八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : バザーの準備

Jun 24, 2008

バザーの準備

 今日は諏訪中央病院のバザーの準備です。泊まりにいらしている友人のKさんも一緒に行ってお手伝いをしてくれました。
3時からの予定ですが、ガーデンキッチン歩庵さんでランチをして、早めに病院の庭へ行くと、すでにエリ子先生はフラガールのためのレイ作りをしていたり、他にも3人ほど来て花束作りをしていました。


 やがて3時に近づくと一人、二人と集まって来て、賑やかに花束作り。お花を摘む人、束ねる人、それを濡れた紙で根本を覆い、さらに蕗の葉っぱで根本を包んで麻ひもで結んで出来上がり。
途中でエリ子先生の花束作りのレクチャーもあり、5時頃には花束もレイも沢山で出来、みんな明日の出番を待って氷水に浸けたり、クーラーボックスの中に納めて終わります。

        花束作りのレクチャー            こんな素敵なレイができました。

 バザーの時はボランティアの人も、フラを踊ってくださる方もランチをするので40人分くらいの食事を作ります。夜は明日の五目おこわの具を煮込み、明日売らせていただくYさんお手製の「根付け」の準備をします。
この「根付け」はムクロジ(無患子)やフジ(不死)の種、豆、木の実など自然からの恵みを使い、無患子や不死と言うのも病院でのバザーにはピッタリです。無患子は無病息災を念じ、昔はお数珠にも使ったことや羽根突きの羽根の頭に使ったことなど材料の説明書きも添えてみました。
快くバザーに提供してくださったYさんに感謝、感謝です。

Y様から無患子についてお聞きしました。
ムクロジ(無患子)
 お釈迦様が広められた数珠の最初の材料がムクロジだったので お寺に良く植えられているそうです。
 又、羽根つきの羽の玉もムクロジで、羽根は田畑の害虫を食べる トンボに見立てたものと言われているそうです。 トンボに見立てた羽根を飛ばし、無病や豊作を祈る宮中行事が 羽根突きのルーツとも言われているとか
 身の皮はサボニンが含まれ昔は洗剤としても使われていたといいます。
以上は みどり学の講師「石井誠治」先生の著書 「都会の木の花図鑑」に記載されていました。