八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々

　 今日は虎の門病院（東京都港区）血液内科の谷口修一部長による「作業員の幹細胞採取を」というニュースと英インペリアル・カレッジ・ロンドン客員教授のロバート・ゲイル博士（６５）による「少人数が大量被ばくすると事前に分かっていれば実施してもいいかもしれないが、現況では合理的ではない。むしろ、作業員が高線量の放射線を浴びないよう警戒することで、彼らの健康を守るべきだ」と言う発言があった。
ニュースでは薬品は製薬会社が無償で提供するけど、採取費用は自己負担で10数万とか言っていたような・・・これって希望者には勿論雇用している会社や国が負担すべきでは？
でもこうして作業をする方達の健康面も真剣に考えるようになっただけもよかった！
作業員を派遣している東電の下請け会社が、２人分の事前採取を要請しているとも書いてあった。
一番は被爆しないこと。だけど今まで誰も経験していない事態で、誰もこのために訓練した人はいないはず。だからこそ現場で作業をする方々に、あらゆる危険を想定して、綿密なオリエンテーションが一番重要なのでは。
今日の鎌田先生のブログ「悲しくて、美しい夕暮れ。太陽は沈んでも、明日、必ず昇ってくる。」と。
ここも夕日がとても綺麗でした。また明日を信じて・・・

掲載の絵は蓼科の水彩画家・片田好美さん作のクリスマスローズ・ボッコネイ　ハイブリッドです。