八ヶ岳・小淵沢ペンションあるびおんが紹介する苔玉のページです。

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(2004年)
3年目(冬越しした)の苔玉〜4年目へ


2004.10.25(月)
 そろそろ寒くなって、霜の心配が出てきました。今きれいに咲いているトリカブトの苔玉2ヶと紅くはなっていない紅葉の苔玉1ヶを一つのお皿に盛り玄関に飾ってみました。写真をクリックすると大きくなります。

2004.10.16(土)
 さて今年の苔玉も少しずつ地上部が枯れ始めたりしてそろそろ冬眠準備を始めています。今年も4月の芽吹きからギボウシやツボサンゴ、ユキノシタ、野州花石満などが花を咲かせてくれたり、夏には緑の葉と苔が爽やかさを与えてくれました。そうそう、時には鳥が羽を休めたり、苔玉の上でひまわりの種を食べたり、またその中に埋めたり。そのせいかあちらこちらの苔玉からひまわりの双葉が出ています。フサフサした山芝の苔玉の上にはクルミが隠されています。これはリスの仕業です。こうして苔玉達は私達の目を楽しませるだけでなく、ベランダを訪れる鳥や動物にも憩いの場を提供してくれています。

 さて今年最後に楽しませてくれる苔玉はトリカブトです。今、紫色の花を咲かせベランダを彩っています。今年は台風も多く、いくつ苔玉がコロコロと転がったたことか。でもそんなことに負けずにこんなにけなげに咲いてくれるのですから。お花の少なくなった秋に咲くトリカブトは貴重です。
2004.07.22(木)
 3年前に初めて苔玉を作ったときに山野草店で苗を買って植えた野州セキショウが今までで一番綺麗に花咲きました。苔玉の中はもう根っ子だけなのか空かすかとしています。もうじきギボウシも花咲くでしょう楽しみです。

 
野州セキショウ

2004.05.15(土)
 落ち葉の山の冬眠場所から出して一ヶ月が経ちました。苔の色が一時悪くなったものもありますが、苔玉の中で息づいていた植物がむくむくと起き出してあっという間に大きくなりました。他の苔玉達も順調に育っています。

  
もう枯れたかと思っていたらこんな細い命が。シダの芽が出てきたようです。 苔玉から棒のようにでていたのですがいつの間にかこんなに葉が茂りました。
3年目のギボウシです。今年は芽の数が増えたようです。薄紫のお花が楽しみです。
ちょっとわかりにくいのですが中心からツボサンゴの赤い花芽がすーっと伸びています。 苔バスケットもユキノシタやギボウシやが大きくなりバスケットを覆うようになりました。今年張り付けた周りの苔も定着してきたようです。


2004.04.21(水)
 
 13日に落ち葉の中からとりだした3年目、2年目の苔玉をベランダの指定席に並べました。それだけで棚はいっぱいで昨日作った苔玉はテーブルの上に置きました。でもこうして年を越し3年目ともなると本当に一つ一つが愛しくなります。苔玉の中は根っこだらけなのか苔玉を押すとフワフワとスポンジのようになってきました。この限られた中でいつまで生き続けるのでしょう。落ち葉の中で春を待ち続けていたのでしょうか、こうして出した途端芽吹き始めました。
雪の下は落ち葉の中でも枯れずに残り、後にもみじが芽吹き始めました。 山椒の芽吹きです。


2004.04.20(火)

 今までは枯れないように丈夫なもの、春から秋まで葉が綺麗なものという基準で植える植物を選んでいましたが、3年目を迎えかなりの確率(失敗は2/25個)で無事年を越しているので今年は少し繊細で可憐な花を付けるもの植えてみたくなり苔玉作りを始めました。植えた植物はアズマイチゲ、ヒゴスミレ、鮮やかな草ボケも植えてみました。今年はお花が咲かないかも知れませんが来年を楽しみにして気長に待ちます。
葉が苔に隠れて見にくいのですが、葉が5裂に裂けているヒゴスミレ(肥後菫)です。日本に400種以上あるという菫ですが葉が裂けているスミレは3種だけです。苔玉の中で生き続けてほしいお花です。


2004.0415(木)

 この冬中、室内で越した苔玉があります。一つの器の中に唐松の苔玉、モミジと雪の下の苔玉、、シラサギカヤツリの苔玉と3つの苔玉を寄せてずっと玄関に飾っておきました。唐松は春に実生の苗を植えたのですが、室内に置いたせいか秋になっても紅葉も落葉もせず緑のまま冬を越しました。モミジは紅葉し葉も落ちて枝だけの状態で冬を越しました。カヤツリは一昨植えたのですが昨年はとうとう芽を出さず、ただ苔だけがとても綺麗だったのでここに置いておいたのです。冬の間中唐松と雪の下と苔は青々として目を楽しませてくれました。でもそれらが春になりこんなに生き生きとしてきました。まず昨年芽の出なかったカヤツリが水分が常にあったせいか数本芽を出しました。雪の下の後のもみじが新しい葉を出してきました。それに良く見ると唐松の枝先にも若草色の新芽が2本ずつタレ下がっています。唐松の足下からはシダも出てきました。雪の下も茎をピーンと上へもたげてきました。この小さな器の中に小さな林が息づいているようです。


 先日落ち葉の中から出した苔玉達はベランダの指定席でみんな元気にしています。ただの苔玉だけのものも今その中で今年の芽を出す準備をしていることでしょう。


2004.04.13(火)

 この冬も昨シーズン同様落ち葉のベッドの中でお休みいただいていた苔玉達を出してみました。適当な水分でしっとりと濡れた苔は青々としており、植えられた植物はそのまま青々としているもの、すっかり枯れたもの、すでに新芽を出し始めているものと植物によって色々です。夕方冷たい風が吹いてきたので今夜はまた物置小屋に入れてあげました。
裏庭のこの落ち葉の山が苔玉の冬眠場所です。

手探りで苔玉を探します。これは雪の下を植えた苔玉。元気そうです。 これもしっかりとに息づいています

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