ルバーブはタデ科の多年草で、原産国はシベリアです。スイバのように茎には酸味があり、ヨーロッパではお砂糖と煮てジャムやパイのフィリングとして使われて来ましたが、日本ではあまりなじみのないものでした。
私たちが初めてであったのは30年ほど前の黒姫でした。ロシア人が持ち込んだのがきっかけで、新潟や北海道から広まってきたようです。そのころは青い茎のルバーブでジャムはくすんだ緑でした。でも酸味が効いて美味しいジャムだなーと思ったのですが、まさか後にルバーブの産地となるところに住むとは思ってもいませんでした。
高原で涼しい八ヶ岳はルバームの栽培に適しているようで、八ヶ岳周辺では最近栽培が盛んになり、緑に替わって真っ赤なバーブも栽培されるようになり、見た目も美味しそうなジャムをつっくることが出来るようになりました。
私はボランティアのお友だちから赤いルバーブの苗をいただき、それを近くのお友だちの畑で育ててもらっています。農薬も使わずEMボカシで育てている畑なので安心です。草取りも何もせず、伸びたときに収穫するだけで全てお任せです。
朝食の時にジャムをお出しすると、どんな形の植物なのかと良く聞かれます。それで今日は写真も撮ってきました。
葉には毒があるの食用にはしません。私は畑で葉を落としてきます。茎だけを洗ってジャムにします。
ジャムの作り方は簡単です。
1cm位に切っては甜菜糖をまぶしていき、しばらくおいて汁が出てきたら火にかけると直ぐに柔らかくなります。それだけで酸っぱくモッタリとしているのでペンクチンとしても酸味としてもレモンはいらないように思いますが、レモンを加えるとぱっとより赤く発色しますし、色持ちも良くなり、味もよくなります。ルバーブにはちょっと独特な香り、これがバーブらしさなのですが苦手な方もいるようです。でもレモンを加えるとそれが気にならずに美味しくいただけます。是非最後にレモンを!
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