が行われていました。不滅の法灯・・・油断の言われ・・・みんな覚えて帰るかしら?今日は曇って気温も低く、文殊堂には行かずにそうそうに比叡山を下ります。


     比叡山 西塔                


比叡山のアルバム

 まだレンタカーの時間はたっぷり残っていたのですが、哲学の道で女性陣は降りて、男性陣がレンタカーを返しに行きました。
 哲学の道を歩き始める頃は青空も見え、疎水に覆い被さる紅い枝とそれを写す水面。毎秋訪れますが、今年は特に紅葉が綺麗なようです。夕方でこの時期としてはそれほどの人もいませんが、哲学者の西田幾多郎が思策に耽りながら歩いたという頃、人影もまばらなこの道で、この景色を独り占めしていたのでしょうか。

     

哲学の道 安楽寺のアルバム

 青空が見えてきたので傘もホテルに置いてくるように男性陣に頼んだのですが、落ち合う約束の八坂神社までたどり着く頃にはザンザ降りの雨。またまたコンビニで傘を買うことに。
 みんなで合流して、小雨になった中、それでも傘を差しつつ清水寺に向かいます。今日は金曜日ですから清水寺のライトアップも大混雑のはずですが、先ほどの雨でみなさん止めたのでしょうか、二年坂も三年坂もそれほどの混雑もなく清水さんへ。それでも本堂や舞台の上から阿弥陀堂までは夜景を見る人、写真を撮る人でごった返しています。みんなをよく見ていないとはぐれてしまい そうです。それでも写真も撮りたいし。やっと良いポジションで写真を撮ろうとしたら、外はまたまた大雨。ライトアップ開催を知らせるレーザー光線に雨粒が反射しています。一、三脚禁止ですから、傘を持ちつつ柱にもたれたり、欄干に載せたりしながら息を殺してシャッターが降りるのを待ちます。あれれ、そんなことしていると、もうみんなの姿が見えません。またかき集 めて、次のポイントでシャッターを押します。このところいつも素通りしていた音羽の滝も今日はせっかくですから並びます。三筋の滝の御利益は健康、学業、縁結びだったかしら。でも全部飲むと御利益がなくなる・・・って本当?
 今日はライトアップ見学の予定があったので遅めに予約した夕食。場所は先斗町。風邪気味で今日も京都見物には参加しなかった娘も合流。築100年は経つ町屋がお店になっています。今日は歩く距離も多く、大夫疲れさせてしまったようです。ついついあっちもこっちも見せたくて。反省。
思い出もお腹もいっぱいにホテルへタクシーで。

清水寺 ライトアップのアルバム


      お疲れ様ー                      おいひぃー