八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : サロンでフクロウウォッチング

Jan 11, 2010

サロンでフクロウウォッチング

  連休最後の日です。お客様をお見送りして、鏡開きなのでお供え餅を下げて、白小豆を煮て、それから主人とフクロウウォッチングに出かけました。お客様には早朝にお弁当を作るのに、自分達は時間に追われ、コンビニおにぎりで間に合わせが多い悲しい現実。
 今日も私は読書かお昼寝がてらの不真面目な鳥見のつもり。ところが現地に着くと片田さんがYさんと来ていました。そしてお二人もお弁当持ちで我が家の車に乗り込み、楽しい鳥見となりました。目は窓の外なのに、おしゃべりは尽きません。こんな楽しい鳥見をしていると、ジッと一日朝から1人でフクロウやコミミを待っている方って、凄い忍耐強いのだなーって思います。
 連休で刺激されたのか、鳥運の良い私がいても(一寸自信過剰ぎみ)フクロウもコミミも出てきません。やがて段々日が暮れてくるにつれて、1台2台・・・と車が立ち去っていきます。とうとう2台に。もう一台も外に出て、お帰り支度をしています。そのときです、奥の方でフクロウが飛びました。大きくは飛ばず、横へ枝から枝へと移動したり、地に降りて狩りをしているのかしばらく出てこなかったり。これを見たのは我が車の中の4人だけです。肉眼で見える最後の明るさです。
でも最後まで残ってフクロウを見た私たちが、やはり一番根性があったのかというとそうではありません。ただ車の中がおやつを食べたり、おしゃべりに花が咲いたり、楽しいサロンだったのでこの時間まで待っていられただけのこと。「もしお互い別々だったら、もうとっくに帰っているね」・・・と
不真面目なウォッチャーの私は、いつもこんな鳥見ならしたいナー。
 帰りにあるびおんに寄った片田さんに最近の作品「キレンジャク・ヒレンジャクとヤドリギ」の水彩画を見せていただきました。いつもながら野鳥を愛し、野鳥と共に暮らしている人じゃなければ描けない作品に感動!それはいつかお見せできるかも知れませんが、今日は秋から冬にかけて描いた作品をご紹介。
     
       ツグミとアオハダ                  アトリとキミズミ