夕べからの雪がうっすらと積もった小淵沢ですが、諏訪中央病院へ向かう鉢巻き道路や茅野の風景は小淵沢とは全く違って、それはすっかり雪国の景色。
1月から3月までは諏訪中央病院のお庭のボランティアはなく、月1回の勉強会を開きます。今日は1月の勉強会で鎌田實先生のお話です。
病院の庭もすっかり雪に埋もれ、ハーブティーを作るヤカンを庭のキッチンに取りに行こうとしても深い長靴でなければ行けないくらい。
そうこうしているうちに男性陣が雪かきスコップを持って現れ、瞬く間に道が開かれました。これで患者さん達も雪の庭のお散歩が出来ます。
10時からはボランティアの話し合い、11時からは鎌田實先生のお話です。先生は体調を崩してしまったようですが、それを押してでて出て下さったようです。
先生のお話はいつものように何々をこうしなければならないではなく、ゆとりを持った健康な身体と心を作る提案。ベジタリアンなら、決してまじめなベジタリアンではいけない、不真面目なベジタリアンで丁度良いとか、美味しくて身体に良いものの提案とか。
鎌田先生が諏訪の名産・寒天を勧めていることは有名ですが、今年は高野豆腐です。高野豆腐もこの地では昔から親しまれていたものです。食物繊維、鉄、亜鉛、カルシウムが豊富なのでとてもいい食材と言うことです。
私も大好きで、色々なものに使っています。小さく切って売っている高野豆腐はひじきの五目煮や五目ご飯にも使いますし、大きな高野豆腐は三角に切って、切り口に切れ目を入れてお肉を詰めて煮ると若い人も喜んで食べてくれます。またハンバーグや肉団子のつなぎに高野豆腐をおろし金で粉にして使います。高野豆腐が苦手な人にもこれなら絶対にわかりませんよ。
昔の高野豆腐は乾物にありがちな日向臭さがありましたが、今の高野豆腐はそれもなく本当に美味しくなりました。是非皆様も色々お使いください。