八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : 男の子、女の子

Oct 12, 2009

男の子、女の子

 昨日は小学生の男の子が1人、別のご家族の女の子が姉妹で2人お泊まりでした。
男の子は野鳥や、昆虫や生き物が大好きです。写真や絵を描いた記録も作っています。昨日は八ヶ岳倶楽部で柳生博さんにも見ていただいたようです。朝も早くに起きて、早速窓からアカゲラを見たそうですし、朝食の前にお母様と主人のお薦めポイントに行って、ルリビタキなど見てきたようです。朝食時も窓の外の観察を怠りません。勿論どの野鳥の名前も言い当てます。
 一方女の子の姉妹は朝のお散歩で、アカツメクサやエノコログサを摘んで、可愛いブーケに。そして帰ってくると直ぐ主人に渡してくれました。私はそれを小さなカッ プに入れて、そのご家族のテーブルに飾りました。それを愛おしそうに眺めているので、お帰りの時は枯れないようにブーケにして渡してあげるとニッコリと嬉しそうな顔。ペンションの前でそのブーケを持って記念写真を撮っていました。
 一概に決めつけてはいけないけれど、自分の子だけでなく、多くのお子さんをペンションで見ていると、どうして男の子と女の子の興味はこうも違うものかと驚いてしまいます。今は大きくなると男女逆転現象が見られますが、きっと生まれたときは一部の方を除いて、男の子は男の子らしい、女の子は女の子らしい特性を強く持っているのだと思います。でも成長する過程で男の子でも草食系になったり、女の子でも肉食系になったりするのでしょうか。昔のように女だからと家庭の中で家族のことだけ考えていられず、社会にでて一人前に働かなければならない、男だからと言ってもそんな奥さんを支えるため家事も受け持たなくてはならない・・・それで両性が歩み寄った結果かも。
今朝帰られた3人のお子さんは、今のままですくすく育っていける、豊で余裕のある社会になって欲しいナーとしみじみ思いました。