八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 津南で農業ボランティア

Oct 31, 2011

津南で農業ボランティア

 わが家のお米を買っている農家に農業ボランティアに行ってきました。前回はペンション仲間でしたが、今回は諏訪中央病院のグリーンボランティア仲間と一緒に行きました。皆さん行く前から働く気満々。この家の親戚であるp・たん歩゚歩゚のりぃさんも昨日から行って、たいそう働いているようです。(メールが来る)私、働けるかなー?
 6時に家を出発。Kさん宅からKさんの車に乗って、途中で他の人と合流しながら6人で一路津南に向かい、到着は10時少し前。炊き込みごはんとお茶をいただいて早速作業に。今日はお天気が気まぐれで、降ったり止んだりです。長靴に雨具の出で立ちで軽トラで茄子畑に向かいます。
 さてここでは片付ける前に大小なっている実を全部収穫します。家庭菜園ではありませんから、延々と続く畝が何列も。それでも7人で作業すれば結構早くできるものです。雨も激しくなって来たので一旦家に戻り、今度は柿の皮むきと吊す作業です。こうが良いあーが良いと言いながら作業を。窓辺に吊し終わる頃にはお昼ごはんの良い匂い。
 大盛りのうどんは食べても食べても減らず、むしろ増えていくよう。畑にある野菜が色々形を変えてテーブルいっぱいに並んでいます。こちらだけでもお腹がいっぱいになってしまうのです。
 午後からはまた茄子畑に戻って、ロープを外し、支柱を抜き、木のように大きくなった茄子を倒し、それを軽トラックで男性が捨てに行きます。荷台で茄子の木を踏んで積むのですが、それでも軽トラ3杯か4杯にもなりました。


 次はアスパラ畑の片付けをしましたが、雨もひどくなってきたの今日の作業は終わりです。今日の作業目標は柿の皮むきと茄子の片付けだそうで、一応1日目の目標は達成です。
 雨と泥で汚れた雨具を地下室で脱いで、温泉券をいただいて竜神の湯へ。ゆっくりと暖まって戻ってくると、 ふやかした餅米と解凍した竹の葉が用意されており、ちまき作りです。これは是非教えて欲しいと頼んでおいたので、お婆ちゃんが用意してくれたのです。早速台所にビニールシートを敷いて、チマキ講座です。竹の葉を一枚一枚良く拭いて、これを2枚使って三角に包みます。それを菅(スゲ)の紐で結びます。初めはなかなか上手くいかなのですが、コツを覚えると楽しくなります。それにしても田舎の人はなんでも大盤振る舞い。出されるお料理もそう ですが、ちまきも10個ぐらい作れば覚えられるかなと思ったのですが、用意されたのは150個分のお米と竹の葉っぱ。竹の葉も菅も山から採ってきて、使えるように保存しておくのも大変なのに、こんなに私たちが使ってしまって良いのでしょうか。包んでも包んでもお米が減りません。後ではもうお夕食の良い匂いが。折角温かいお夕飯ができたので、少し残してお座敷に行きご馳走になりました。その間におばちゃんが残りを包んでくれたようです。
 みんなが楽しみにしていたお夕飯も、地元で採れた食材が、美味しく調理されて並んでいます。そして新潟の美味しお酒も並んでします。みんな呑める人ばかりで良いナー。今日の作業を無事終えて乾杯!!涌井家の皆さんは直ぐに名前を覚えて、気さくに話しかけてくれるので、今日初めて来た仲間達もすっかりとうち解け、陽気に食べて飲んで楽しそうです。良かった、良かった。

 お食事の後のデザートはさっき作ったちまきです。熱湯で20分茹でた熱々にきな粉をまぶしていただきます。別腹、別腹。

 宴会がお開きの後は12時まで寝室で修学旅行のようにおしゃべり。明日は6時起きです。