八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 裏庭の鹿

May 18, 2012

裏庭の鹿

 何気なく裏庭の花を見に行くと、沢向こうでがさがさと動く気配。なんと10頭近くの鹿がゆっくりとこちらを伺いながら移動している。

 立ち止まってこちらを見ている鹿には柔らかそうな一本角が。まだ角袋に包まれている。この鹿のは若くて一本なのか、まだこれから枝分かれするのか・・・。でも体も小さいので1年目の鹿かも。

 鹿は毎年、早春に角を落とし、新しい角が生えてきます。この時に最初に角袋ができて、夏頃までその中でぐんぐん角が育ちます。1歳は1本角、2歳は一叉ないし二叉角、3歳は二叉ないし三叉の大きな角、4歳以上は三叉の大きなつのとなります。それが9月頃には完成して、回りの皮も落ちます。そして良く翌早春にはまた角を落とします。
林の外周に取り付けた銀・メタルレッドのテープが効いているのか、こちらの庭にはテープを張って以来進入していないようです。我が家を避けて、お隣の林から我が家の横を通って表に抜ける事もあるようです。