八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 古代と花を訪ねて 

Jun 29, 2008

古代と花を訪ねて 

 こぶちさわポレポレクラブのイベント「古代と花を訪ねて」で今日は湧水と井戸尻遺跡を巡ることになっています。
しかし、昨夜から降り出した雨は一向に衰えず、天気予報ではさらに激しくなるとか。
今日の担当はp・風路さん。そこから昨日回ってきたメールには、どこにも「雨天中止」の文字はなく、
1.くもりまたは小雨の場合は予定通り歩きます。
2.中程度の降りのときはコース短縮。
3.本降りのときは、公園内散策と資料館見学(300円ですが、20名以上なら240円)
とあります。雨具を着込み、ザックカバーを付け、傘を持ち出かけます。
それでも集合場所には3人のキャンセルを除く23人の人が集まりました。凄い!今日は皆さまのど根性ウォークとなりそうです。
その場で協議し、滑りにくい安全な道を通り、どうしても見ていただきたい素敵な湧水と、井戸尻遺跡をショートカットで歩くことになりました。では車に乗っていざ出発!!
 はじめは湧水に向かい、車を置いて歩くこと10分ほどでしょうか?下見にいけなかったので、私も初めて訪れる湧水に到着です。ウラジロモミ、モミ、スギの古木に加え、クロベ(黒檜 別名ネズコ)の巨木が点在する原生林の趣を残す森の中にそれは有りました。

 立て札の説明によると、ここにあるクロベの幹の太さは540,450,430〜330cmまでが6株、200cm台も8株と 日本特産の常緑針葉高樹クロベがこれほどあることも、この森の特徴のようです。


これらの幹が雨に濡れ黒々と聳え、下草は雫を受けて浅緑色に輝き、6月の雨の日でなければ見ることの出来ない光景かも知れません。
湧水の流れを辿っていくと、大きな岩に縄がかけてあり、ここから水が湧き出ているようです。 ここで記念写真を撮り、車に戻ります。


               
                  バックの鬱蒼した森にはトトロが住んでいそうです。

 さて次は井戸尻遺跡公園に移動です。ここは縄文遺跡の残る公園で、棚田を利用   したスイレンや蓮田は地元の方のボランティアで綺麗に整備されています。
紫が艶やかな菖蒲が咲き、スイレンも綺麗に咲いています。雨に打たれたスイレン池に浮かぶ白やピンク、黄色のスイレンは雨を楽しんでるがごとく笑顔で咲いています。
今日はこんなお天気だったので、カメラも持たずに出てきましたが、写真はp・ZOOMさん、p・風路さんからいただきました。
 後1週間ぐらいで蓮も咲き始めそうに蕾がでていました。ブルーベリー狩りと合わせて楽しんでいただけます。
 

 井戸尻の後はp・たん歩゚歩゚さんのダイニングルームをお借りして、参加者みんなでお弁当を頂きました。今日もカッコウの安心、安全の『みっちゃん弁当』です。美味しかった!
 最後に今日の担当の風路さん、数日前からお天気に気をもみ、本当にお疲れ様でした。
是非今度は晴れている日にフルコースでご案内いただきたいと思います。

井戸尻遺跡     井戸尻遺跡の花々

ブルーベリー狩りと古代蓮