お昼は表参道へ。ここに一度行っただけで大ファンになってしまったお店があるからです。それも偶然にどこでランチをしようかなと迷っていたときに、フランス人(たぶん)のお兄さんに「どうぞ」と招き入れられたのがきっかけ。それほど高級店も無さそうだし、何料理かも分からず入店。でもそのときいただいたフランス南西部のトゥールーズの郷土料理カスレが素敵に美味しくて、私の質問に、わざわざシェフ ギョーム・シグレールが出てきて説明してくれたのが嬉しくて。
初めて行った時のブログ
それは『ル・プレヴェール 東京 』です。パリ、カルチエ・ラタンの中心に本店があるそうですが、支店はここ表参道だけです。このお店で、ここのお料理を味わっていると表参道にいること忘れそうです。
GYRE、シャネル、ブルガリが入っているビルの4階にあるお店ですが、決して高級レストランではなく、その一角にカジュアルな服装で入れるビストロがあるのです。コートは自分で入り口に下げ、お店も調度品も、雰囲気も巴里の居酒屋そのもの。黒板にはその日のメニューやワインが書かれており、てきぱきとしたサービスに、賑やかにお料理やワインを楽しんでいる人たちでいっぱいです。丁度最後の席に着くことができました。
でも、でも、お料理はピカイチ。どれも真似のできないアイデアと香辛料の使い方と、これも真似のできない自家製シャルキュトリー(ソーセージ、ハム、テリーヌ、リエット、パテなどの肉の加工食品)が絶品。私は美味しいテリーヌやパテがあったら、後はフランスパンだけでも良いほど大好きなのです。また今日は日本の蜜芋やキクイモなどもつかわれていました。
そして何より嬉しいのは、この地にありながら、そしてこれだけ手の込んだお料理でお値段がリーズナブルなのです。
今日はここへどうしても主人と娘をつれて来たかったのです。そして二人とも大満足。良かった!