八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々

　Ｂ級ご当地グルメ日本一に選ばれたのが「甲州　とりモツ煮」だったのは皆様ご存知ですよね。私は横浜育ちですが、母がこれが大好きで、小さいときから食卓にのっていたので、甲州名物とは思っていませんでした。勿論お蕎麦屋さんにもモツ煮はあったし、生のモツは鳥屋さんに行けばいつでも売っていました。むしろこちらに来たら、鳥屋さんというものがなく、スーパーのパック詰めのモツはイマイチ手が出ずでしたが、今お肉を仕入れているお店のモツが最高に美味しいことが分かり、最近は時々煮ていたら、偶然このブーム。噂に寄れば、どのお店も鳥モツの旗を翻し、行列のできるお店もあるとか。
　今日もレバーを１ｋｇ仕入れてモツ煮を作りました。主人が砂肝は嫌いなので、今日はレバーのみ。卵はキンカンとこちらでは呼ぶそうですが、私は好きですが、主人はこれも好きではありません。
つくりかたは簡単だけど、初めに見る形や、それを下ごしらえするのが苦手な方が多いかも。
丁寧な下ごしらえと、たれの煮詰め方がポイントでしょうか。
モツを生姜と一緒にふわっと薄味で煮て、最後に汁だけを煮詰めて、焦げるか焦げないかまで煮詰めて絡めるだけ。味はしっかり甘辛です。でも中は薄味なので食べると丁度良い味。お酒もごはんも進みます。母はいつもゴボウとこんにゃくを一緒に煮ていたので、我が家流はそれが入りますが、今日はお蕎麦屋さん風に。