八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々

　 今日も青空は広がっていましたが、とても寒い一日でした。こんな日はコトコト煮仕事がしたくなります。ちょうど比内鳥のガラがあったので、これを一度軽くゆでこぼしてお鍋に入れて水からストーブの上で1時間コトコト。火から下ろして鍋カバーの中に入れるときに生姜とネギ、昆布と干し椎茸1枚を投入。夕方まで鍋カバーの中。こうすると昆布と椎茸の旨みだけがじっくりと出て、鶏ガラスープの味の邪魔をしません。
　 今夜のお客様は夕食なしでオーロラ伝説の後にチェックインです。主人と二人だけのお夕食はこのスープでたっぷり野菜を煮込んだお雑炊と牡蛎フライ。寒いところから帰ってきた主人は「体が温まるーー」と。
　もう一つの鍋カバーの中には五目寿司の具が。こちらは人参、ゴボウ、高野豆腐、油揚げ、コンニャクを調味料で一煮立ちさせたら昆布を1枚入れて鍋カバーの中へ。干し椎茸は別に甘辛くこってり煮。ヤーコンは細く切って甘酢で炒り煮。こうするとまるで酢蓮のようです。こちらは明日の持ち寄りランチ用。