いい丸鶏が手に入ったのでサムゲタンを作りました。私は冬になると作るのですが、本来は夏のスタミナ料理らしいです。
塩麹でサムゲタン
材料:丸鶏1羽、もち米2/3カップ、塩麹 生姜、ニンニク、干し椎茸、昆布、人参、ゆり根、なつめ(本格的には朝鮮人参や栗を入れる)、長ネギの他スープで煮込む野菜はお好みで。
本格的薬膳にはネギ、大根、醤油、味噌はNGだそうですが、それにはこだわらず、家にあるもの、食べたいもの入れて良いと思います。
- 丸鶏のお腹の中を良く洗い、ペーパータオルで水分をよっくふきとる。
- 鶏の内外に塩麹を塗り込。もち米を水に浸す間鶏を冷蔵庫で味をなじませる。
- もち米を洗って水に浸しておく。30分から1時間
- 人参は細い千切り、ゆり根はほぐして良く洗っておく、なつめの種を除き半割に、大きかれば少し小さく切る。水から引き上げたお米と混ぜておく。
- 鶏の首の回りの皮で首の骨を覆って、たこ糸で縛る。
- 鶏のお腹に具を混ぜたもち米を詰める。増えるので8割ぐらい
- 針に通したたこ糸でお尻を縫合。また手羽先、ももが開かないようにたこ糸で全体の方を整えて縛る。
- 昆布、干し椎茸(戻したもの)、長ネギ、人参を鍋に入れ、鶏全体が浸るくらいの水を入れる。
- 鶏が浮くようなら落としぶたをして煮始める。灰汁をこまめにとり、沸騰したら弱火でコトコト煮る。2~3時間。
- 回りのスープにも野菜を入れたかったら、根菜のような堅いものは途中で入れて柔らかくする。葉ものは最後にいただくときに入れると良い。
- 鶏一羽を食べきれないときは、煮終わった鶏を取りだし十分冷めてから半割、又は四割にする。冷めていると綺麗に切れますが、熱いと柔らかくて崩れやすい。それぞれをラップで包み保存。
- 食べる分の鶏をスープに戻し温めていただく。この時葉物やきのこ類を入れてもよい。
- スープの味付けは塩、塩麹、胡椒で薄味に仕上げる。鶏と野菜の旨みでいただく。
- お鍋の中で崩しながらいただく。鶏にはごま油と醤油、辛子などつけていただいても美味しい。
今夜は、半割の鶏にスープ(途中で人参、大根を入れ柔らかくしてある)を入れ、エリンギを足して温めていただきました。
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